同業者のお客様とアフターコロナ後の新たなチャレンジ案を語る。^-^

今日は同業者の施術師をしている先生の施術をさせていただきました。


新型コロナウイルスの終焉。
それは5月31日で緊急事態による外出自粛が終了が、あと10日あまり。

だがコロナウイルスの第二波の恐れがあるため、
経済の停滞も十分な復活は見込めないだろう。

そうなると施術を生業としている場合、
やはり大変なところがあるだろうと。
そして知人の施術をしている先生方も、やはり店がなくなるなど同様に大変な人もでてきている。

そのようなしんみりするお話です。 ^-^;


もちろん、景気が悪いなら悪いなりに対応する必要がでてきます。


それどころか、その先生がいわれた言葉を抜き書きさせていただきますと、

『 アイリスオーヤマの会長が話されてました。

 「売上が好調なときは誰もチャレンジしない。
 ピンチになって何とかしようと騒ぎだす。
 (ウチは)常に先がどうなるか予測し、準備している」

 これはビジネスに限らず 多くのことに当てはまるように感じました。

 もちろん健康面においてもです。』

とのこと。


先々の変化を想像して事態が起こる前に準備を終えておくのも、
さすがにアイリスオーヤマ会長も、
今回の新型コロナウイルスの流行は想定内だったのかどうか。

それは定かではありませんが、
今までの成功に頼りつづけるのではなく、
未来が変われば自分もそれに対応して変化し続ける。

勇気がなければできないことです。
従来通りにいく姿勢を身軽に捨て、熟考した末のチャレンジを続けなければ、、、。

 

 

新たなチャレンジということで、
私個人としては、
施術している実際を映像化してYouTubeで流している施術院ってあまりないので、
そのような映像をアップしてくれると、自分にあっている施術かどうかわかりやすいだろう。

 

現状のカラダがつらいお客様の場合には、
そのような実際の映像を観ることで
先生の技術は一般の方にはわかりかねるところもあるでしょうが、
先生の人となりも見えてくるでしょう。

今日の施術を受けに来ていただいた先生は声もソフトで容姿もかっこいい先生で、
がんばって施術映像をアップしてくれれば、それだけでも経営上好転の兆しがうかがえると思います。
うらやましい限りです。 ^-^

 

 

またお客様が施術院を選別するための情報提供の一環として。
ZOOMを使い施術説明や当院に受けにきていただけるメリットがそのお客様にあるかについて、
やってみたらどうかなと、私が提案させていただきました。


顔や全身の引きの姿映像を前、左右横、後ろなどをみれれば画像からカラダの歪曲したゆがみの様子を望診できますから。
一般的にはお客様からの連絡時には、
主訴といって、現在、自分が気づいている一番治してほしいところのみを気づいておられ、
他の部分が見えていないというのが普通の状態ですから。

他の部分が見えていないことで、どれだけ本質的な健康を取り戻すために大きな損失を被っていることか。そこについて、施術者は知っていますが、お客様でそのことに気づいている方は一握りなのが現状です。

主訴は見れても、それ以外の隠れた問題を含んだ個所は見ない。それは後者のほうが、非常に治しづらいことが多いからだといえるでしょう。

そこにいったん手をつけると、そこが治せないから、いくら施術を受けても元に戻るのだという仕組みがお客様にわかってしまう。

私はそこを隠すつもりはないので、そのような隠れた部分もアプローチを欠かさないのですが。

お客様が気づかない影のダメージ蓄積か所が治せてカラダが底上げされることがなければ、本格的にお客様が感じている主訴も不安定な改善である場合が多いようです。


そのような主訴に隠れた大ボスのようなリリースすべき部分をメールの文章だけで状況を読むにも情報量が少ないと感じられることも多いのです。
そうなると、メールでのやり取りを4~5回繰り返さなければ正確なところは伝えられないため、
それだけで結構時間がかかってしまうんです。

ZOOMでリアルタイムに笑顔で知りたいチェックポイントをお客様に指示してみてみることができれば、
一回でお客様が感じている主訴以外の、主訴と同様かまたは主訴を生み出している土台の指摘がそのところでできるので。
お客様も施術者にも内容の濃い時間を持つことができます。

それって、画期的ですよね。 

 

 

施術を受けに来ていただいた先生が、
「鈴木さんなら、中医学のチェックができるでしょうから、顔を見たり舌を診たりすれば、いろいろわかるんじゃないでしょうか?」
とアドバイスをいただきました。


その先生も、現在、中医学の本を読みこんでいるところだといいますから、
ご自身でも中医学診断スキルを施術に取り入れることでしょう。

 

確かに中医学診断は、なかなか使えそうです!


顔の顔診というものがあるんです。
私はそれはあまり深く学んだことがなかったのですが、
図説 東洋医学<基礎編> 175ページなどに解説が図入りでなされてますね。

また実は「声」。
中医学では聞診(ぶんしん)といって、声を聞いてその調子で様々な状態がわかる診断法があります。
こちらは頭に叩き込んでありますし、オンラインミーティングではかなり使えそうだと確信しています。
十分に相手の声がクリアに聞こえるので、いいですね。

舌診(ぜっしん)という舌をみせてもらっての診断は、画質や色の映りの問題があるため、
直接お会いできて見れれば役立つことが言えそうですが、舌の色合いは映像からはホワイトバランスが十分とれていないと怪しい診断結果となります。
ただ(舌が薄くなっていた、太くなり過ぎていた)とか(舌に歯型がついている)とか(舌苔の量や剥がれ落ちた様子)とか、
画面の色とは関係がないところでわかるところもある。


「確かに、、、でも、脈診はできないなぁ^-^;」と私。

以下にいろいろと付け足して言えば、、、。

腹部を触って異常がないかチェックする腹診と脈を診る脈診は、中医学では切診(せっしん)と呼ばれ、
実際に施術者が触れなければこればかりは見れるものではないです。

あとは声のチェックで聞診(ぶんしん)と書きましたが、お客様の臭いのチェックもこの聞診(ぶんしん)分野に入り、
これもオンラインミーティングでは情報収集できません。


そのようなサービスをやりつづけられる先生は、
プラスのイメージを持って行ってもらえることがやるための前提でしょう。
対応の印象の悪いマイナスのイメージをあたえる先生のところには行きたくない感じられます。
その時点で、お客様にとって貴重な通うかどうかの判断材料をいただいたこととなります。

通常、プラス面はあまり世の中には拡散してつたえられることはない半面、
マイナス面は不思議なほど瞬く間に拡散して取り返しのつかないことになりますから。
後者のような悪いうわさがネット上でアップされれば、それは致命的です。

残念ながら、
お客様に対して不遜な考えで日ごろ接している先生も少なからずおられます。
表面上の言葉遣い等は丁寧ですが、ぽろっと粗が見えてしまうこともあります。
お客様は鋭いですから、そういった違和感を感じたところは見過ごしません。
そしてたいてい、その判断は正しいことでしょう。


オンラインミーティングを使った初回ボディチェックサービスを継続する先生は、
プラスのイメージを持って帰ってもらえた先生です。
それにお客様も一度でもオンライン映像を通して先生と会話ができておれば、
次回に施術を受けにきていただくとき、施術を受ける前の期待以上に押し寄せてくる不安感が軽減するでしょう。
それにもちろん私どもの立場としても、どういうお客様なのかが事前にわかっていて、
初診のお客様がどういう人だろうかとドキドキするところも軽減します。
私は、非常にドキドキするほうなので、実際はこのようなソフトなオンラインミーティングで初見できれば、うれしく感じます。
オンラインミーティングを使ったお体の状態の聞き取りと説明をさせていただくことで、
私がその時点で対応ができないようなケースでは、そのときに率直にその旨をつたえられます。
またはそのお客様の同様の主訴などをお持ちのお客様の施術対応をした経験がある場合には、
そのときのことをお伝えできればお客様も、少しホッとできるところがでてきます。

今のうちからそういったオンラインミーティングを使った初回ボディチェックサービスをするのも、
今の外出自粛のときに始めれば、いい感じのスタートが切れるかもしれませんよね。


同業者の私が見てみれば、
そこに行く価値ありと気持ちがそそられるか。
、、、うぅん、私なら有名な先生であるがパスだなとか。
観れば、隠しようがなくわかるところも多々ございますので。

いろいろとオンラインミーティング上のボディチェックでは制約はあるものの、
メールでのやり取りよりも数倍か、数十倍かの情報をお客様から確実に得られるのはありがたいです。

 

施術院運営での新たな価値を創造して送り届けるチャレンジとして、
以上のようなことを施術前に話し合っておりました。

話していて私も自分でやってみたいなと具体的にイメージがわいてきたところもあって、
とても有意義でうれしい時間を持たせていただき感謝いたしております。
(M先生、ありがとうございます!

 

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余談ですが、アフターコロナでも業種が違うと様子も変わります。
機械工業関係の方々は、その状況は違うそうで、
事業制限のため、いままで受注ストップがかけられていた機器などを必要とするメーカーが一斉に発注をかけてくるといいます。
東日本大震災のときも一時期景気が後退し日本社会全体が経済金融ともに停滞した時期。
いままで受注したかったが社会の経済活動が止まり、新たな発注を見合わせていた多数の企業も、
それを過ぎた途端、一気に火が付いたように仕事が舞い込んで大変だったそうです。
そして今回のアフターコロナでも、すでに大量の仕事を受注して忙しくなってきたという方も。

そのお話を聞いていて、どこの業種も景気後退したというばかりではないのだと知り、
私的には、精神的にほっとしました。