肋骨の変位が大きいときには、免疫力が落ちてるのです。肋骨変位を、早々に改善させることは、コロナウイルス感染時に備えになるだろうと考えます


いまの、社会状況として。
私の知り合いの僧職にある方も、
いまは法事はことごとくキャンセルとなっているそうです。
なので故人をしのぶための供養ができなかったのは、
私だけではなかったのです。


個人的な話で恐縮です。
去年母が他界したのが4月20日が母の命日でした。

コロナウイルスの影響から、
親戚を呼び追善供養をしてあげることができなかったのは残念です。
2か月前には、一周忌の集まりがどうなるか不安でしたが、
一応の大丈夫な環境になったときのための手配をしていたのです。

ですが、法事はすべきではないと判断して、
私から親類へ、お断りの電話をかけました。
電話連絡も多数になると、、、大変です。

私が住職の代わりに、お経をあげさせてもらいました。
母が他界後、一年間。
母もお世話になっていたお経を読む修行道場に、
代替わりとして月一で通い続けてきましたので。^-^

あとは少しだけふんぱつしたごちそうで供養しました。
もっとケチらずにいいもの用意しなさいと言われそうな気がしましたが、
私が買いに走ったときは、手際が悪くすべて売り切れていまして。


私の母は、にぎやかなことが好きだったので、
これほど静かな法事になるとは申し訳ないことだなと思いました。


ただ私の知り合いが、母の命日を覚えていてくれて、
数日前突然、「コロナ流行中だけど、そちらの近くまでいくのでぜひお線香をあげさせてくれませんか?」と連絡をいただきました。
お線香をあげにきていただけたことはうれしい予想外で、本当にやさしい人だと感謝いたしております。
母の生前、その方をみると目を細めてニコニコして喜んでいたことを思い出します。
その方とお会いできて、とても母も喜んでくれたことでしょう。

 

いつの日か、気兼ねなく法事で親類縁者をお呼びできる日が来るでしょう。
その日が遠くならないようにしたいですよね。

 

皆様も、どうぞコロナウイルスの影響からつつがなく身をお守りいただいて、
災難が降りかからないことをこころよりお祈りしております。


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と、突然話が変わりまして。

最近、肉体疲労につながるようなことはしていないものの、
息詰まるようなコロナウイルスの恐怖感からの影響から身が固まっていたのでしょう。
あとは長時間、所有する本をスキャナーをかけてデータ化していたのがたたりました。
スキャナー作業が体をガタつかせるダメ押しだったのでしょう。

それで久しぶりに4時間ほどスマーティという遠赤外線ドーム型サウナに入りました。


するといつもより汗が出ていない状態で、
虚実の虚で陰性に傾く様子が手に取るようにわかりました。
身体上の状態としては、去年の私よりもだいぶいいですが、
決して手放しで喜べるものではありません。


質のいい運動をこころがけて、
代謝を促進させていかなければと反省したところです。


コロナウイルスにかかることで、
学者の解説を聞きかじった内容では死亡に至るときに、
まるでおぼれ死ぬような状態で亡くなるのだといっていました。
重症化すると水に潜りおぼれて空気が吸えない状態に陥るため、
呼吸を補助する機器を使わなければ命が持たないのだといいます。

 

「喫煙者のほうがコロナウイルスによる影響を受けやすく重篤化しやすい」といわれるのは、
喫煙により呼吸の質に直接かかわってくる肺胞部分をたばこの成分でふさぐことになってしまうからといわれていました。

ただ喫煙者であるなしに関係なく、
人体を観ると呼吸の代謝量を決める要素として別の要因があります。

 

多くの方々の胸郭を観察していくと、
理想状態の方の比率は意外に少ないのが現状です。
それは私がかつて見させていただいたプロダンサーも、武道家の方も、
なかなか理想的な肋骨の形状を身に備えている人は少なかったように思います。

ただ「水泳を熱心に子供のころからしていた」という人には、
その肋骨が理想形に近いという人も見られました。
このような方の筋肉はねっとりとした筋膜リリースがしやすく、
リリース後の保持やさらなる促進がしやすいタイプです。

「呼吸の質の良し悪し」と「筋膜のリリースの進み具合」が影響しあい、
その呼吸の質の良し悪しは、胸郭の左右のシンメトリーになっている度合いに比例しているといえるでしょう。

 

【理想の肋骨の動き】
肋骨と胸骨の動き2.gif

肋骨と胸骨の動き上から見た図.gif

 

 

【左側が閉じて右側が拡張ぎみの偏りがある肋骨の動き】 肋骨の動き異常.gif

(胸郭は捻じれていますね)

肋骨の動き異常上から見た図.gif

(上から肋骨の動きを観察しています)


または、偏った胸郭の他のパターンとして、
肋骨が胸骨部分が内臓側に落ち窪んでいる漏斗型であったり、
肋骨全体が左右ともに拡張したまま収縮できないパターンや、
肋骨全体が左右ともに狭くなったままで拡張できないパターンもあります。


このような肋骨の形状が変位した状態であれば、
筋膜をリリースしても維持がしづらいのです。
それは呼吸代謝量が、正常な胸郭の動きが起きる人と比べると、
その肋骨の変位量に比例して減少しています。
それは単純な物理的な実験でわかりますよね。

肋骨の拡張収縮の振幅量に呼吸の量が決まるのですが、
肋骨に変位があれば、本人がその状態に気づくと気づかぬということを関係なく、
呼吸量の減少という現象が見て取れるわけです。

 


余裕ある呼吸代謝の量が増したとき。

実は長年にわたり私どもの施術を受けていただいている女性のお客様に、
胸郭の前後が狭まっていた方がおられます。
そのお客様が、大変にありがたいことに、
「ここは、一気に解くために詰めて通う!」といっていただけまして。

肋骨周辺の激しい痛みがでるような部分の胸郭前後を狭めたしこり化した骨化部のリリースが進みました。
ホットストーンを活かした施術をすることで、以前では痛すぎて解けない部分がアプローチできたのです。
そして継続的にお受けいただいて、胸郭の形状が私が見たところでも改善が進んできたころに。
あきらかにこちらのお客様の筋肉の質がたくましくなって、しなやかさが増していきました。

以前の私の施術法では、ここまで状態を持っていくことは骨化した靭帯や肋軟骨を骨折させる恐れがあり、
事故を起こしてまで解くということはできませんでしたが、
ホットストーンを活かしてリリースを促進させることで骨折等の事故なくリリースが促進することができました。

そして私が施術再開をさせていただいたときに、そのお客様の脈をみて虚であったところから脱していましたし。

もちろん、ご本人が最大級、自己メンテを努力していただいているからということが第一の貢献と思いますが、
私が見た感じでも、「おぅ、、、いいね。Uさん!!」といいたくなるような肋骨の動き。
そしてしなやかな酸素を十分に含んだ筋肉の温かさ。

状態として高止まりか、施術の間を置いてみて、
次回のお体の状態をみるとカラダの余裕を見て取れるようになって促進していました。
あとは副鼻腔炎とどう戦えばよいのか。。。

というところで非常事態宣言でした。-.-;

ただ私としましては、
こちらのお客様の施術から、
胸郭の状態変化からくる体質の作用について多くのことを気づかせていただきました。


胸郭が理想形へと移行すること。
それは実に多くの幸福を心身にもたらすもののように感じます。

 

私のつたない推測であって仮説のようなもので恐縮ですが。

肋骨の変位が、だいぶある方は。
それは生まれつきでという器質的な方もおられますが、
パソコン仕事の長時間労働から、
またはスマートフォンを片手で持って居続けても。
後天的に肋骨の変位を大きくしますから。
スマートフォンのやりすぎは下部頚椎や上部胸椎を後屈させて、
たいへんに肋骨の変位を大きくさせる要因となっておりますので。


呼吸の質が劣化するというだけではなく、
アレルギー体質になりやすいのは知られており、
それは胸腺という免疫系の機能を決める臓器の働きを減少させているからともいわれています。
胸郭の動きを決める胸骨の手漕ぎ井戸の動きがあるかないかで決まることですね。
うまく胸骨が前後に動かないようであれば、
胸腺からの免疫物質の全身への排出量は少なくなっている状態で気になります。

それは、私自身が施術をとおして、
お客様の肋骨形状が変位したときと、徐々に正された方向へむかったときと。
その二つの状態を冷静に客観視して比較することができるため、
わかることだと思います。


コロナウイルスにかかったときの戦いを有利にするには、
日頃からの胸郭の変位を少なくしていく取り組みをしていただければ。
私は、最悪の事態になったときの備えになるような気がしてなりません。

 

 

 

非常に情けない余談ですが、
私自身の胸郭を、昨日、自分でタブレットでビデオ撮影してみたところ。
以前よりも変位状態が進んでいることが確認できまして。

これは意識の底の潜在意識のチャンネルに緊張強いている強さからでたことだろうということも大きいように思います。

遠赤外線ドーム型サウナスマーティに入ることも、これからまめに実践するようにしたいと思います。

ちなみに遠赤外線ドーム型サウナに入るときに、ひとつのトライとして、
ホットストーンを体の特定部位に設置しながら体を温めたらどうなるか?
そのような発想で試していました。

現在、仙骨部分へのホットストーンの設置が、石の形状等の問題も相まって苦慮していたのですが。
遠赤外線ドーム型サウナの中であれば、うつ伏せのときにホットストーンを仙骨の上に置けばいい。

また適宜、サウナのなかでホットストーンを置くことでサウナによる全身疲れが起きずに快適です。

これはかなり成果を感じられますね。
なかなか施術の場で遠赤外線ドーム型サウナをもちいるのは難しいのですが、
研究の手を広げて技を熟知するにはいいヒントとなりました。

「ホットストーンで、骨を直接的に温める」。
別のイメージで伝えれば、骨膜のよれや捻じれをホットストーンの熱がよく溶かすように、
私自身の体験上の、観察から見て取れているので。

ホットストーンの熱源を皮膚に接触すれば、
1.5インチというの熱を通す遠赤外線効果があります。
それはドーム型サウナの熱源と皮膚との距離は30センチほどありますから。
そことの違いから、
影響の与え方の差異が生まれるのでしょう。

ただうつぶせ寝で、狭いドーム型サウナのなかで、
背中の脊椎上に自分でホットストーンの設置をするのは至難の業です。

胸椎部分の詰まりが胸郭変位のおおもとですから。
このようなサウナとホットストーンの設置には、
繰り返してやっていけば胸郭の変位をリセットする効果も生まれるかと考えられます。

面白いので、繰り返しこの実験はやってみようと思います。

 


まぁ・・・。
私が自分自身に、お客様に施す、ホットストーンによるリリースの施術ができないので。
どうにかこうにか自身で行って成果が出せることを模索しなければならないわけですね。 ^-^

 


そうすることで、私が不幸にもコロナウイルスに感染したときに、どのようなこととなるか。
そのようなことはないに越したことはないですが、
すでに感染源不明という感染者が多数あらわれている今です。

そうなったときへの症状の軽減を狙い、そして備える積極策もあっていいだろうと思います。