がんばらないといけないときの備えに


午前中のお客様と、
震災当日の帰宅困難者となられたときのことをお話いただきました。


詳細をお話しするのは申し訳ないので割愛いたしますが、
ちょっとびっくりするくらいの距離を歩いて帰宅なされたそうです。
お客様は60代の女性で歩くのは苦ではないとおっしゃられますが。


ただ・・・、
私でも余震は怖いですが電車が走るまで、
どこかでひたすら時間をつぶそうかなと。
そう思うかどうかのぎりぎりでしょうか。


私もてくてくと歩いて自宅の品川区の目黒線西小山駅から秋葉原まで。
時間があればそのようなこともいたしますが、
ちょっとそういった私でもメゲそうな気がする距離です。


私どものところへおいでいただいて、
なんらかの交通事情が悪くなり自宅に帰れなくなるようならば、
私の家(品川区)から歩いて中野区の知り合いのところで
泊めていただくつもりでお越しいただけたとおっしゃっておられました。


勇ましいです。


行動的に生きて行くためには
歩き抜くための脚力って必要。
歩き抜ける自信が必要。
そう痛感いたしました。


今後にどのようなことがあるやもしれないため、
そのためには体を整えておくほうがいいだろう。
その考えで私どもの施術をキャンセルしないで
おいでいただけました。


頭が下がります。


私ごとですが、
数日前から左腰に松陰神社からお授けいただきましたお守りを下げています。


吉田松陰を御祭神としておまつりするのが松陰神社
吉田松陰安政の大獄により命を落としました。
そのときの辞世の句、
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂


大和魂”とは日本独自の古来から伝わる言葉。
勇敢で潔い気性をあらわします。


これからのこころの支えになる言葉となるかもしれない。
そう感じます。