書籍紹介:『カルマ・ヨーガ』と『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』


脳について調べるうちに
過剰なストレスが自律神経の働きを悪化させるということを痛感していった。


私としてはその究極的な対策として、 ^-^)
最近は、
ヴィヴェーカーナンダ 著書の

カルマ・ヨーガ


を読むに際して、
こころが安定してきたように思います。


ヨーガというと、全身でポーズをとるアーサナ主体のものと思われるかもしれませんが、
インド哲学の古典または聖典とも呼べるバガヴァッド・ギーターをわかりやすく学べる。
生き方の指南書のようなものでございます。


こちらの本を一気読みではなく、
こころに刻みこみ実践書として、
日に数ページずつ読み進めよう。


俗世間にどっぷりつかる私には、
容易に成すことはできませんが。
実りある人生の指針書となろう。


^-^
私は、こちらの本は最高だと思う。


ですが宗教っぽくていやだという人もおられるはず。



ならば!



あともうひとつ、多くの人にとって手を伸ばしやすいものはないか、、、
そう思い探していましたところで。
たまたは次の本を見つけました。



未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する


感情を抑えることに7割のエネルギーを費やす現代人」という。


えっ!?
感情を抑えこむことで
知らず知らずのうちに内的エネルギーをむしばむんだって?


そこからさまざまな思いが沸き起こってきた。


未処理の感情を覆い隠すために、
エネルギーをロスしているって。




ここから話が自分のことに一時、
大幅にそれてすいませんがお読みください。m__m



それはコーチングを学んでみて、
試験的にコーチングセッションを協力者に続けてみたときに
「過去起きたことの現場検証」という過去の出来事の振り返りをしてもらうことがある。


過去に起きたできごとについて、その事実を臨場感を持って語ってもらう。
そのときその場面のできごとから自分はどのように感じたのか。
そこからどんな感情がわいてきたのかに気づいてもらう。


話を傾聴して、
内容を整理するため誇張してわかりやすく絡まった糸をほどくよう見える化して俯瞰した内容を共有。
そこに過剰なストレスを感じるような思い込みがあれば他の考え方や見方もあるかもしれない。
そのような際は、その人が課題に対して取り組み解決できる人と尊敬の眼差しで見続けている。


過去の出来事から自分がどう感じたかを思い出す過程で、
自分がそのように考える認識傾向があることがわかった。
するとできごとの事実は変えられないが、
受け取り側の認識や認知は変えられます。
自分がそれをどう受け止めたのかという
受け止め方を変えた瞬間に、
さっきまではそれが嫌で嫌でしかたがなかった問題が、
さっさと済ましてしまってもっと大事な次のことに進みたくなる課題になってしまう。
認知のしかたを、もっと創造的な方向へとシフトさせる視野の拡大をしていくことだ。


すると、問題自体は解決したわけではないが、
話をしていく上で解消してしまう現象が起きてくる。


自分の受け止め方の幅が広い人は、
精神的にタフになれるんでしょう。


一定の要件で一定のままに思い込む反応を反射的にしている自分に気づき、
思い込みから生じてしまう気分に左右される人生から抜け出す方法です。
ご存じの方もおられるでしょうが「認知行動療法」になぞらえた考えです。


事実を現場に返って再検証するときに「思い込み=認知」が公平な視点で正当と言えるのか?
すでに「こうあるべき」「こうに違いない」という誤認や拡大解釈が入って決めつけてないか。
自分の今後の生き方を、より創造的にするために、その認知が邪魔者であったのならば、
行動にブレーキをかけてしまう思い込みを書き換えて進むことが人生の目的にかなうのではないか?
適度なブレーキは安全確実な生き方には必要だが、過剰なブレーキは人生にやり残しを作るものだ。


そのような認知行動療法にもとづくコーチングスキルもあるのです。



別段、こちらは肉体的な治病を意図して行われる質のものではない。
それが、実際に認知の幅を膨らませられる視野を持てるような思考。
そこに慣れてくるにしたがって、自律神経に悪影響を及ぼしていた、
なんらかのタガが外れるのだろうか。


コーチングで「胸のつかえがほどけました ^-^」という経験をする。
するとそれが肉体面への表立った問題が鳴りを潜めていくことがある。


このような自身の身の立て直し方もあり、
取り入れられると成果を感じる方もいるのだろうなと思うときもある。


まだまだコーチングについては、
初心者マークだったり、
若葉マークをつけて走っているので、
これからの研究したい課題ですよね。





私自身、このように認知行動療法について馴染みがあり、関心が深いのです。





この本を書いた著者も認知行動療法に関係しておられると知っていましたので。
それは偶然にも過去『怒りが消えれば、やせられる―コーピング・ダイエット』という、
こちらの著者がかつて書かれた別書を手にしていましたもので。 ^-^



コーピングダイエットの本を手にしたとき。
「コーピングって?」と私も初めて知ったときピンときませんでした。


コーピングとは、
ストレス要因や、それがもたらす感情に働きかけて、
ストレスを除去したり緩和したりするものだそうです。


だから、『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』の本も、気になりました。


目次を観て、
感情を抑えることに7割のエネルギーを費やす現代人」って!


どこから「7割」っていう数値がでてきたのかなぁ。
感情を表現する力にとぼしい傾向にある私は、
7割以上のエネルギーがだだ漏れてしまうので


あと「3割」のみのエネルギーで現状を対処して生きているっていうのは、
エネルギーが少な過ぎで仕事中にガス欠になりそう。。。



そのような気になるイメージが広がってきた時点で、
図書館から借りようかなと思いましたがあいにくなくて。
Amazonでの購入に速攻で切り替えました。 ^-^;




ちなみに、もうわかってるよ!といういう人には申し訳ないのですが、
もう少しだけ丁寧に認知行動療法的な見方を説明すれば、、、


感情の起こりをざっくり観てみると、次のようになります。
できごと」があり、
そのできごとに対しての「人それぞれの感じ方(認知・思い込み)」が生じる。
自身が認知した思い込みから「感情」が沸き起こってくる。



現代人が感情を抑えるのに、
もし仮に7割もの莫大なエネルギーを浪費していたとすれば、
メンタル面の負担がどれほど折り重なるものなのでしょうか。


そしてコーチングで認知(思い込み)がシフトして楽になる
すっきり感情が吐き出せて整理できて見方が変わるとストーンと腹に落ちる。
そこまでいくと、ときとして肉体的に表面に現れる問題が軽減するか解消することもある。
すると「こころから体に来たんだね」と、起因がわかり、
肉体面だけで探る以上の見方を求める知恵も必要な場合があるとわかった経験をする。。。


まさに腹落ちしないような未処理の感情を放置するのは、いかがなものかと思えてきます。 




ちなみに、
Amazonで紹介されている内容は次のようです。



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私たちの現実を曇らせる未処理の感情とは、世の中の価値観や他 人の評価に振り回され、コントロールされる自分そのもの。
未処理の感情は、あなたに気付きをもたらすべく、現実に問題と 混乱を起こすことでシグナルを送っているとも言えます。
未処理の感情を抑えていたブレーキの緩め方を知っただけで、わ ずか数カ月の間に億単位の借金を完済したり、年商が2倍になった り、家族や夫婦間の問題を次々と解決していった方々が続出しています。
本書はその未処理の感情に向き合い、気付き、許し、受け取るた めのメンタルケアメソッド。「いつも大事なところで決断できず、 結果を出せない」「会社を辞めたいけど辞められない」など事例を もとに解説しています。
個人セッションの予約が現在1年半待ちの人気講師である著 者が延べ2万人以上のセッションをしてきた経験を活かして開発した 「4nessコーピング」は、いわばその未処理の感情にコーピン グ=対処していくための術で、「自分の人生を生きるための力」を つけるツールです。ぜひ、みなさんも未処理の感情と向き合い、本 来のあなたに戻りましょう。きっと、人生がラクに生きられます!


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【目次】


■第一章 未処理の感情に気付き、人生の主導権を取り戻す
ストレスを「苦しい」と受け取るのは、脳や思考の癖でしかない
あなたが感じている違和感や「モヤモヤ」の正体
感情を抑えることに7割のエネルギーを費やす現代人
「自分を見失う」本当の意味
あなたの中の被害者・加害者・傍観者
本来の自分で生きるーーマズローの欲求五段階説
未処理の感情を使って、人生の主導権を取り戻す


■第二章 感情の構造に気付く~Awareness~
本来の自分に戻る、4nessの旅
ABC理論ーー感情は自然に湧くものではない
感情の構造を知る「ABC理論ワーク」
●WORK1 ABCの作用
現実と呼ぶものの8割は想像で作られている
信条や固定観念は時間の経過や経験によって変わる
一流の人には一流のB(認知)がある
名詞や文化の中にも固定観念は隠れている
あなたの現実を作っているもの
歪んだB(認知)は現実を歪ませ、歪んだ現実は歪んだBを強化する
未処理の感情が、歪んだBを作り出す
未処理の感情に気付くと、問題の8割は解決する
セルフのBを緩めて、本来のあなたに戻る
人は成熟するほど、等身大の自分で生きられるようになる
●WORK2 感情の振り返りワーク


■第三章 未処理の感情を見つけ、許す~Forgiveness~
未処理の感情に気付く、2つの手がかり
「…かも?」という仮定こそ、思わぬ感情に気付く鍵となる
未処理の感情を意識化するときに気を付けるべき2つの障害
感情の揺さぶりは自然な反応
人を最も苦しめる「感情の二重価値」とABCDE理論
使い慣れたBには、必ずメリットがある
不満と不安の違いーー不安を認めるとBは緩む
不安にOKを出せる人のほうが、他人に信頼される
未処理の感情は、名前を与えられた瞬間に「許される」
感情は「ジャッジ」しなくていい
●WORK3 思い込みへの反論ワーク



■第四章 直面化して受け取る勇気 ~Mindfullness~
「直面化」の力ーー事実を明らかに見て受け取る
「悩む」と「考える」の違いとは?
事実と解釈を分け、「心」と「型」からアプローチする
変えられることから手をつける
ポジティブシンキングの弊害
組織の和も、白と黒のバランスで保つ
「何でもできる」は直面化を妨げる幼児性
嫌いな人、苦手な人は必ず自分にギフトを与えてくれる
自分の中の「男と女」を育てる
健全なパートナーシップに宿る、健全な共依存
あなたの「黒=根源的B」を探るワーク
●WORK4 自分の根源的Bを探るワーク
他者承認欲求に基づく行動は自分を裏切る





■第五章 本来のあなたに戻る ~Oneness~
「気付いたら自分が変わっていた」がベスト
人の意識は、深い部分で繋がっている
●WORK5 あなたの信条
「6段階目」の超自我に目覚める
●WORK6 最後のワーク「私の幸せを妨害しているものは?」
「know who」で生きる者が、時代を作る
ゾウはキリンにはなれない
自分を傷つけられる人は、自分しかいない

付章 「未処理の感情」を探るケーススタディ


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