新型コロナウイルス感染症の「日本の研究者のpdf」と「中医たちの取り組み」

新型インフルエンザ:コロナウイルスについて。

皆様も、ネットでさまざま検索して、
理解を深めつつ自衛手段を模索しておられるとお察しいたします。

新型コロナウイルス感染症について< COVID-19 >という学術名があるようで、
学術名で検索をすると以下のようなpdfファイルが

COVID-19への対策の概念
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省対策推進本部クラスター対策班
東北大学大学院医学系研究科・押谷仁(2020年3月29日暫定版)

[PDF]COVID-19への対策の概念
https://www.jsph.jp/covid/files/gainen.pdf

56ページものページ数があり、
サーズとの比較などから入り、
他、このリポートを読むことで、
すっきりと頭の中で日本政府がしようと考えている視点が理解でき整理ができます。


参考になるなと考えて、
シェアさせていただきたく書かせていただきました。


また、
以前、脈診講座を受けていた時。
中医学関係の先生に習っていたので、
授業間の雑談で、「サーズが流行っていた時に、中医学関係者は、その発生場所を理解して適切な処方をすることができていた」
という話をお伺いしたことが記憶に残っています。
実によくその処方が効いたそうなのです。。。

 

だったら、今回も同様なことがあるのでは?
そのような日本のマスコミでは流れてこない水面下の情報を知りたかった。

ただ人為的な何かの操作がウイルスに施したものであれば、
その限りではなくなってしまうのでしょうから、
サーズのような対応力ある処方が難しいのだろうが。。。

 


中医のつわものたちの気質からすれば、
現状をなすがままで静観しているわけがないのです。
中医の印象は勇猛果敢で闘将のような強烈な馬力を感じるものです。
中医方剤について優れた知恵と知識と研究心を持っていて、
それらをフル活用して対応を模索しているはずです。

そのようなイメージを、漠然として持っておりました。。。


では、具体的には?
中医は、どのように新型コロナウイルス感染症に立ち向かっているのか!


と、しらべていくと、、、
意外なところから情報を集めることができました。

 

中医学の本を多く出版する「東洋学術出版社」の発刊した本を多数購入しています。
本に挟んであったはがきの読者カードでメルアドを登録しましたら、
定期的に新刊本の紹介をメールマガジンとして送ってもらえるように。


一昨日前とどいたそのメルマガで興味を引いたのは、
次の中医学臨床について定期的に発刊されている本。

中医臨床』プラス通巻160号(Vol.41-No.1)◇「新型コロナウイルス感染症 中医はいかに立ち向かっているのか」
【「治未病」で挑む中国の中医。】という読みどころのところでした。

http://www.chuui.co.jp/chuui_plus/002892.php/#1

【TOPICS】新型コロナウイルス感染症
 中医はいかに立ち向かっているのか (編集部)

2019年12月に中国湖北省武漢市で広がり始めた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
流行の拡大は世界中に広がり3月11日,WHOはパンデミックであると表明した。
収束の見通しはたたず,社会生活の混乱が続いている。そんななか中医学はどうしていたのか? 
じつは最初の発生が確認され多くの犠牲者を出している中国では,
予防,初期~重症期,そして回復期の治療まで,各ステージで中医学を組み込んだ対策が提案されており,
実行に移されている。
これは,中医学最大の持ち味である①未病先防,②已病防変,そして③治癒後の再発防止という
「治未病」の考え方そのもので挑んでいることを現している。
3月4日までの中国におけるCOVID-19の治療・予防に対する中医の取り組みを紹介する。

 

そして下記に上記情報の引用一覧が知らせてありました。

通巻160号(Vol.41-No.1)◇「新型コロナウイルス感染症 中医はいかに立ち向かっているのか」の引用元一覧
http://www.chuui.co.jp/chuui_plus/002887.php
(中国本国での検閲等で情報が削除されるかもしれませんので、興味ある方は、早めにチェックをなさるとよいでしょう)


こちらの引用一覧内の中国語であるが中医学の心得があるものであれば、
新型コロナウイルス感染症に対してどのような中医処方をしているかがわかります!

中医の漢方に詳しい先生方であれば、
それぞれの生薬の機能等から内容がよくりかいでき、
新型コロナウイルス感染症をどのように中医がとらえているか処方意図が読み込めるのでしょう。
その意味でも、興味深いところがあるかと思います。

残念ながら、私も含め一般の者には、
処方の情報があっても生薬等の入手が困難で実際に処方通りの方剤を得て準備するのも難しい。
その点で、なんだかなぁとなってしまうでしょうが。。。

 


ご参考まで。

 

 

 

 

最後に。

中医学に関心がある方へ。
東洋医学出版社のホームページ( http://www.chuui.co.jp/ )のトップページ中ほどに
中医学をマスターするための5ステップ」というpdfファイルに飛ぶコンテンツがあります。
http://www.chuui.co.jp/qa/chuui_step1.pdf

私が去年学んでいたのは、5ステップのうちの2ステップの中医学診断まで。。。
あと3つのステップは?手付かずなのか。。。といわれそうです。
確かに上位ステップの本は買いましたが、中医学基礎がなければ読解できるものではないのです。
なので正直に言えば、手付かず状態です。


ここまでをまなぶだけで、中医学の基礎を学ぶのもとっつきにくくて、
独学ではもう、、、しんどかったです。 ^-^;

もしこの5ステップを、中医学を志したと同時のタイミングで知っていたら、
もっと効率よく良書を選択できて、労力や時間をロスせず学べたと思います。


中医学に関心がある方は「中医学をマスターするための5ステップ」を参考にして本をそろえて、
ステップアップしていかれるとよいでしょう。

 

参考まで。^-^