そくわん症関係のヨガ

「身体の歪み」は「骨組みを構成する組織の変形」が問題となります。


ズームアウトして体を観察して歪みがあるならば、
ズームインして体の細部を観察して骨組みに異常をきたす変形がある。


身体の歪みを改善したいのでしたら、
直接的なアプローチでは骨組みを構成している組織の変形を元に戻せばいい。


一般の方でしたら、身体の歪み部分の観察までは直感的にできるでしょう。
専門家となれば、体の全体像を観るだけではなく、
骨組みを構成する組織の変形を注視します。


そのようななかでも
そくわん症は、とても身体の歪みの中でも大きな問題。


対応するにも、
成人の側わん症でお悩みの人を改善させた臨床を持つ方には、
それがどれほど、ズームインしてズームアウトして、
個々に対応するために技術を開発する必要もあるし、
それがどれほど大変なことであるか!


もし施術を受けることと同時進行的にヨガで
部分的にでも自主改善をしていただければ、
改善成績は向上するものでしょうか。


そくわん症を対応しようということで、
体の背後の筋肉をストレッチするなどの特化したヨガがあるようです。
ちょっと興味あります。


ホームページを紹介しておきますね。


Yoga For Scoliosis
http://www.yogaforscoliosis.com/index.htm


Yoga for Scoliosis [DVD] [Import]

Yoga for Scoliosis [DVD] [Import]』というDVDがあるのですが、
買おうかどうしようかちょっと迷ってます。^-^;



そくわん症はかえって間違った負担がかかるようなことをされれば、
非常に危険なこととなるでしょう。
そくわんしていて曲がっていたとしても、
体や脳は曲がっている状態に慣れ親しんでいるため、
それをいきなり別な姿勢を強いられれば、
たとえ理想姿勢と呼ばれるものに近づけるようなものでもです。


人体には昨日までの体の状態がいきなり体温が平熱の36度から
ぐらつかないように体内の調整をするのです。
昨日は40度で明日は18度とかいい加減な状態では生命維持できない。
だから特別な調整機能がバックで常に活躍してくれているのです。


それと同レベルに必要なのが体の姿勢を維持させ、
ぐらつかせないような体内の調整機能です。
運動神経系に関係の深い調整機能ですね。


そうやって異常なほどの急激な状態変化が起きた時のリスクを回避する。


それを無視した自己調節はときとして百害あって一利なし。
特にそくわん症という
呼吸器系、循環器系、消化器などの問題や
疲労の蓄積から炎症が恒常的にあるようなときには、
十分な個々の状況に即したものでなければならないでしょう。


そくわん症の方がいきなりDVDでがんばりすぎるのはリスキー。


だからとりあえず私自身が実際にやってみて、
検分してみたいかと。