シンプルに良い種を蒔いて、気合で生き切ればよい

図書館で、
CD付きのジェームス・アレンの本を借りてきました。



ジェームズアレンの原因と結果を解く考えでは、
人は欲しいものを引き寄せたりすることはない。
その人と同等な、ふさわしいものがくるのです。


思考の種を蒔き、実りある果実を収穫するのも、
結局はその人が思い行動した結果から得られる
同等なものを得る。


環境が自分を作るものではなく、
自分が環境を作れるものなのだ。


引寄せの法則も、
欲しい物を引き寄せられるという法則があるが、
それは果実の収穫は、
よい思考の種を蒔くか、
悪い思考の種を蒔くか。


それに乗っかった同等なものがやってくるのだ。
育てられた同等なものが、引き寄せられるのだ。


マスクメロン農家が、
生育の特性を研究し、
立派な果実を実らせる。
よい果実の種を蒔いて、
それを手塩にかけ育て。


そこには「原因と結果」の飛躍はなくて、
甘いマスクメロンが実るための仕込みに、
多くの失敗を繰り返し研究をするという、
苦悩も味わい試行錯誤をし続けたからだ。


原因と結果の法則という因果律をみれば、
どのような思考の種を日々蒔き育てるか。
それが結果的に大きな成功という実りに、
姿を表すこともあるだけのことであると。


ある意味、
ぴょ〜んと一気にゴールにいけると信じ、
ワクワクしていた気持ちを萎えさせそう。


だが反面、
よくよく成功している人を観ていくなら、
半永久的よい状態を維持しながら行く人。
そういう人は決まって苦しみも体験済み。


中道を歩めと進めるブッダも、
骨と皮になる瀕死の状態まで
自分の身をやつした修行の末、
ヴィパッサナー瞑想のような
自分にとって価値あるものを
手に入れた。


そして果実を収穫できました。


ブッダは死ぬ寸前という極度なハードルの高いところまで苦行をしたものだから、
中道と言っても私どもが普段の生活をするならば、
平気で苦行だといわれそうなものも中道の範囲内。
そのような、ちょっとしたトリックがあるような。


思うに任せず試行錯誤を繰り返し道を探るなかで
立てた志を元にしてロードマップが描かれていく。




このようなジェームズアレンの考え方に対して、
有名なところでは「思考は現実化する」のナポレオン・ヒル
「人を動かす」のデール・カーネギー
ナイチンゲール・コナント社創立者の1人、アール・ナイチンゲール等が、絶賛しているそうです。





人生は、
つまるところ、
気合でこころ法則に則って「良い種」を蒔き続ける。
それが勇気を持った行動で積極果敢に関われば「果実はおいしい」。
だから、がんばれ。


シンプルだが重みのある言葉ですね