「83歳のお父様が運動習慣が身につけるには?」

昨日、施術をさせていただいておりました際。


「83歳のお父様が、運動習慣を身につけてほしいのだが・・・。」



ご家族としては、体のつらさがない健康な日々を過ごして欲しい。
その気持、痛いほどわかります。



本人がやる気になっていただければ、
それほどありがたいものはありません。



ただ体がいったん重く感じられて動きづらくなってしまったら
体を動かすのはおっくうになりますし、
体操をみんなで取り組もうとしてみても、
自分一人だけできないのはプライドが許さない。
そういう側面はありますよね。


そうなると、
そこから先、
どのようなターニング・ポイントを向かえるか。



基本は本人が自立して自ら見つけてくれることを期待したい。
ですが、とりあえずどのような体操法があるか、
情報のリソースを手に取りやすい形で提供していき、
取り組むかどうかは本人次第と強制は一切しない姿勢を貫く。


そうなるのでしょうか。




後で思いついた方法のひとつですが、、、
そのなかのひとつに、パーソナルトレーナーをしている方を雇入れて、
ご自宅まで来ていただいて運動習慣が身につくまで指導を受けること。


たとえば、私のところにもそのようなパーソナルトレーナー業をなさって、
多くの方々に喜ばれる頼もしい方もいます。
長年の幅広い研究、自己投資の額、そして人への成長を促そうとする情熱。
対人スキルも高く、指導技術も余念なく工夫研究なさっておられます。
それゆえ指導成果が確実に感じられます。


トレーナーの方にも優秀かどうかもあり、闇雲に声をかけられないものでしょう。
そのなかで私が見てこの方はいいと太鼓判を押すこともできますし。




こんな風にアイデアを出してみれば、
いくつもでてくるでしょう。


このようなアイデア出しのブレインストーミングに、
お父様が楽しげに積極的に関わってくれるようになれば。
羽が生えたようにまっすぐに自分の体に潜在した可能性に嬉々とする奇跡も起きるのでしょう。




自分の体が、未来にどうなるのがふさわしいのか。
そちらへ眼差しを振り向けることから、はじめる。
夢を語り期待の感情をわきたたせていきましょう。


体を変えていくには、
ひとつ、ふたつ、乗り越える苦難もあるでしょう。


そのときに頼りになる一本のろうそくほどの明かりの暗がりに戻る気持ちに落ちることもあるでしょう。
ただ自分で動き始めた勇気をたたえてくれたやさしいこころで微笑みかけている家族がいるのですから。


人は、健康でなければならないのではなくて、現状でいつでもしあわせな存在です。


【 脚下照顧 】
自分の足元が照らされたところを見定め、
そこが好機と信じ夜明けを常に待ち続け、
陽の光が輝く期待をして生きていく生き物です。


希望を繋ぐ姿勢や気持ちをあらわし続けることを勇気と呼び、
つらくなった体の景色は、つよくなった心で変えられるもの。




そんなとき、
いつもの自分がしてみたことのないことから経験値をあげて、
もっと素直に良質なものが世の中に多く満ち溢れていること。
そのことを見出して気づくこと。


自分の高性能な脳の探索装置にそんな出会いを演出してもらうために。


たとえば過去から実績のある気功法や体操などを、
手っ取り早く採用するのもひとつの手ですよね。



■ 中国気功法 にて (五禽戯・易筋経・八段錦


私が即座にイメージしたのは、
中国気功法の古典、「五禽戯」。
https://youtu.be/EDV2S-cp6Z8


ちょっとコミカルな動きが、いい。
羞恥心との戦いに勝利していこう!
それが青春なんだ!! ^-^


以下の本で紹介してある

タオ・ストレス低減法: 道教と気功による心身アプローチ
易筋経八段錦のような古くから伝わる気功法。


これらの気功法の映像は、それぞれいくつかYouTubeにアップされています。
ほとんどが中国語ですが、シンプルな動作の功法ですから数回みれば要領はつかめます。
ご興味ある方は探してみてくださいね。
掘り出し物の映像があると思いますよ。


これらは実績もあり、いいでしょう。



映像で流れをつかみ
本でじっくり学び取る。


ただひとりだけの独学は、
意外に手こずるものです。


本や映像を手に入れたら、
それでわかった気になり、
満足してしまいますよね。


私は、意外に本とかからでも学べるタイプです。
ですがそれは相当に思い入れが膨らんだものに対してだけ働く行動力で、
浅い知見しかないものは、
積読中だったり
VCDやDVDの映像教材を手に入れたり、
YouTubeから映像をダウンロードして終わりますから。


褒められたものじゃありません。


学び続け深めるためには学習意欲に火がついて、
高い位置でキープできるかどうか。


そこなのでしょう。


その点で上記の気功法は、
指導者が適切なら短時間に身体を壮健にしてくれるのですが、
習える場所が比較的少ないように感じます。
有益な功法なのですが、、、残念です。





■ 日本発、体操習慣を身に付ける法 (真向法・自彊術



気功に対して、日本で開発され普及した体操法がいくつかあります。
それらならば、教室が各地にあるようですから指導者から習えます。
ご高齢の方々が、多く取り組まれています。
それぞれ激しい動作ではなくて、教室に通う際には無理せず自分のペースでトライできるでしょう。


一つ目。
真向法体操 - 真向法協会
http://www.makkoho.or.jp/shiru/about3.html


https://youtu.be/jtpjQ8gMX6A

公式 真向法体操



シンプルな赤ちゃんの動作を模したような4つの動作で構成された体操法です。
ご高齢の方も取り組み続けることで健康を維持できます。
元鈴木都知事が真向法をなさっていた映像をみたことがあればご納得いただけるでしょう。



二つ目。
公益社団法人 自彊術普及会
http://www.jikyou.com/index.html


こちらは31の動作で構成された体操法です。
31動とその医学的効用 31動とその医学的効用 - 自彊術普及会
http://www.jikyou.com/research/theory.html



https://youtu.be/H71twc2OoFc
自彊術体操31動1/2



https://youtu.be/ls7xIOuqhvI
自彊術体操31動2/2




以上、ざっくりと思いつくまま、乗せてみました。


ご参考になれば幸いです。