自分の仕事に可能性を感じて『惚れ込んでいる』ならば、
その道はずっと先へと続いていく。
いつだって進化し続け完成もない。
仕事に『惚れる』ことがなければ、
守りにはいります。
守りに入ると、
お客様に飽きられてしまう。
個人で仕事をしていますと、
自分の力を自画自賛するのは見苦しくなりますから、
素直に自分はこの仕事を惚れ込んでいるですよといえたほうが喜びが伝えられるだろう。
いま、私はホームページ製作中ですが、
同時にできればキンドル出版でなにか、
と考えています。
それで
出版関係に詳しい方にアドバイスをしていただけるように依頼しております。
同時に私の施術を受けて頂いているお客様でもある方です。
その方からのメールで、
やはりいちばんきっちり伝えなさいと助言をいただいているのが次のよう。
> ◾︎「ボディワイズのボディワークが、他のボディワークと異なる点」をわかりやすく解説〜について
>
> ボディワイズのワークというのは整体でもなければカイロでもない、
> 先生が長い年月をかけて独自に編み出されたワークです。
> 私が思うに、一般では「ボディワーク」と言っても、まだ大半の人がピンとこないと思います。
> それは今回、ターゲットとする読者層についても同様でしょう。
>
> さまざまなメディアからの情報で、
> 「どうやら体は歪んでいくものらしい」「歪みはあったら健康によくない」「歪みは治したほうがいい」という認識はあっても、
> 「なぜ体は歪んでいくのか」「なぜ歪みがあると健康によくないのか」「なぜ歪みは治したほうがいいのか」までの認識はないんじゃないかなぁと思います。
> 私がそうでしたので(笑)
> 漠然と認識はあっても、その重大さを本当には理解していないのではないでしょうか。
>
> そのために、まずそのあたりをわかりやすく解説することが大切ではと考えます。
> そして、ボディワイズのワークがそこにどうアプローチし、効果を見せるのか。
>
> どうしても整体やカイロと言うと、「ギックリ腰が一発で治る」的なことを期待する人が多いのではないかと思います。
> 私がそうでしたので(笑)
> 実際私は腰痛のときに、あっと言う間に痛みを激減していただいたことがありますが、それは特殊なケースとして。
>
> 真に健康な体、真に合理的な体の動かし方を手に入れることは、早々簡単ではないということ。でも、それを身につけることが、どれほど後々の助けになるかということ。
> 先生が行われているワークの素晴らしさは、そこにあるのではないでしょうかねー?
> 「対症療法的にひとまず施術→しばらく経てば元通り」ではなく、根本となる体の使い方もきちんと見ていただけるところ。
>
> そこらへんのことをキッチリ説明しておかないと、一番大切なことが伝わらなくなってしまう気がします。
> また、そのあたりをしっかり理解してもらわないと・・(中略)・・。
>
> そういったことを防ぐためにも、「ボディワイズのボディワークが、他のボディワークと異なる点」はしっかり説明していただきたいなと考えました。
このような製作過程の内側を皆様にお伝えしていかがなものかというところもあるのですが、
(しっかりこのアドバイスに基づいたコンテンツを公開すればいいじゃないのということで)
文章化していく作業って、繊細なものづくりをするにも似た難しさがあるものですね。
一歩間違えると、
自画自賛するような文章になっている。
私自身にはそういった意識はないので、
書かれた文章を読み返してはボツにて。
それを繰り返しています。 ^-^;
こんなことで、
時間をたくさんつかっていいものかと焦るところですが。。。
何度か書き直し描き直ししていくときに、
『これって、施術成果の事実ですから』と具体例を伝えると、
私には、このようなことはできるとわかるが、
反面に、このようなことはできないのだがと、
そんな、できないところが同時に頭をよぎる。
そういったところがあって、
素直に事実を伝えるだけと、
割りきっているところだが。
できないところが頭をよぎったところをあげていくと、
文章は自信があるのかないのかわからないものとなる。
それでは読んでいても不安になるものでしょう。
施術をする先生が読むならば、
臨床的にそういうものだよとわかるが、
一般の方々にはそこまでは読み込まないケースが多い。
そうなると完全に自信たっぷりに『俺に任せなさい』という先生のほうが魅力的に見えることも。
だから一般の方を不安がらせないように
自分の頭をよぎる「今はまだ、できないこと」をあげていくべきという思考を黙らせていくなら。
私の胸の内は、常に自分がしたいレベルに対し未熟さとの同居状態でいつづけているのですから。
そのようなわだかまりみたいな感情をどうやっていけばいいのだろうか。
悩むところなんです。
そんなとき、
なんやかんや長い期間に渡りボディワイズにたずさわらせていただいて、
自分なりの追求心でアプローチをしていくのは、
そこに大きな可能性を感じていて仕事に惚れているんだろうなと思えた。
やはり成果がでて、
それがお客様と共有できるという経験は、
思わず嬉しくなってやっててよかったな。
そう感謝する瞬間です。
その喜びを共有したいから私も成長して、
新たなアプローチを独自に考え続けます。
そう考えてみると、
少しずつ頭をよぎる『致命的な完成度の甘さをどうすればいいのか』と、
そこについても仕事に惚れ込んでやっている自分がいればクリアできる。
そのような可能性を先取りして含めながら語るならば、
課題もネガティブな切り口で語らなくてもいいのでは。
そのような気持ちに落ち着いてきました。
自分のプロフィールの1から100までのうちの限定的なところを、
ポイントを絞って数点を切り出しお伝えすることになります。
それも原稿用紙を埋める分量的に多すぎては読めたものではないし、
だから要点を箇条書きに網羅したものになっていくしかないだろう。
特にホームページを作るとき、
『施術について』のようなコンテンツではそうですよね。
だから、もうちょっとざっくりとした感触で切り取ってみればいい。
私は施術を惚れ込んでいるんだな、
と改めて思い起こすことが出来ました。