としさんから『ずっとやりたかったことを、やっていますか?』のコメ

としさんとは、
いまだにお会いしたことがないのですが、
私とは長い月日、ネット上でやり取りをさせていただいている方です。
としさん自身も相当な、体の使い手さんでもあります。


その方から、コメントをいただきまして。
それを引用させていただき、
コメントのレスが長くなったので、
本文に記載内容を掲載させていただくという荒業をさせていただきました。


==============コメント ここから====


この記事へのコメント
こんばんわ。凄く共感する内容でした。


実は、就職先で睡眠障害になり、病院で「うつ状態」と診断されました。
結果、仕事を退職しなくてはならなくなってしまいました。


リハビリ職の現場を見ると、「う〜ん、何やってんの?」って、
感じが多く、正直合わないんですね。
やはり、ボディワークの仕事がやりたい!という想いを実現する為に
今は動き始めました。


やりたいことを我慢して、やりたくないことをしているのは、体に毒ですね。
やりたいことをやって、「えっ?こんなはずじゃ無かった」となるリスクもありますが、
どうせいつかは土に帰る身。


やりたいことを思う存分やって死にたいですね。
Posted by とし at 2013年06月09日 03:04


==============コメント ここまで====



以下が私からのコメント、レスです。


としさんへ


こんにちは。


> 実は、就職先で睡眠障害になり、病院で「うつ状態」と診断されました。
> 結果、仕事を退職しなくてはならなくなってしまいました。


心身ともにつらい状態を経験しておられたのですね。。。
真剣に理想高く、そして純粋な期待を持っていたから、
つらかったのですね。




先日、テレビで。
難病を持つ方がご家族の介護を受けながら暮らしています。
自分自身、将来の自分のことも心配です。
そして介護をする家族も、
筋無力症という病気にかかってしまった息子を
どう生活させていけばよいのか、
自分たちが体力的にも経済的にも生活できなくなれば
そのときはどうすればいいのか。
不安でいっぱいです。
という思いのときに、
医師が
「明日のことは考えないで。それは明日になって考えればいい。
ひとまず今日、充実して生きましょうよ。人生なんて、それの連続なんですから。」
と言ったような具合のアドバイスをしたそうです。



今の自分が本当にしたいと思えることを、
取り組もうとすると、
甘いとか、
ムチャだとか無謀だとか、
横槍が入ることもあります。
世間の体裁が整わないですよといわれることもあります。



ですが、おそらくとしさんは、
中途半端な思いをしていては、
人生が楽しめないんだよね〜、
と自分らしさを求めてやまないタイプでしょう。
今に妥協できないタイプとか。^-^;


そうであれば、
人生の終わりに近づいたときのアンケートに、
「もっと人生にチャレンジすればよかった」
という回答をかかなくてすむ生き方の選択もいいですよね。




ボディワークを志すならば、
ハンパない試練もあります。
十分な実力を養成できるまで、
磨き切る徹底さがあればOK。


いままで十分学んだよなと思えた知識や経験も、
実際の場面でまだだったかとへこむことも多いのです。
日頃、そんな気づきが多くあれば、
いつからだって伸びていけますからね。
そのような素養がとしさんにはあると、
私には思えますので。



また、としさんが、
このたびに獲得なさった資格、
それに学んできた知識や経験、
それは強みになります。
学費分とそちらにかけた労力と時間分は、
回収なさるように努めていただければと。 ^-^)




話がそれて申し訳ありませんが、、


今日、整体屋さんをしておられる方と話していて、
介護関係のお仕事をしている方々が古武術をして
体の負担を少なくしようとする方々が大半かと
勝手に思っていたのですが。。。
介護関係の仕事をする方と話し合う機会があると、
古武術?なに、知らないよ」といわれてしまう。


体に負担を強いる使い方で重労働をこなしているため、
腰には固くコルセットを巻きつけて頑張っている。
日々、多忙にがんばられているから、
介護に活かす身体操作法の講座やテキストにも目を通す気力も起こらないほど疲れている。
どうにかならないだろうか、とか。。。


その整体屋さんも、
指先一本を、ミリ単位でどう動かせば動作が生き死にするというようなことを話し合える先生です。
工夫に工夫を重ねて、独自の運動の理をもって成長を絶えずしているタイプですね。
そうなってくると、なにげなくしている動作にも、その良し悪しが見えてます。


すると、こうやって動けば、介護をするときの苦労が少なくなると透き通った眼で判断できる。
しんどい動きを繰り返せば、
早々にその方は、痛みの消えた筋肉を身にまとうことになります。


現在、痛いというところは、まだ、感覚があるからマシなのです。
その裏側に慢性化した筋肉疲労が神経麻痺を起こさせ取り返しが
通常はつかないような状態になっていってしまうのです。
そうなると、相当な力量を持った施術を受けられねば、
中医学的に腎を痛めて精力を失いだす。
それで心身ともに疲れきる状態になり
介護のお仕事を辞めていかれる方もおられるようです。


そのようにならないためのノウハウを持っている方々が、
講座とかまたは実地指導で、
必要とする方々へ知識を伝え、
「やってみて、やらせてみて、ほめてあげなければ人は育たない」という
山本五十六的な相手の目を見て指導を受ける体験ができればいいのに。
ご家庭で介護をしておられる方も、どなたも受講できるようになれば、
介護する方も共倒れのようになることも少なくなるのではないかと。


ただそのような指導をしてくれるような人員が
絶対数足りていないのかも知れないと、
話していました。



なんとなく、その場面で私が思い描いていたのは、
としさんの身体操作感覚と今回の資格をえられた際の知識をもってすれば、
ボディワークをこころざせば、
このようなことにもスムースに対応できるんだろうなと。


身体操作のテクニックを学びたい需要がある。
サービスの供給側が足りていないのですから、
経営センスがありましたら、
お仕事としては成立させやすいでしょう。


もちろん、
介護をする方のためのサポート講座などは、私が勝手に思い描いた凡例です。



としさんも、
姿勢や動作から将来を見ぬくような眼を持つタイプですから、
そのところをさらに鋭く磨いていくことで、
多くの人にサービスを提供することができ、
喜んでいただけるようになっていただければ、なによりです。



今度、具体的なところは、
メールでやり取りをして、
聞かせてくださいね。 ^-^)