『岡田式静座法』という、静坐修業について


「朝30秒の正座」で腰痛が治る
金 聖一 (著)
出版社: ダイヤモンド社


という本が、昨日、ジュンク堂にいったら平積みされていた。
要領はどんなものかというと、
以下のダイヤモンド社の書籍オンライン( http://diamond.jp/list/books )を観てほしい。
当該する(つらい腰痛が1カ月でなくなる!「朝30秒の正座」健康法)は以下のURLですね。
http://diamond.jp/articles/-/35722


こちらのページをお読みいただければ、
ほぼ、一冊読破と似た感じになります。
やるべきエクササイズのエッセンスは、
上記のページではイラストはないが、
この文章通りにしていただければ十分でしょう。


ただ利き足などの「効き側へ軸が傾くこと」はわかりやすい解説と思いますので、
書店にいかれた際はそのへんの下りを目を通していただくと参考になるでしょう。


こちらの本を買いたいと思うかどうかは、あなた次第です! ^-^;



私はこの本を読みをしつつ、
脳裏に浮かんでいたのは。。。


過去に読んだ日本の健康法で、
大正時代に民間療法とし一大ブームになる
『静坐』を推奨する岡田虎二郎先生でした。



静坐の風格は、座禅を思わせるようなもの。
静坐のほうが、脊椎を歪めづらいかもしれない。
座禅は結跏趺坐をするのが難しいところがある。
そのようなハードルの高さがないのもいい。


ただ静坐をしているシーンをみると、
一見すると、なんの変哲もないものとしか思えないことも。
だがたかが静坐と思われるでしょうが、されど静坐なのです。


畳、半分くらいのスペースが有れば、
これで宇宙一体が春のようなことに。
これが人生の苦難を生きるための、
心地よさになるといいます。


その詳しいところにつきましては、
たとえば下記のURLなどを参考にしていただければ幸いです。


Wikipedia 岡田式静座法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%BC%8F%E9%9D%99%E5%BA%A7%E6%B3%95



検索語を『岡田虎二郎』で調べていただければ、
静坐の会が各地にあるものなのだとわかります。
たとえばそのなかの一つとして、


静坐の友
http://www.seizanotomo.jp/
こちらのホームページには静坐のしかたがイラストで解説して参考になります。
また岡田虎二郎先生の貴重なお言葉があります。




近代デジタルライブラリー
岡田氏静坐の新研究
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/935667
があります。


昔の本をスキャニングしたものです。
読みづらいが資料的価値は高いです。
コマ番号57以降に、写真付きでやり方が掲載しています。



『「朝30秒の正座」で腰痛が治る』の本が、
静坐について調べてみなくちゃというきっかけを、
はからずも与えてくれました。


^-^)


ありがたいことです。


昔は日本人は、正座をする習慣がありましたが、
和的な習い事をしない限りは、
今は、そのようにする機会が少なくなりました。


それに和式トイレのようなしゃがみ込む感じも、
肛門括約筋を含む骨盤底筋群を自在に動かす姿勢で、
そういったこともなくなってきたのかもしれません。


正しく座る、そんな意識を高めていくことは、
座りながら仕事をすることが多くなった労働環境の方は特に大切なのかもしれませんね。