脳脊髄液の流れが、ボウエンテクニックのセッション中に変わる様子へ

ボウエンテクニックを初めて受けてみて。


気づくことがあるでしょう。



体の中枢神経系に深く関与する部分へアプローチをしたときに、
脳脊髄液という脳内でつくられる脊髄神経等の神経の栄養源になる体液が送り出される補助がなされるときがあります。


それはたとえば顎関節や仙骨部分など、大切な部分を緩めるようなアプローチをする。
それから1〜2分ほどアプローチしない休憩時間を置くのです。


施術を外から観ている人にとっては緩慢さを感じるかもしれません。
ですがそのときにクライアントの体の内側にいるインナードクターは、
必死に活躍をし始めている、大切な作業中なのですね。




もしも脳脊髄液が滞っているならば、
脳脊髄液を送り出す器官がしっかりと脈打ちだす反応が生じるときがあるんです。
すると脊髄神経等の活性化がなされて、
そこから風が吹けば桶屋が儲かる方式で自然治癒力がパワーアップへ繋がるのです。



アプローチをしない休憩する2分間という時間中に、
クライアントの意識はあるが体がピクピクと動く等の変化が起きることもあり、
そのような動きが始まってから少し時間が経過すると収まりだすことも。


脳脊髄液の送り出しをしっかりしだす作業が一定の終了を得ると、
体のピクピクという動きが終わる感じに。
実際には体が動かなくてもそのような反応が起きることもあるのです。
そこは施術者がしっかりとした観察眼で、様子を見て判断して、
次の部分をアプローチをしていくようにします。


また単なる観察眼というよりも、
クライアントの脳脊髄液の流れをクライアントの頚椎部分やかかと等を触れることで
チェックすることもできます。


ちなみに、、、。
それはクラニオセイクラルセラピーなどを勉強なさった方々には理解できることでしょう。
また私がこの脳脊髄液の流れの改善の様子についてクラニオセイクラルセラピー以外にも、
こんなにシンプルに促進されるセッションがあるのかと驚いたのがボウエンテクニックでした。



この脳脊髄液が送り出せるきっかけが造られたものの、
十分に脳脊髄液を送る機能が改善するまでの時間を置かないで次の部位を刺激すると、
脳脊髄液を送り出さずに次のアプローチポイントに意識が向いてしまう。


それって、自然治癒力のパワーアップ的な見方からすると、
とてももったいないことをしているということになります。 ^-^;



そのような不思議な休憩時間が入るというのがボウエンテクニックの特徴のひとつです。



つまりなぜ、ボウエンテクニックって、効果が不思議な感じででてくれるのでしょうか?
という回答には、
実は脳脊髄液を順調に流れるよう、
お手伝いをする手に長けているということが言えているんですよね。