靭帯連鎖の関連部位をつなげてみましたが -_-)

私の遠方にお住まいの施術者仲間の骨盤のミスアライメントが厳しい状況で、
その骨盤の歪みの改善を、どうにかならないかと、
施術専門書をひっくり返して観てみている。


ただ今までも、相当に読み込んでるものだからそうは新しい情報はない。


だからそれらの知識をどういった方法で、応用へと持っていくのかです。



そしてアプライドキネシオロジー系の専門書をみているとき。


『靭帯連鎖』という項があった。


身体の一足の靭帯と体側の関節の靭帯は関連性を持つというものです。


右足関節 --- 左手関節
右膝関節 --- 左肘関節
肩関節  ---  股関節
仙腸関節 --- 胸肋関節
剣状突起 ---  尾骨
顎関節  --- あらゆる関節


靭帯連鎖.png



このような関連があるわけです。


上記の各々の靭帯がひずみがたまっているとします。
たとえば右足関節を取り巻く靭帯にひずみがたまっているとすれば、
左手関節を取り巻く靭帯にも関連するためひずみが生じるということです。



筋肉の緊張が筋収縮を強いて体は歪むし、
それが筋膜の癒着に寄ってということも。


隣同士の筋肉を取り巻く筋膜が癒着を起こすと、
そこでぎっちりとマジックテープがくっついて
本来動かねばならない方向へと筋肉の動きを制限させて働きがおかしくなる。
それが姿勢を支える筋肉だったり、
運動を司る筋肉だったりするから、
それがひいては脊椎下部にある骨盤の歪みを生じさせてしまうことにもなる。


そういったところもあるのですが、
靭帯は筋肉以上に一旦硬くなると、
関節への問題だけではなく、
その関連する筋肉全体に問題がでてくる。


つまり私達施術をするものは、
体の筋肉全体をリリースするのではなく、
関連する靭帯を緩めることで筋肉全体が
実にこたえられないほどしっかりゆるむ。


そのようなテクニックを多用するもので、
それゆえに靭帯部分の問題がどれほどのものかということは痛感しているわけです。



上記の靭帯連鎖はムーブメントの考察をするにも役立ちます。


・・・で、
このようなことは以前から、もちろん熟知していたのですが、
私が遠方にいる人のところへでかけられないのでどうするか。


そのときに『経絡の「気」の流れをよくするEAS療法 』という本に紹介されているイーマン回路という
極性の違うもの同士を結ぶことで、生体エネルギーが流れ健康法が紹介されています。
かなりマニアックな本なもので、ご存知のかたは圧倒的に少ないと思いますが。^-^;
自分の生体エネルギーを副作用の心配なくよくしていこうと思う人は、
図書館とかで借りてみてください。
(品川区の荏原図書館が所有してますから、
都内の図書館にいける方でしたらリクエストカードとか書けば取り寄せてくれるかも)



靭帯連鎖では極性を意図して使うわけではありませんが、
イーマン回路という関連部位を通電させるよう通線するものと同様に、
電線にてうまくつないでみたらいかがなものだろうか?



イデアを思いついて、
とりあえずやってみた。 


イーマン回路を利用する場合には、
15〜30分で効果を実感できる。
それは確かに私にもわかったのだ。


ただ今回の私の発想では、、、。
成果は、私にはあまり感じられない。  


多少は、良さも感じてはいるのだが、
これならば自力で靭帯性関節ストレインでリリースしたほうが、
遥かに成績がいい。


ならば、先方の施術者の友達もそういうことでしょう。



ただ気の流れに鋭敏な人が試したら
「これ、ちょっといいよ」とひとことをいただいたのだが。



ですが今回は。


実際に
成果が相当でなければ、
適しているとはいえず。


なかなか難しい。