フェイスマッサージ・ヘッドマッサージで集中力や思考力がアップするかも!

独自の(^-^;)フェイスマッサージ成果のひとつとして、
最近つとに感じるのが、歯のかみ合わせがよくなった点。


私は右利きです。


すると右骨盤の腸骨が前傾しやすい。
その右腸骨の落ち込みが発生していく。
つまり左右の骨盤の高さがちぐはぐになる状態ですね。


「利き足」というものを持っている人間は、
相当注意深く左右差を消す努力の大切さを知らなければ、
そこから必ず問題は発生していくのです。
利き足を持つ感触は、
ふともも部の前側の筋にあたる大腿直筋や外側広筋を無意識にエンジンとして使おうとする悪癖です。
ほんらいは右側脚部裏側にあるハムストリングスがエンジンになる筋肉ですから、
そちらをしなやかに活性化させてパワーを発揮させて動く感じにするのがいい。


そのようなハムストリングスがエンジンで、大腿直筋が方向指示器としての役割分担通りの意識で歩く。
それをしていかなければ、単純にウォーキングをしても体が整えられずにゆがみだしてしまうものです。


午前中のお客様が、そのことに気づいておられて、
「ただウォーキングをするだけじゃダメだろう」とおっしゃっておられました。
さすがですね〜。


私は、中国では後ろ歩きだけする専用の歩行レーンを設けたところもあるので、
ぜひ、後ろ歩きをしてトレーニングしてみてくださいね!と。
実際に後ろ歩きをすればわかるが、左右のハムストリングスが均等に使えて、
急性の腰痛がきびしい!ってなっている人は3〜10分程度も後ろ歩きをすれば、
不思議なほど腰が緩み伸び出して腰痛が治まってしまうのです。


ウォーキングの姿勢等に不具合を感じている人は、ぜひ、試行錯誤のための取っ掛かりとして、
やってみるといいでしょう。


ちなみに、中国では国民健康保険がないので病気になれば実費と聞きます。
そうなると気軽に整骨院や整形外科にいくのもかなり高額な医療費を払う。
そうならないためには自衛の意味が深い自己管理には貪欲に取り組みます。
そのような意識は大事ですね。




話がそれました、
修正しましょう。


右利きで右腸骨が前傾すると。
骨盤の落ち込み分はそれを帳消しにするため腰部にL字側湾をこさえつつ右肩に上がりが出てくる。
そうやって骨盤部分で生じた体の軸の歪みを修正していく。
頭部の脳は地面に対して水平位置に置かなければ思考が鈍るし、視認性もひしゃぐので、
頭部は水平になるよう設置するために最大限努力するような作り方がなされているからだ。


ちなみに右手が使う使用頻度が高くなれば右肩がさらに持ち上がりだす傾向が強まり、
体のL字側湾は強まってダメージが背部起立筋のみではなく腰方形筋や肩甲骨の位置を決める菱形筋、
または頭部の傾斜を修正するための斜角筋などが立位姿勢でいるだけで、
過剰に使われてしまう人も出てくる。


それが昔の私だった。


施術を始める前には、
身体操作を考えたことはあったが、
歪んだ状態の体での内部感覚を頼りにしたため、
どこにも頼りになる指針なく暗中模索状態での太極拳やら。。。のレッスンだったから。
残念ながら、あまりのひ弱な私の体はかえって正当な体の使い方からはかけ離れたことも随分してきて、
つけちゃいけないところの筋肉をかなりつけてきた自覚がある。


それらも相応に姿勢よく心がけて改善傾向を示していたのだが、
手を付けていなかったところが首から上の部分だった。


フェイスマッサージをしていた当初、
それまでは「左顎関節周囲の硬化した側頭筋や咬筋など」が顔の筋肉の状態を変える鍵だと思っていた。


そこは右利きであるが故に、頭部が右に傾斜する状態を食い止める筋肉として
左側の斜角筋や顎の筋肉を常に固めるという特徴があるからだ。


ちなみに右に頭が傾斜すれば右顎は閉じるが左顎は開いてしまう。
左顎が開いたままでは集中力が続かなくなるため、
無意識のうちに左顎を食いしばることで左右の顎とも噛みあうよう補正するのです。




解き始めていた当初は、
左顎をリリースすればいいというのは正解だったなと思った。。。


左顎関節周囲の緩みは思ったほど難しいものではなくて、
リラックスした筋肉に変わっていきました。
そして左顎からカクッというクリック音が。
思ったほど顎関節のリリースは難しくない。




そんな余裕が出た気持ちでしたが、
そうなってもしばらく頭部のリリースをし続けると、
右側の顎部分からクリック音が聞こえ出してきました。



そこは意外でした。



それほどまでは右顎関節は固くは感じていませんでしたから。。。


ですがさらにワンステップ上に推論をするならば
アナトミー・トレインを知れば大腰筋等含むコアの筋肉を通じて顎関節をみればよかったんですね。
すると確かにコアの右顎関節が流れの末端と考えたいものでありました。


それは右利きであるが故に、右股関節がはまりが浅くなることから由来するのです。



いろいろと筋肉の連鎖などの関係から人体を読もうと努めていきましたが、
自分の体が素材として追求されたときには、
悟りにも近い「あっ、そうか」という言葉がでてきます。



そして今まで自分では感じたことがないほど、
顎関節のかみ合わせ位置が理想位置に並んで。


顎関節の位置の理想状態はフェイスマッサージをしなくても保てるか?
というところを意識して、わざと3日間ほどフェイスマッサージをしないでいるのですが、
短期でこれが戻るということはないことも確認できました。
右顎関節が緩むと体の芯の緊張状態も緩みだして、
眠気が強くなり自分の内側で少しずつ何かの歯車が動き出す。
そのような感じがしています。



今時点、集中力や思考力が向上。



かつてコーチングスクールの音声を聞き流しで学習してきたのですが、
本当に聞き流して意識に引っかからなかったところが多かったのです。
ですが、それがかっちり講師の言葉の要点が頭に書き込まれていった。


コーチングスクールに通っていたときにこの状態に至っていれば・・・。


それは今考えればショックではありますが、
絶対に別の形で取り戻す気になっています。




そして今日もお客様から、
「顔が細くなった?」と言われました変化はありますが、
見た目ではわからない中身の面で
私って顎関節のずれで、人生上かなり損をしていたかも。。。



もしかすると、昔は記憶力が良かったのだがという方は、
顎関節の改善する必要があるかどうかを側頭筋や咬筋の硬さなどを調べてもらって。
もし顎関節に問題があるならば、ほぼ100%仙腸関節のズレが生じているもので、
その仙腸関節の調整を必ず先行して完了させておいてから顎関節のリリースにいく。


そうすれば、けっこう画期的なことになるんじゃないだろうか?!


そんな気がしています。






フェイスマッサージだけを先行させるのも問題があるなと思って慎重な姿勢を取りたいと考えているのは、
上記にあげる「仙腸関節のずれ」からくる体の側湾が顎の食いしばり等の問題を起こしているのですから、
そちらの原因行動を取り除かないうちに顎関節周囲の筋肉を緩めればかえって不測の事態に陥りますから。


積み木を積み上げる構造体を考えていただければ、
積み木の地盤部分が傾斜していればいくら上部の積み方を工夫しても不安定さは拭えないだろう。
同時に上方の積み上げられた骨格の積み木部分は傾斜していて滑り落ちようとしている状態を、
筋肉を骨化させてつっかえ棒を創ってあるから落ちないよう構造を場当たり対応しているのです。
そのつっかえ棒を引き抜くというのが、下地の骨盤部の水平性を取り戻す前に顎関節周囲を解く。
ということなのです。



以前メールで、お客様に私のフェイスマッサージの簡易ビデオを創って施術を受けている方に提供したい、
というのは、この骨盤部分の水平性が確保されている人じゃないと顎関節周囲を深く解くのは危険だから。
手探りで自分で体の状態を探っていくことは私は決して否定的ではありませんが、
顎関節周囲は精神的支柱にも左右されるほど影響が深い部分です。
知識がないまま取り組みを先行しすぎるのもミスしたら収集がつかなくなるのです。


そういった意図があります。