腹部の硬さと精神的なブルーとの関係

腹部に硬直感がある場合。


腹部を弛緩させているときは、
内臓を通過して大腰筋や腰椎をもさわれて形状がわかること。


かなりしなやかな内臓の状態でなければ、
こうはいかないでしょう。


たとえば、
脚部の冷え性やむくみが強く出てしまったり、
症状の重いアレルギー性疾患をもっておられたり、
腰痛がひどかったり生理痛や婦人科系の疾患があったり、
精神的なダメージを受けやすかったりする方々の腹部は、
その多くは表層の腹直筋からしてカチカチに固まってる。


その他にも東洋医学系の腹診などのチェック方法を学び
興味深い内容を見つけて施術にいかしています。


だからいろいろな情報がお腹を観れば推測がつくのです。


おそらく現代の多くの方々は、
理想的なお腹の状態の方は少数になるのでしょう。
異常があるお腹の状態かどうかなんて、
意識しなければわかりませんでしょう。
多くの場合には、
脚部にいくべき血液が腹部に滞留して、
それが元で様々な問題を起こしている。
そのようにも見受けられます。


あまり詳細に伝えすぎては医師ではありませんため
誤解が生じてしまうため、さわり程度にしています。
ネガティブな情報を安易に伝えすぎるのは、
お客様の恐怖心を煽ることになりよくない。


ただ私と同じような職業の方が施術を受けられる際には、
相当に突っ込んだところまで指摘させていただいてます。





腹部の胆力というものが発揮できないことにより、
体はグラつきます。
それを抑えようとして抗重力筋が伸長できず萎縮して使われてしまう。
他の骨格筋も利き足側の大腿直筋などの萎縮する。


そして間違いなくといってよい多くの確率で
腹直筋の下にも臓器の硬化や胃や大腸や女性の内性器などが
降下してしまっている問題点が生じているようです。



逆をいえば、
腹部が理想的にまでしなやかであれば、
またはしなやかに生まれ変われば、
精神的な落ち着きを取り戻せますし、
大腰筋の萎縮による腰痛なども減少、
アレルギーも低減してくれるようで、
いいことが多くおこります。



そして今日、
施術させていただいたお客様がメールを施術前日に送ってくれました。
多謝。
その内容の一部。


--ここから--

それとなにより精神面での変化がすごいなと個人的に実感してます。
不安感がかなり薄くなっているかなと。
前回施術していただいて以来一度も深くブルーな気分になってませんから。
ここ10年以上精神面は一進一退だったのでこういう感覚は初かもしれないです。
不思議なものですね^^

    • ここまで--

まさにこのお客様のお腹の柔軟性が、
精神的な落ち着きを取り戻せるほど。


先日に精神的なことについて話をお聞きしていたので、
どうにかそちらが収まるようになってくれないものか。
そう願いながらの施術をしておりました。


それが今日、施術中にお腹をみてきっちりとわかりました。




ここまでくれば、大丈夫だ。
ここまで、ついに来ていただけたか!と、
本当に、本当にうれしかったのです。


今までの長き道程。
私どもの数多くのお客様の中で、
5本の指に入る施術の難しさでしたから。