いま、はまっている本は『菜根譚(さいこんたん)』です。


肩の力を抜きつつしっかり足元に根を張って生きていく。
そんなしたたかな悟りを与えてくれるような内容の本です。


Wikipediaより引用させていただきますと
菜根譚(さいこんたん)は、中国の古典の一。
前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、
主として前集は人の交わりを説き、
後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。
別名「処世修養篇」(孫鏘の説)。
明時代末の人、洪自誠(洪応明、還初道人)による随筆集。
その内容は、通俗的な処世訓を、三教一致の立場から説く思想書である。』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%9C%E6%A0%B9%E8%AD%9A


上野の駅構内にスタディルームという科学実験ツールなどを扱うショプがあったんです。
そちらで「水飲み鳥」という、
昭和に流行った懐かしいおもちゃを買いにいったのですが。
ちょうどそちらが閉店とのことで、閉店セール中。
すでに水飲み鳥は売れてなくなりがっかり。


広い上野駅構内を歩きまわり駅ナカのお店を見て回りました。
そのとき菜根譚は書店に立ち寄って手にとったのですが、
今までなぜこの本を手にしていなかったのが不思議です。


書店には『菜根譚 (図解雑学)』が平積みに。
菜根譚の漢字が読めなかったのでなんだろう?と。


目を通してみると、
内容が禅のような思慮分別を教える深さを感じます。


アマゾンで『菜根譚』と検索したら50冊も
翻訳本や解説書が出版されてました。


多くの御仁がご存知の書だったのですね。
まだまだ青いなといわれそうです。^-^;


Wikipedia菜根譚を調べると愛読者には、
* 川上哲治
* 五島慶太
* 椎名悦三郎
* 田中角栄
* 野村克也
* 吉川英治


など。


個人的には野村克也氏が菜根譚を愛読していたということに、
「なるほど、そうでしたか〜!」ととても納得いたしました。