姉へのインパクト圧

昨日、ボウエンテクニックの手の裁きと自作てい鍼のインパクト圧で、姉の施術をした。


ボウエンテクニックで背中等をリリースする際に、
おおよそという以上に深部まで体の状態を手の指先でチェックする。


基本、ボウエンテクニックの本来の圧ではない。
通常のボウエンテクニックの圧でのアセスメントでは、
深層部の筋膜状態までチェックできないからだ。


やはり相当考えぬいた自分流にアレンジをしている。


その正確な情報収集があって、
はじめて自作てい鍼のインパクト圧がミリ単位以下かつ筋膜の層分布の把握等がかなう。


ボウエンテクニックと自作てい鍼の、その組み合わせ。


それだけで、呼吸がほぼほぼできなくて思考力が途切れてしまった姉が、
「あぁ〜、呼吸ができる!!!!!」
と一日たっても、それを実感していた。


高血圧という循環器系の問題があるときに疑われるのは、
心臓周囲の問題もあるのだが、胸椎の心臓へと脊髄神経が伸びる神経根がダメージを得ていて、
にっちもさっちもいかない状態の時もある。


案の定、胸郭は拡張しきって動きがないのです。
胸郭が拡張収縮したり横隔膜が動くことで心臓をマッサージをすることで
調子良く働ける心臓は、かえって自身の胸骨に頭を強く押さえつけられて動きが取れない状態。


血圧が180を上回るときには、たいていそのような状態を伴う。


そしてその胸椎のズレが深部まで立ち入っているときには、
持続的なリリース効果が及ばない。
一時的なリリースで改善も浅いのだ。


ですが手の指で情報を深部までかき集めてからインパクト圧をという組み合わせでは、
リリースを受けたときに腎臓裏のしこり、特に後背筋部分と起立筋の癒着がひどくなっているので、
そちらをリリースするときには多少の打撲痛はあるが、
それは通常は数時間もしないうちに消えていく。


そして深部へとリリースが可能なインパクト圧だから、
施術は今までの私の当社比とも一線を画する成果がでる。


そしてこの状態は施術を3〜4回ほど繰り返せば
大きく体質を変えてくれるような循環器や呼吸器の悪状況を改善することとなるだろう。


ひとまず身内にも役立ってよかった。 ^-^