脈診研究の過程での感謝

以前、ボディワイズでは施術の説明会を開催させて頂いておりました。


大々的なものでもなく、
私の自宅でのささやかなものでした。


その際に足をお運びいただいた施術家の谷口晋一先生から、
連絡をいただきました。

現在は整体学校の講師もなされ、
繊細なパステル画を描かれる多芸な方でもあります。


からだにきく 整体 ー 熊野庵のブログ
http://kumanoan.blog54.fc2.com/

ギャラリー熊野庵(谷口晋一が描いたパステル画を展示しています)
http://taniguchishinichi.seesaa.net/

(繊細なパステル画を描かれるとをみても、施術をなさる際の様子が伺われましょう)


私の友達で鍼灸師の免許を持たれている方が数名おられるのですが、
いずれの先生もマッサージの方で活路を見つけて進まれているため、
「ちょっと脈診のやり方は、わからないからな」といわれてました。


脈診をなさられる治療院を捜して事情をお話して施術を受けてみて、
ということにするしかないかと、腹をくくろうかと考えていた矢先。



3年間、東洋医学の体表観察を学ばれておられ、
そのなかに『脈診』も。


それで脈診に関して、
貴重なアドバイスを頂きました。


私からの図々しいお願いさせていただいて、
脈診のデモをお願いできるようになりました。 ^-^)


脈診で得られる『お客様の内部情報の量と質』を知る。
そこは良導絡などの機器での計測では削られてしまう情報です。
脈診で得られる検査項目の量を入手できるようにすることは、
純粋に私の施術成果の深さにも係ることになるでしょう。



それに一昨日の私がブログで書かせていただきました映像を観た中に、
(「胃の気の脈診」その1〜その8まであり、それらを一覧で観るには下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=9SDQLy75AsA&list=PLv7CPjXnEr0cZyGDEHyJ6h3EYZcqZMBXg )



朝起きたら脈を見ろ、
トイレに入った前と後に自分の脈を見ろ、
事あるごとに自分の脈を観るように練習しなさい
」という内容のアドバイスがありました。


そうすれば、
人の脈の変化がどのような状態でどう起きるかを熟知できる。


動けば脈が変化するから、
撓骨動脈の位置は変わらないにせよ
いくらでも多数の人の脈をとると似た練習ができます。


仙人のような御髪の先生が
自分で工夫することが大事だ」と念を押して語っておられた。
印象が残りました。


先人も、ひらめきや試行錯誤の上、
後人に、教えを残したのですから。


それと同じ程の工夫をする逸材者がでなければ、
それ以上の進展はありせん。
その前に型を真似る稽古を十分しなければなりませんから、
そのあとの話となるとは思います。


無から有を生み出すのは奇跡のようなものですが、
有からそれを上乗せする工夫は真剣ならできます。



少しばかり日本の武道関係のことを勉強したことのある私には、
やってみたくなるなと、こころがくすぐられました。 ^-^))