書籍紹介:『ファッシャル・リリース・テクニック―身体構造のバラン

昨日、整体院を自営しておられるお客様から、
ファッシャル・リリース・テクニック―身体構造のバランスを整える筋膜リリース技術
ファッシャル・リリース・テクニック―身体構造のバランスを整える筋膜リリース技術


著者 : James Earls & Thomas Myers
監訳 : 赤坂清和(埼玉医科大学大学院教授)
仕様 : B5判 279頁
発行年月 : 2012/06/01
定価 \4,725(税込)
http://www.idononippon.com/book/massage/3097-6.html (医道の日本社の当該書籍の紹介ページ)
という本をお借りしました。^-^)


F先生、とても貴重な本を感謝です。


こちらはアナトミー・トレイン [DVD付] 第2版―徒手運動療法のための筋筋膜経線という筋肉連鎖関係の書籍を著しましたロルファーでもある Thomas Myers氏が書かれました。
アナトミー・トレイン [DVD付] 第2版―徒手運動療法のための筋筋膜経線



アナトミー・トレインの本には、筋肉連鎖の流れの詳細を記されています。
私は気に入っている本です。


ファッシャル・リリース・テクニックの本では、
アナトミー・トレインの内容にも触れています。
解剖学的知識がわかりやすいイラストで解説してあり、
筋膜リリースのテクニックを伝えるために実演写真が多くわかりやすい。
特にボディリーディングという構造的な姿勢解説は、
ロルフィングの流れをくんでおり詳細に解説されています。


そして余談ですが、
P186にある頚椎の横突起に付着する筋肉がイラストで表現してありました。
このようなイラストは、あったらわかりやすいだろうなと思いつつ、
今まで目にしたことがなかったので衝撃的。
頚椎のちっぽけな横突起に13もの筋肉の付着点がある様子が一目でわかる。
「おぉ、構造的じゃ!」と。


筋膜リリースのテクニックを学習なされたいときには、
この両書籍を補完的に利用することでイメージしやすいかもしれないでしょう。


関心がある方は、医学書がおいてある書店で、
一度チェックしてみてくださいね。


私もファッシャル・リリース・テクニックは、
来月あたりの教材費予算で購入しようかなと思います。