書籍紹介:『筋膜ディストーションモデル <筋膜歪曲モデルを通してのオステオパシーと整形外科の統一>』

先日、渋谷のジュンク堂にでかけたときに見かけた本。


ちょっとびっくりしました。




私がもっている『オーソパシック メディスン 第2版』という本がありまして。
そちらの副題として、「筋膜歪曲モデルを通してのオステオパシーと整形外科の統一」とあります。



そちら関係の本なんですね。



確かかなりの昔に池袋の谷口書店に足を運んで書棚になかったので店員に、「この本はないの?」と聞くと。
なんだかしぶしぶ影から出してくれたのをありがたく買ってきた次第です。


筋膜リリースをしていく際に、筋膜の故障した感じってどういうパターン(モデル)があるのかと、
お客様に問われると、この本のなかのさまざまな筋膜の異常な状態が紹介されていて、
それに対応した独特な即効のリリース法まで紹介してある。


とてもありがたい本なのです。



ただこの本、もともとが洋書を翻訳したもので、
左ページに英語表記のままのページ、
右ページに翻訳表記のページという構成です。
なぜ英語表記を遺したかは、それは翻訳部分がちょっとわかりづらい点もあってのことで、
やはり読みづらくて。。。理解しづらいところもありましたから。


そのようないくつかの点が読みやすくなったり、さらに進化した内容を紹介してくれるのではと期待して、
新刊がでているならば、ぜひ、という気持ちに。。。



ただ新刊が出たというのは知っているものの、
そちらはもう会員しか販売しないようなことだったかで、
私は購入するのを断念しました。
本当にほしかったんですよね。


高いお金を支払っても、
価値あるものは手に入れるべきです。
実際に新刊はちょっと目の玉が飛び出そうな価格であるのですが。。。。
それはそれ、自分でゼロから開発するよりも、
そこはさすがに読んで学ぶほうがいい。




そんなやるせない気持ちを背負いつつ、
先ほどの話に戻るのですが、
下記の本をジュンク堂で見つけました。


書名からは、オーソパシック メディスン関係の本だとは思えない
「筋膜ディストーションモデル」というものだったから、
あまり期待もせずに手に取りました。


するとカラーページで比較的にわかりいい内容ですが、
どこかで見たことあるイラストが・・・と、
まじまじと見るとまさにオーソパシック メディスンだし、
こんなにボリューム感ある本として、ないよう深く紹介してくれる本が、
一般的な誰にでも手に入るように買えるようになっているなんて。


かなり小躍りしました。




筋膜ディストーションモデル



■-----------(書籍内容 ここから)------------■


内容紹介
20世紀末にスティーブン・ティパルドスによって考案されたFDM(ファッシャルディストーションモデル)。
FDM(ファッシャルディストーションモデル)は、カイロプラクティックオステオパシーとは異なり、捻挫や肉離れなどの怪我、腰痛や肩こりなど体に生じた変化(筋膜の歪み)を、元に戻すことにより治癒させるという新たな手技療法です。


筋膜ディストーションとは、結合組織の可逆的な歪みや変形のことです。
本書は、FDMの医学的コンセプトを詳しく解説する数少ない実践書です。
本書の特長として
・6種類の筋膜ディストーションを学べる
・患者のボディーランゲージ(痛みを訴える体の言葉)を手がかりにして、痛みや運動制限の原因である筋膜ディストーションを特定する手順を学べる
・適切かつ効果的に治療を進めることができる
・写真により治療の手順が分かりやすい
・治療の有効性を実証する症例を紹介する


施術の即効性という特徴から、早期の競技復帰を目指すスポーツ選手にもたいへん優れた手技療法です。


■-----------(書籍内容 おしまい)------------■



ただその本を手にした日は雨で土砂降りだったので、
買って帰れば本もぬれてしまうでしょう。
それで断念したんです。



いずれ、こちらは購入しようと考えています。


また筋膜の治療について、造詣を深めたい方は、
ぜひチェックしておくことをお勧めしたい本ですね。



施術方法は、ちょっと痛みが強く出ますが即効性あり効果的です!