私には学術的にクンダリーニ症候群とは、
どういったものなのかの定義が解らない。
だからなんとなく、これってそれっぽい、
という程度のことです。
もちろんネットや文献で調べたが、
どれもちょっとずつ視点や解説が
ばらけていてこれでいいのだろうかと絞りきれない。
仙骨や尾骨への刺激が与えられたことが引き金になり、
気が下腹部当たりにとどまってしまい体調不良へ。
それは高熱を発したり、幻覚をみたり、
自律神経関係の不具合が強くて気分が悪くなって。
相当にそうなるような仕組みが解らないと、
トラップのようにそのような状態に陥ってしまう。
少しニュアンスが異なるが気功でも『偏差』とか、
いろいろな同様な症状が起きる場合もありますね。
性的なエネルギーを昇華させるような意味合いが
強力な力を引き起こして体調を改善させることへ。
それは実に大きなパワーを秘めているものの、
リスクがあるため、
仙骨尾骨へのアプローチは相当に難しいものです。
だから、やっぱり一般的にはつっこんでやりすぎないこと。
また無理なく長期間をかけてゆっくり取り組んでいくこと。
また熟知したもののアプローチをする手伝いを受けること。
そのようなものだと考えていただければと思います。
ここ数日に、メール等でクンダリーニ症候群になったようだという人がおられました。
たまたま尾骨の歪曲具合を改善させるための方法がないかと考えていました。
そんな状況でのことなので、
えっ！なんで立て続けてクンダリーニ症候群という言葉がメール上で飛び交うの？
と不思議に思えているこのごろです。
十分な思慮深さがなければ
頭をつっこみすぎてはいけませんということかと思いました。
ただメールをいただいた方のおひとりには、
特に自分でヨガ等のトレーニングの実践で引き起こされたのではなく、
山で木を切っていたとき、事故で滑落し尾骨を打ち付けたといわれる。
そのような不可抗力的なことがきっかけでなることもありますから、
それは二次被害的なことが起きてしまっているのだと思えています。
ある程度、そのような症状が起きた修羅場をくぐっている人ならば
応急措置的に、気の力が強いものがどのような喝をいれればいいか
わかっていますので急場はしのげるのですが。
そんなことを知る人も少ないですし、
喝の仕方が悪ければ、
状態は悪化します。
いったん仙骨と尾骨へ強い刺激が与えられて
その周囲の筋膜層がゆがみだしたり断裂すれば、
その後も長きにわたりそこからの不具合に影響を受けさせられる。
特にハートのチャクラ部分の感情面がうまく折り合いがついて、
傷が付いていないか。
ハートに傷つけられているような閉ざされたチャクラ状態なら
とにかく仙骨尾骨からのエネルギーの突き上げがあると
精神的にも不安定になりパニックを起こしやすくなるし
寝ていて悪夢をみたりしやすくなります。
肋骨や胸骨、胸骨角などの状態や肩胛骨も含められた視点で、
胸郭ができあがっているかどうかがチェックポイントですね。
それに頭部の形状が、
頭頂骨や前頭骨などがいいかんじに隆起していないうちに、
強い仙骨や尾骨へのアプローチはしていくのは危険ですし、
その仙骨の刺激は１グラムほどの弱い持続圧でも変にすることができてしまう。
つまりこれは事前に頭蓋骨と仙骨の動きの同期が起きるような設定でなければ
脳脊髄液の流れが急激に変化がなされて、それに耐えられなくなるから気をつけましょう！ということでしょうか。
その他にも、いくつかのクンダリーニ症候群にならないで、
うまく仙骨の動きをつけていくような下準備があるのです。
これってやはり自分の体で探っていくところも多いので、
みずからの自滅覚悟で見つけたノウハウが満載ですから。
すばらしい教育機関があって通ったことがなければ、
やはり自分の体を実験台にして見つけるしかない。
怖い世界です。
そこを知らないままで、仙骨部分をさわるのは、
どういったことになるのかが解ると、
異常なほど他人には施術をされたくないのです、
といった言動をしてひんしゅくをかいますが。
ある程度の危険な目にあった末のことでして。
体内のこの気の流れの一つともいえるような流れがうまく開通してくれるようになると、
性的なエネルギーがうまく骨盤底から胴体中をまんべんなく影響させつつ脳までたどり着くこととなり、
若い状態がキープしやすくなる。
それは美容にもいいわけですし、
創造のパワーが衰え知らずです。
健康の維持増進にも寄与します。
そしてそのような流れがあるもののそばにいるだけで、
自分の体が強いエネルギーの流れがある人に共鳴して
不思議に癒されるようにもなっていきます。
そのようなものの仙骨の状態は、
暖かみや弾力があり仙腸関節や腰仙関節などの動きがいい。
そして腎が立っている状態でもありますね。
・・・これが、普通の健康状態であるはず。
仙骨の動きが普通にあることが健康体なのに、
それが活性化することがリスクがあるといわれると、しんどいところですよね。
