施術効果を感じられない施術院に通い続ける判断回数は?

【DVD】ジョン・ハリスのトリガーポイント・マッサージ  
筋・腱の痛みや障害のための手技療法



http://www.idononippon.com/dvd/massage/0144-0.html


というトリガーポイントアプローチをする先生のDVDがあります。
興味はあるものの、まだ、諸処の事情で、買えておりません。


こちらのDVDのショートバージョンの映像サンプル。



通常は印象的な施術実技を、
どーんと出すものでしょう。
とてもすごいテクニックの、
このDVDを買えばあなたのものです!


というお勧めがサンプル映像の役目ですから。


それが可能であれば、
実際にサンプル映像を見ていただきたいのですが、


「おいで頂くスポーツ関係のお客様の50%には大きな効果が見られ、
残りの10〜15%は効果があり、
さらに残りは他の機関を紹介しましす。


3回から4回施術を受けてもらっても効果が出ないときは、
その治療法が患者の症状に合っていないと判断するからです。」


というようなメッセージが、冒頭に語られ印象に残りました。
自身のなさっておられることを熟知しておられるのでしょう。
自分の治療法が症状に合えば効果がでるはずだが、
効果が出ない場合もあるとあっさりと認めている。


こちらの先生は、
30年ものキャリアを誇る第一人者です。


一般的には
「あっさりと私の治療法にあなたの症状は適さない」
ということはいいづらいものではないかと邪推しますが、
そうじゃないんですね。


お客様は、改善を期待してお見えいただいています。
その希望をかなえられないとは言いづらいものです。


ですが自分の手技の特徴を熟知している。
すると、
3回〜4回の施術をさせていただければ、
効果をみとめられるかどうかわかるので、
他の機関のがお客様の症状にあう場合は、
そちらへいかれるようにと勧めてくれる。


効果が出ない状態で長引かされるよりは
ありがたいことである反面。


「あなたの症状はうちの手技ではマッチしない」と言われて。
私がつらい思いを背負って通おうとしていうところであれば、
落胆と同時に憤りも感じることでしょう。



私の手技も、筋膜アプローチと特化したところがあるので、
万能ではありません。
得手不得手があります。


このたびの休業中は、その得手不得手を、
少しでも改善させて対応力を増すために
時間を使わせて頂いています。


私も今まで自分の技量の拙さで、
施術をこのままさせていただくのは潔しとしないとき。
お客様に、正直に私の力量では難しいと思われますとお伝えしたことは、
いくどもあります。


ただ、そうお伝えしたのですが、一部のお客様が、
「わかりました。ただ、他を見つけるのも、なんなんで、、、」と、
次回の施術のご予約をしていただいておりました。
まったく成果がないようならば予約は受けませんが、
問題となるコアの部分以外にも改善すべき点はある。
ならばそちらを解かせていただくよう勤めましょう。


ですが、やはり問題部分は目についてしょうがない。
それで私が自分の持ち手がなくてもお客様が来ていただけるなら新たなやり方を工夫し準備をします、
ということを繰り返して、今に至ります。



もしそのときお客様が素直に「じゃ、わかりました」と言われておられたら、
それ以上を勉強しなきゃとならなかったでしょう。
私はそのようなお客様のことを深く感謝してます。 
私には師匠のような存在でしょう。m__m




お客様の立場としてお考え頂く場合にも、
3回から4回施術を受けても効果が出ないときは
施術者に、様子の説明を求めてみていただければいかがでしょう。


人のいいお客様ほど、
施術者に対していいづらいことですが、
施術者の立場としては、
お客様がどう感じているかをお知らせいただいて、
そこからの挽回を謀ることもできる機会ですから。


お話いただけたほうがありがたいのです。
(私の場合は、です)


体質レベルで底上げしないとき。
時間がかかります。
体内の酸とアルカリバランスが、酸に傾きすぎている。
そうなると食事の注意をしていただかないと改善効率が悪いです。
隣り合う筋膜の隙間の潤滑油が無色透明から使い古しの黒い状態になっているときもあります。
(カッピングをすると、どす黒いマークが浮き上がります)
長年に渡る代謝不足でなどが生じているようなとき。
慢性化したケースであればあるほど、
体の各部位が大本のダメージがあるところをカバーしようと補完作業に精を出します。
また多くの施術院に通われて外圧を幾種類も受けられてきたようなときも、
重力線に沿った歪みではない歪み方になっているケースが多くて修正が難しいです。
花粉症含めアレルギーの強い症状などを持たれているときにも、
一筋縄ではいかないものです。


そういったとき、解き進めていき一筋の光明が見えれば、私が小躍りしています。


私は、そのようなあまりうれしくない情報も先にお伝えしてしまうので、
そのようなことしかできないなら、通う価値なしと判断されることもありますが、
幾人もの過去の同様な状況を改善なさったお客様の様子から推測していくならば、
おおよそのことを伝えておいたほうがいいと思います。


そのようなときは、
3回〜4回では効果を感じるよりも、
今までの体のバランスが外圧で壊されていく過程で、
不安定感が増してしまう時期でもあるでしょう。
そこを通り抜けると安定してくる、という手前です。


お客様のお体の状態と施術者の手技の噛み合い方や、
または両者が馬が合うかなども含めた判断も含めて、
同じ施術院に通い続けるか、
見切りをつけて他に移るか。



これは安心できる施術院に通ってみて、
その上で判断に迷ったときのことです。



そのようなときに上述のサンプルビデオの先生がおっしゃられたように、
3回〜4回で効果を感じたかどうかという目安を持つのもいいでしょう。