槐の小刀で起立筋よ、よみがえれ!

数ヶ月前、槐の小刀を二本購入した。



本来はバンプーマッサージという、
数十センチの竹を利用してマッサージをする技の代用として、
槐の小刀を使ってはどうかと考えて購入したのですが。
それが見事に「企画倒れ」になりまして。


ただ、小刀を使っての素振りはイメージできなくて、
他になにか使い道はないかと思っていた。




2本の槐の小刀。。。
どのような利用法を考えるか。



私が、ひらめいてやってみたこと。


二本、その小刀を3センチほど離して設置。
その小刀の下にはズレ防止のすべり止めマットを敷いた。



床に槐の小刀を置いて寝る.jpg


上図では寝ているように見えないが、
寝ていると思ってください。
寝たときに左右の起立筋の真下に槐の小刀が一本ずつ敷かれるようにします。


ちょっと負荷を強めたければ、
椅子に膝下を乗せるようにします。


そして待つこと15分から30分。
そのままで、深くリラックスして。


体が弛緩してくると、
起立筋部分の後部へ出っ張っている部分が、
特に当たりが強くなっていることが察知できるでしょう。


その当たりが強い部分を、意図的にグリグリ押し付ける。
槐の小刀の硬さが活きる。


私の場合ですが、それからゆっくり起き上がったときに、
脊椎だけでなく、胸肋関節部分がパキパキ鳴り始めます。


起立筋を緩めるため、
両サイドの起立筋を直刀で刺激。


「まっすぐに起立筋よ、なってくれないかい?」
と、軽い反りはあるものの直線ラインの刀に従う。


起立筋は左右両方ともにまっすぐ下から上に伸び上がるものだということを、
槐の小刀を使って思い出させる意識もあります。


起立筋部分は兪穴という、体の状態を改善させる重要な部分が列をなす部位。
その部分が前後や左右に揺れて曲がったりしたら、
まずもって兪穴部分への刺激が必要な状態ですね。


意図的に両サイドから脊椎を挟み込む直刀を感じ、
それの通りに起立筋の様子を合わせ伸ばしましょう。
そのようなレール役にしていくわけですね。


ちょうど仙骨部分に小刀の先っぽの細いところがいくことで、
なんとなくその部位にかかる負担が適量に減じられ調子がよかったんだなと思いました。


ただ別に槐の小刀を使わなくても、
同様に同様の楕円形か円形の直刀状態の40〜50センチの同型のスティックを2本用意し、
試してみてください。


槐の小刀が、本当にバッタものっぽい代物で、
買うのはもったいなさすぎるものですからね。
購入しちゃって後悔しています。 ^-^;






ストレッチポールにはないタイプのすっきり感が味わえると思います。
細かいことは割愛しますが、他にも画期的な矯正効果を感じましたよ。


また合わせ技で、このセッティングをしておいて、
その胸椎部分にあずきのホットパックを置いたら、
それもまた胸椎部分の、、、
特に私の感覚では、前後の歪みの矯正力があるな、
と感じました。


やりようによれば、
「弱い脊椎の側弯傾向がある方」へ、
あずきのホットパックを付加させれば
優しい効果的な矯正法になるのではないか。
学術的にはわからないのだが、
私の野生の勘でそのように感じられました。


もうちょっと試してみて、成果が出るかどうか検証してみたいと思います。