コーチングの考え方を話す

先日、コーチングをトライしてみました。


お客様のお一人に、コーチングを受けていただけることになりまして。
T様、わざわざ私の家までお越しいただけまして、感謝いたしております。


私の未熟さゆえ、
どうにか話をさせていただいて自分軸といえる、
「自分って、これを大事にしているんだ」というような個人的な価値観を掘り起こすことができなかった。


^-^ ごめんなさい!


これに凝りずに、
もしコーチングにわずかな興味を持っていただけたら、
他のコーチにトライしてみていただければと思います。



改めて多くの人にコーチングをしていくことが、

いい勉強になるんだなと痛感しました。


そういえば、私の施術上のクライアントでコーチをなさっておられる方が数名おられるのですが、
そのうちのお一人に、300名ほどコーチをしたときに少しずつコーチをする感じがつかめてきた。
そのようなことをいっておられたことを思い出します。


一昨日前のコーチングセッションでは、
そのお客様も薄々感づいたかもしれませんが、
途中から、コーチングをさせていただくというところから意図的に離れ、
セルフ・コーチングができるような基本的な心構えを伝えることにシフトしていました。



コーチングをすることも多くの意義があります。


同時に私が最近実感しているのが、
コーチングで必要とするものの見方や考え方を知ることで、
人のマインドを拡張することができるようになるのではと。



そちらも、まだうまくいくようなものではありませんが、
そう考えて、ひとりでコーチング関係のテキストなり音声なり映像を見返すとき、
とてもよく頭に入ってきます。


施術で体の状態は変化させることはできるでしょう。


お客様の中で
ときとして体がつらいときの閉塞感はハンパなものじゃありません。


コーチングを受ければいいじゃないかといわれそうです。
それももちろんそうしていただければ何よりでしょうが、
それもしっかりした正解ですが。


コーチングの最低限のノウハウを知り自分が自分にできるようになれれば。


それは日常の生活にも役立つでしょうし、
体のつらさからくる閉塞感を軽減させることにもつながるのでは。


冷静さを増すことができたとき、建設的な考え方を選択することもできるようになる。


つまり私も幾度も自分ではコレでもうダメなんじゃないか、、、というすれすれまで、
施術をやってきて自分の身が持たなくなって長期休業を繰り返してきましたから。
働けなくなって、経済的にも厳しいし、
働くにも施術はできない体だから転職しなければならないが、
でも、施術をどうにでもヘルニアひとつ直せるようにという目標もかなわないうちに捨てるなんて。。。


あまりに尋常じゃない悔しさがこみ上げて、死ぬに死にきれませんから。


そんなふうにおいつめられているときには、
直せるための方法を選択できるわけがない。
かえって悪くなってドツボにはまりました。
死脈という、
死に行く人の脈の整われ方を、
自分の手で感じ取れたなんて。


本当にそのときは、閑念しました。


でも今、生きているのは、
変な人と言われそうですが、


私の場合、幸運にも胸の内に
「それをしあげて、○○○に、行きなさい。そして、待ちなさい」
といいう声が聞こえてきたんです。



でそのまんまやったら、
つきものが落ちるように私が背負い込んだ症状が跡形もなく消えた。
それで一番きつかったときを乗り越えられて。


おかげさまで、今、生きてます。 ^-^;


ぎりぎりまでくると、人の精神状態は、あきらめます。


そんなときだったから、もしかしたら、冷静になれたか?
それともいつもお世話になっている神社仏閣のご加護か。



つまり自力で生きてるというより、
見事に生かさせていただいている。



ただもし私がそのときにコーチングの基礎的な考え方、自分の捉え方を知っていたとすれば。


あれほど苦しまなくてすんでいたと思うのです。。。
そう思えるほどコーチングの考えは面白いですね。


じゃ、コーチングのノウハウは本や映像や音声で学べばいいじゃないと思いますよね。。。


私も、コーチングスクールに通う前はそう考えていたんです。



ですが、その考えは、今は改めました。


本や映像を使って学ぶのが効果が出るのは、
いったんスクールで学んだあとなんですね。
通ったからこそ、その差を痛感しています。


本や映像や音声での学習は、
まったく役立たないというわけじゃない。


でも、コーチングを教えてくれている講師に笑顔だったり睨みを入れられて、
それで伝えられる生きた言葉やコーチングをするときのスピリットは対面で。


今は、それじゃないとインストールされないんじゃないかなと感じています。
短期に力を発揮させるには、それが何よりなんじゃないかな。



なので一昨日前のコーチングセッションは、
これは自分軸を描き出す価値観の発見まで掘り出すにも時間も必要なケースかも。


と思ったので、とたんに
コーチングというのはね、実はね・・・^-^ 」
コーチングというのはね、内側をいうとね・・・^-^; 」


という話にスライドさせてしまいました。
それでおそらく2時間弱、過ごしていました。


私としては話をさせていただいて有益なところがありました。
コーチングの本を読むよりも、誰か人と対面して語られる方が、
伝えられるにしても印象には残ると思います。


そういうようなコーチングの付き合いもありますね。きっと。


最近ラージャ・ヨーガという本を読んでいますが、
ラージャとはこころのことです。
こころが体を使う王様の役割を持っているとして、
こころをコントロールするためのよ〜がの本なんですが、、、。


私には、実に難解。。。


今はラージャ・ヨーガを学ぶより、
コーチングのやり方でこころをコントロールできるようにしていくほうが、
いいような気もしています。


(ただラージャ・ヨーガは絶対に読みこなせるようにしたいと思っていますが ^-^;)