『山であれ。川となれ。風に乗れ。』

山、川、風。


健康な体を私がイメージをするならば、
人体とは、以下の3つの要素が際立つ。


『山であれ。』
山のように大地に根ざす存在であれ。


『川となれ。』
体の中に流れる血液やリンパ液、脳脊髄液などの流れる道筋を川と観て、滞らせずに。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」です。


『風に乗れ。』
江ノ島のトビが風をつかみ身を浮かべ飛ぶがごとく。
呼吸代謝という肺に風を取り込むことで、体内から舞い上がる気流を捉えていくこともできる。



この3つの要素が、
私から観て姿勢からやオーラのようなものに、にじみ出ていればいい。
筋膜を深層まで、ほんとうの深層まで、幾通りの例も丁寧に施術をしていくと、
体内が透けて見えだす。
そこに嘘や偽りはない。


そのようになり『山であれ。川となれ。風に乗れ。』というシンプルな言葉が、思い浮かんできたんです。
昨日の江島神社でのことでした。




山のように安定した姿勢のイメージ。構造的な観方ができたほうが有利だ。


川が体の中を幾筋も通り代謝するイメージ。(弁天様はサラスヴァティーとインドで呼ばれ、川の象徴という)


空気は風となり肺に運ばれる。肺の中の風が体内くまなく運ばれ、体内から風で舞い上がる動的なイメージ。

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