あなたの使命は?


一昨日前、
コーチングスクールに昨年通った際に知り合った方とお会いしました。
一年弱ぶりでいつか食事でもといいスクールを無事に卒業なさった若者です。


彼は最近の活動をはなしてくれました。
自分らしさと目指す目標を明らかにし、
立派に人と関わりをもちながら羽ばたいている。


その様子をさわやかに語る彼の姿から、
私にもやる気や勇気がわいてきました。
ありがとう!


後半、コーチとしての彼のコーチングが始まった。


相手への気持ちを考慮しつつ丁寧な言葉遣い。
相手の目を見るのではなく、
相手の思い描いているビジョンを虚空に想像しながら、セッションを進めていきます。



「鈴木さんの使命は?」


と、ぐいっと、私がやっていこうと考えていることに迫ってくる。
私自身、先を考えながらいかないとまったく動かなくなる性格で、
おかげで、いつもいつもなんらかの目標や目論見を持っています。


施術では施術の分野で見据えるものがありますが。



別件で、こころの操作法では今は、未来自分史というテーマで考えています。


過去の自分史から自分を知り、
未来の自分史を先取りして描く。
それは五感を活かし続けながら見える化できるレベルでの創作です。


なんら制約がなければ、どんなことをしてみたい?
どうなってみたい?
どんな自分でありたい?
簡単にいえばそのような内観視し続けていく習慣を徹底して身につける。
そちらのトレーナーとして、やり方の指導を手助けをしていきたい。


大切なのは連続する創造的な生き方の選択です。
一度、書いてみてかきっぱなしではいけません。
いったん決めた自分史はつねに新たな気づきや自己成長で書き換えられ、
固定した死んだ物語に生きることはないようにしたい。


「自分らしさ」を大事に考えつつ
他者と手を取り産み出す楽しさと、
社会への貢献もかなえられるように。


そうやって考えていく過程を通して、
「自分にとっての使命は?」という回答が求められるのでしょう。
そうでもしなければ、
そんなことは考えてもいなかったならば、
聞かれてとまどうばかりになってしまう。


どうやったら、そのようなアイデアがかなうだろうかという方法論に話が及び話をしておりました。



彼が私もなにかできることがあれば協力をしましょう!といっていただき、
コーチングが終了。



その後、その方の師匠と呼ばれていた方が、
体調不良を感じておられるようだから観てほしいという約束できたいただいた。


そこで、その師匠からのひとこと。


「鈴木さんは、これからどのようになさりたいんですか?」



えっ、またコーチングがここでも始まる兆しを感じて、ドキッとしました。


師匠と呼ばれる物腰で裏表のない存在感が卓越した方。
澄んだ目で、そのような言葉を私に投げかけてくれる。



この言葉を投げかけてくる人は、多くは自分自身が使命感に燃えている。
その口調が浅いうわっつらの言葉で、ただ聞いてみたかったというよりも、
その者の生きてきた姿や考え方の本質を浮き彫りにして、
自分の姿勢にそぐったものかどうかを吟味していくから。


うわっ滑りする思考レベルでの話をしては、
底の浅さが見透かされそうだと気づいたが。


施術中でしたから、
そこは施術で使う脳と内観部で使う脳のエリアは別箇所です。
施術の際に利用する体の透視ができなくなりそうだったので、
さほどつっこんだことはいわずに、
先ほど彼に話したばかりなのですよ〜というにお茶を濁しました。





私も、近所にそのような方がおられます。


施術中にボディワークの心得から、
患者様との接し方、そして家族への思いやりなどから、
その方の日頃なさっておられることのエピソードから、
多くこころに響く言葉をかけ続けていただきました。


自身が経験をなさったことから語っていただけるのがほとんどです。
借り物の聞きかじりを話すようなことは一切してこられません。
難しい本の概念を持ちだして煙を巻くような飛躍がない。


だからこそ私やその他の、この方の知り合いの方々に、言葉が届き響くんだろうなと感じています。



人から学ぶことって貴重です。



得てしてメッキ加工ははがれやすく、
本物志向で自身を育てたいならば、
それは誰から学ぶか、学びたいか。
そのご縁は宝物ですし、貴重です。



そんなことをつくづく感じるこの頃です。