立位全体写真撮影で、写真を診ずに数値を読むか。写真も読むか。。。 写真で見抜けていたらよかったのに!


いま、風邪がはやってますね。


皆様は、ご無事でしょうか。


私は就寝中の寝具に問題があり、免疫力が低下していたのです。
「おっ、ちょっとのどの奥がかゆくなった!?」ということに。



といことで、そこで!


先日、アダプトゲンハーブの続きで、アダプトゲンではないが、
多くのかたに風邪のひき始めに治してくれるとされているエキナセアを購入していまして。
アメリカ等で風邪にいいとか、効くとかお勧めされるハーブのどれを試してもダメだったという人も、
このエキナセアは試したら効果を実感できたということでブレイクしたハーブです。
北米先住民は、蛇にかまれたときの解毒に使ってみたり、、、。
エキナセアには免疫力を高める効能があり、
ウイルスや細菌の侵入を阻みます。
だから風邪やインフルエンザの予防にうってつけです。
ただ、葛根湯のように、症状が悪化してしまう前に利用することがポイントです。



森のこかげ エキナセアティー 500g (TB刻み) オーガニック原料使用 M


そちらをティーカップに、茶漉しパックにいれてご愛飲です。


以前、お客様からエキナセアのチンキをいただきまして、
風邪気味になるとそちらを喉奥に数滴落としていました。
そのときにお薬味のような不調な味覚がなくて感動して、
それからエキナセアが好きになりました。


エキナセア。 
このハーブはお茶にしてもほのかな甘みがあって美味です。


おかげさまで、のどのかゆみなどは、すでに皆無になって、
快適に過ごさせていただいております。

^-^






と、ハーブの話はさておき、ここからが本題です!





一昨日前の施術での会話。


お客様が姿勢チェックをしてマシーンを使ったり施術をする治療院にいってみた話をお伺いしました。


まずはボディチェックを体側から。
体の部分に評点をマーキングし、
体側を全身チェックできる写真を撮影します。



ただたまたまその写真撮影時に、
身体にフィットしていない服を着ていたため、
マークしたポイント部分がずれてしまったためか。。。
ひどい姿勢だという言えるような計測数値がでてしまったそうです。


お店のスタッフには計測するとき小さなボールを骨盤の傾斜がわかるようにつけてくれたそうですが、
そのときに「うまく測れそうもない服をきているので脱ぎましょうか?」といったのですが、
脱がなくてもいいですよ〜という会話があったそうです。



そのときに撮影した写真には数本の垂直軸と脊椎の傾斜ラインや骨盤傾斜をあらわす線が引かれていた。
私にそのA4サイズの写真プリントをみせていただくと、
しっかりしたアライメントが整えられています。


私はその写真を見て「おぉ、○○さん!すごいいい姿勢だと思いますよ!!!」


だから姿勢のよさを見抜ければ、
どうみても計測時のミスが現状を汲み取らない数値になったと疑われると思います。


それでお客様が、「実は計測時に服がだぼっとしていたので、正確に測れていなかったようだ」というと。
お店のスタッフは、「そんなことはありません!数値は正確です」と主張し続けていたそうです。


お客様は、写真を見ていただいたら、
どうみても体軸が整えられているし、、、
と訴えたことでしょうが、
お店のかたは一歩もひかない態度だったのでしょう。


そのお客様以外には、ずいぶん姿勢が崩れた様子が見える方々もいて、
その方々は「普通ぐらい」という結果判定なのに、
しっかと立てている人が「まったくダメだ」という判定をされたため。



実は、、、。
そのお客様は、人前に立つ講師をしたり女優であったり多才なかたで、
だからこそ、自分の体の姿勢にも細心の注意をもって日々を送ります。




それなのに、これじゃ、、、自尊心、傷つけられまくりですよね。。。




その融通性のないお店のスタッフの対応で、
めったにそのお客様が怒るような姿を見たことがなかった人を
ここまで憤慨させてしまうほど気分を悪くさせてしまいました。



ボディチェックをする側としては、
そのような硬直した雰囲気にならないように、
柔軟なものの見方や考えかたをしていこうと改めて思いました。


とにかく、その施術院に接してみてお客様が「気分がいいか、悪いか」。


そこを大事にせずに仕事をしていては何をしたいのか、
わかりませんよね。


とりあえず、姿勢の良し悪しを数値のみではなく、
写真をせっかく撮影なさったのですから、
その写真からも情報を汲み取っていただきたかったと思います。




写真の状態から、
耳の穴、肩峰、ひじの位置、胸郭や腰部の前屈の有無、
大腿骨骨頭部と股関節のはまり状況、膝の位置、そして大腿骨と頸骨の連携など、
基本的な部位をチェックするならば、
よい姿勢をなさっておられるかどうかはわかると思います。


私がこのお客様の写真を見た瞬間、
「グラウディングできてますよ!すごいじゃないですか!」
とぱっとみで印象が私の背筋にびびっと飛び込んできて、
それから上記のような細かい部分をみて違和感がないか、
正確であるかをチェックしていくのです。



ただ計測の際の数値自体というよりも計測時の写真はどちらも、
ちょっとした呼吸を吸ったときと吐いたときでも大きく姿勢変化を起こしますので。
私は計測された数値に一定の判断材料としつつ、写真自体も。
それはある程度の参考までにとどめるというように考えてもいいのかと思っています。
ただお客様に、客観的に自身の姿勢の状態を意識してもらうには、
写真にとってお見せするというのは印象に残りますのでいいんですよね。


私が写真を撮らせていただくのは、
基本、あまり施術の進んでいない悪い姿勢であるときには、
それを撮るというのはあまりせず、
いい姿勢になっていくと、ついつい私がその姿をみて喜んでいるのを共感してもらいたくて写してみてもらう。
そのようなことはさせていただくことはあります。


それ以外のときは、
時間的にそちらに時間をかけたくないので
あまり写真を撮影して遺すことはしていなくなっています。





ときどきおこなわれる治療院話では、
施術前と後のビフォアアフターでの比較で、
ビフォア写真は息を吐いたときに撮影して前傾してもらった絵をいただいて、
アフター写真は息を吸ったときに撮影して脊柱起立筋が伸張したときの姿勢のよくなったタイミングで絵をもらう。


そのような小技を使うこともあるんだぞと、
耳にしたこともあります。
私も耳を疑いましたが、
私自身、お客様の体側側の立位姿勢で撮影させていただくときに、
ためしに上記のような呼吸のタイミングでシャッターを切ったとき。
想像以上に開きが出たんで、びっくりしまして。



もちろん、そのような小ざかしいことをするような治療院は少数派です。
私もそのような不思議な写真撮影では中身が写らないので、
判断材料にならないのでやってはならない写しかたとして参考にしています。



ただそれ以上に、写真に写った図上からもアライメントの状態が読めることは、
重要な情報をキャッチして施術や動きの指導につなげることができるので。
写真でのチェックをなさらずに数値データありきというのは、
いただけないことだと感じながら、
そのお客様からその治療院のパンフレットをいただいちゃいました。 ^-^;



お客様から、
「鈴木さんは、このようなボディチェックをなさらないようがんばんなさい!」
と、檄をうけ日々の施術をするとき気が引き締まります。