痛点の取り方

ボラリティ療法の本からですが、
痛点の取り方の原理が紹介されています。


原理1は、ちょっとイラストがなければ説明しづらいので、ほぼ割愛させていただきます。
簡単に言えば、体には部分ごとに(+極)(-極)(無極)に磁気的傾向バランスがあります。

たとえば、
太ももは(+極)です。
この部位の前から見て中央部の上下中ほどくらいに痛みがあったとする。
そのような場合には、
胸の部位も(+極)の極性を持っているので、
この部位の前から見て中央部の上下中ほどくらいに痛みがないか痛点を見つよう。
すると不思議とみつけ出せるということ。

太もものところしか痛みがわからなかったとしても、
胸の部位に同時に痛みがあったことを発見したらこの胸部もアプローチしなさいねということ。



原理2は、
左側に当てはまることは、
しばしば右側にも当てはまりますということ。


イメージは体を中央で折り紙のようにおれるとしたら、
折り重なった部分に痛みの位置がそろうという感じでしょう。
左側の太ももの中ほどが痛ければ、
右側の同様な位置の太ももを探ると痛みを感じます。


原理3は、
前面に当てはまることは、
しばしば背面にも当てはまるということ。


原理4は、
痛点は、しばしば身体の主な関節の周囲に見つかります。
くるぶし、ひざ、股関節、手首、肘、方、首筋など。
このような生命線のようなところでしばしば滞りが起きます。





痛みというのは不思議なものです。

今、もっとも痛いところかその次点ぐらいの痛みがあるところしか
自覚できないんですね。


実際は痛みを感じさせて血液をもっとよこして再生してくださいなと
体の各部の組織がメッセージを送っても、
そのようなメッセージが脳でフィルターをかけられて、
上位のいくつかくらいしか拾われていない。


それはおそらく一気に体のいたるところの欠陥化した痛みを起こす
虚血状態の部位に血液を送ろうとすると、
血液を十分に脳に送ることができないようになって日常の生活に支障が及ぶので。


だから痛みの優先順位が高いものしか気づいてなくって、
実質100の痛みの部分があっても、
ほとんどの部分が痛みを感じられないようにフィルターをかけられている。
痛みがあっても自覚できないでいる。



そういった自覚できていない部分を、
私どもが見つめていき改善させていくことは非常に大切な仕事だと思います。
ここに、生命力をアップさせる秘訣があります。