頭で考えるな、感じろ。
これって、ブルース・リーの映画で聞いたことがありそうな。
どうも、男性は特に理詰めで物事を考えてしまいがちです。
それに対して、女性のほうが、しなやかさや感覚的な面が優れていると思います。
ときに快か不快かを感じ取ってことにあたる感覚が必要です。
『肝が据わる』という表現がありますが、
「頭」で考えているモードではなく、
「腹」で考えているモードなのです。
とかく頭は使いようです。
物事を複雑な状況ならば整理して分析観察する必要はあるのですが、
そこの点については五感をフルに使った感覚器官の稼働率が重要です。
そこをいつの間にやらしっかりと五感を開いて見ないうちに、
頭でいろいろと想像してしまい、
目で見て耳で聞いてみないのに、
勝手な思い込みをしてしまう。
そうなると想像で得た答えはブラックボックス化された不案内な点も多く、
到底理論武装できた状態まで持ち込めるシロモノではありません。
理詰めで考えて、土台が危うい状態です。
それに基づいて動くことができるでしょうか?
そんなことはしたくないと思えてきて行動まで移せなくなってしまいます。
そうすると頭で考えれば考えるほど、
動きたいけど見事に身動きがとれなくなる。
それがしっかりと五感を研ぎ澄まし肝が据わる状態で腹の腹脳で感じれば、
そこにやってきた問題に対して、『快感』か『不快感』という反応を示し、
その回答にしたがって動いてみると、意外によく考えぬかれたことと一致。
それが本能的にわかってしまえるような、大人物のしなやかで強靭な判断を支えているのだろうと思います。
腹で、その問題の快感か不快感かを瞬時に判断して、
判断後には肝が据わる状態で得られた解答に向かい
ただただ、ひたすら行動することに集中し続ける。
そんなことができれば、
焦ってばかりいて行動できない(焦りは強い精神的ストレスを呼びエネルギーロスにつながる)、
今の五感が全開に開いていないと今を積めないため夢想家になってしまう、
などの問題点が処理できるようになると思います。
自分の五感を研ぎ澄まし切ることで、その問題に対し考えついた回答に快感を感じるか不快感を感じるか。
そんなことがわかるようになれば、
複雑に多くの情報が目に飛び込んできて判断材料が多すぎてわけがわからないようなとき、
自分なりの行動へと落とし込めるのではないかと、
そんなことを洗足池の弁天様の前で考えていました。
弁天様は女性の神様で女性らしい感性と直感があります。
これからの時代。
こういった行動に落とし込める術が大切になるだろうと思う。
今日この頃です。^-^)