日本の人口が減少していく流れをみて、、、

今の時代。

未来の暮らしが楽観視できるほど、
安定したものとはならないだろう。


そのような気持ちが大勢を占めているようです。




先日、とある教育者の方で見識者と呼べるようなお客様より
「今後の日本人の人口減少社会から、どのようなことがおこるか・・・」と
お話を聞かせていただきました。


今後ますます私立の大学等、教育の現場では少子化があたえる影響のほどは大きい。


ただそこの話にとどまらず、
もう少し踏み込んだところまでお話を聞かせていただきました。


私自身、漠然と、将来の日本を憂う気持ちはあったものの、
そのお客様より語られたシビアな内容から、切羽詰まった。
緊張感を受け取りました。





あらためて未来の日本がどうなるかの予想を述べた本を読んでみよう! ^-^;



みなさまの中には、以下の本をお読みになられた方もおられるでしょう。




未来の年表 人口減少日本でこれから起きること



<主な内容>
第1部 人口減少カレンダー
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
・・・ほか



といった内容がコンパクトにわかりやすく書かれている。。。




私も年齢は進んでいっています。
家計上の問題として、
高齢者となっても精いっぱい働いて稼いでいかなければならない。
そうすることが当たり前のことと思っています。


体力的に体を動かすことが難しくなったときは、
それまでの経験を価値あるものへと変えていく。
そこで役立ってもらえる方がでてくれたならば、
どうにかやっていくこともできるのでしょう。



そんな必要を感じつつも、
現役で働き続けるのも難しい場合も増えてきているわけです。


上記の本で読んだ中のことはすでに現実として芽吹いています。


若年性認知症を患われた方や介護離職をなさった知人の話を聞いている。
最後のセーフティーネットとして用意してある社会保障制度も手厚くしていくにも国の財政上の問題もある。




そしてついでに、平行して読んでいた本が、、、つぎのもの。



中高年シングルが日本を動かす ---人口激減社会の消費と行動---


という本もざーっと目を通してみました。


内容は、、、
総人口が激減するなか、唯一増え続ける「中高年シングル」が消費をリードする!中高年の単身世帯が増え続ける日本。
その単身世帯の消費や支出の動向をつかむことは、企業の商品開発にも欠かせない。
個人化の影響で、ライフスタイルはどのように変化するのか。
社会全体の仕組みはどう変わるのか。
日本の未来を見据えた新しい暮らし方を、
消費社会マーケティングの第一人者が徹底分析。




というもので、なんとなく「あるあるネタ」のようにも感じられ、
うなづけるところが多く読みやすい本でした。。。
ただ切実さに触れブルーな気持ちになるところも。




中高年シングルということで、ひとつのくくりがあって、
シングルではやはり働けなくなるリスクを回避させたいという志向性から、
健康志向拡大傾向となり、その向きは低年齢化してきてもいるといいます。


たとえば女性ミドル(35~59歳)では、衣料から医療へと移り変わってきている。
なかなかの語呂のいいシフトですね。


施術家は健康志向を背景に精力的な活動をしていけそうじゃないかと思われるかもしれません。


ですが実際問題として、
他の施術者の方からお話を伺うと、
別段、お通いいただいているお客様の不安と変わりはしないんです。


よほどの蓄財ができていればいいのですが。
そうでもない限り、自身の身を守りつつ現役で働き続ける。
そうしなければやってはいけないという危機感は強く持つ。


そして同時に、ハードな仕事でもあって、仕事が忙しいと利益が上がる反面、体がきつくて、、、。
知人のマッサージセラピストさんから悩みを打ち明けられたとき、
「お客様が、、、ひっきりなしに来てしまって、体力が追いつかなくて。最近、眠りが浅くてもう、、、。
お客様が、怖くてしょうがないんです。。。」
と切実な様子でした。


施術業をするものとは健康を害すれば、施術業はできなくなります。
確実に、、、。


反対に仕事に暇ができてしまうと、ときにはバイトに出て、施術院経営を支えなければいけません。
経営すれば月々の支払いがあって、時勢から自転車操業をしていかなければならない時期もあって。
がんばんなければならないことも。。。
そんなことを、一度や二度は乗り越えることも必要です。



若くて働きやすいときには無理も効きますが、
年が重ねられていくに従い無理も効かなくなります。


先手を常々、想定して打っていかなければならない。


自身が活躍する日本の将来が、これからどうなるものか。


流されず、自分のすべきことを足元から見直すことを繰り返していかなければなりませんね。