中医学での診断法のひとつに望診があります。
【望診】とは?
患者様のようすをみて、
・精神状態を見たり、
・顔色をみたり
・舌の様子をみたり
・患者様の姿勢や形態をみる
このなかの「患者様の姿勢や形態をみる」ところで、
おもしろいお腹の状態のチェック方法があります。
患者様が寝ているときの寝相で、
臓器のなかで問題があるところを手でかばうんです。
自分の弱っている部分を本能的にほかのものから攻撃されないように、
無意識のうちに隠しています。
または弱っている臓器を自ら手当てをしているという説もあります。
胃をかばうようであれば、胃に問題がある。
腸をかばうようであれば、腸に問題がありそうだ。
そしてもうひとつおもしろいことがあります。
卵を胸に抱くような姿勢であれば、
心臓に悪いところがあるということをつたえてくれているそうです。
このチェック方法、意外に当たるんです。