促通反復療法って、多くの方の身体操作の熟練性をあげるために役立つと感じました!


もともと協調的な身体の連動が苦手な運動音痴だった私のようなものには、
身体の操縦術として新たな視点を拡張することが大切ですし、価値がある。


研究課題のひとつとして


フェルデンクライス・メソッドの、
手を使った動きの指示誘導をして合理的な動き方を身につけさせる機能的統合。


これは実際にフェルデンクライス・メソッドの先生にお願いするのが一番いい。
体験から入ると、腑に落ちる点が多く得るものも大きい。
補助的に知識を得たいのならばYouTubeなどで、
海外の方が多くの映像がアップされています。
関心がある方はご覧いただければと思います。
また洋書ですがテキストもあります。


そちらを私はここ半年、メインで見続けてきたんです。


その延長線上としての考えで、
片麻痺の方のために心強い促通法という身体訓練の方法の本。
こちらに添付してあるDVDを繰り返し視聴しています。



片麻痺回復のための運動療法 第3版 促通反復療法「川平法」の理論と実際


今は、いつもするように映像を流し見をしていて、
毎回ごとに、1つ2つと気づいた点や感じた点を、
こころに留めておくという作業をしているところ。


促通反復療法とは、
麻痺をしている患部を含んだ動きを促進させる方法。
術者が患者の麻痺を起こした部位の動きを作り出す。
そのときには協調運動から丁寧に創り上げていって、
末端部分だけの操作に終始しがちな手抜かりのあるよくない操作法から脱却した動きの方法を伝えている。


意識を向けるべき方向へ声掛けをして動作を助けたり、
患者様の体をタップして動作を促したり、
患者の筋を伸長させて動きを促す伸張反射を活かすのも秀逸で
歩行時には転倒の危険を回避するようサポートしながら安心できる動作を促したり。


そうすることで脳に動作全体の運動へ注意を向けさせて、
繰り返しこれを反復し続ければ良好な動きの操作が身につく。


ただそれは片麻痺以外の方が、この方法で動き方を学ばれても、
動き方の質が向上することで、省エネで無理やムダのない身体機能の合理的活動ができるようになるだろう。
そのようなものだと言える側面もあると見て取れたところも収穫だった。
学ぶところの多い臨床家のノウハウといえるところも散見することができ勉強になりました。





また・・・やはりテキストだけでは学べないなぁと痛感するところです。
DVDの映像は促通法の操作の感じやタイミングを観て学ぶには必要だ。




またより関心がある方は下記のサイトをごらんいただければと思います。
川平先端リハラボ: 促通反復療法研究所
http://kawahira.org/