8月3日。
梅雨が明け日に日に暑さが増していくでしょう。
暑すぎは体力的に厳しいから昨日のうちに、
「江の島」のゴツコラ(和名:ツボクサ)自生地へ種の採取にでかけました。
2週間前のこと。
都内のゴツコラ自生地は、
梅雨前の1/10ほどに自生エリアが減少し、
ゴツコラ自体も勢力が減退していました。
「え~~~~~~~~~~~~~っ、ホンマでっか!」
想像では、わっさわっさとそこら中に成長したゴツコラが目にできると思っていたのだが。。。
江の島でも都内と同様、梅雨明けまで長く風雨にさらされました。心配でした。
案の定。
数か月前は、わんさか状況でゴツコラだらけだった森が。。。
一部エリアは壊滅。
他エリアは1/5以下に勢力を縮小、枝ぶりが悪い。
種もあまりない。
無論、種をとりつくしては絶対にいけません。
一株の種を半分以上を意図的に残して採取しているので、
この状況ではがんばってみても採取量は非常に少なくて。。。
何をしに来たのかと、どっとへたりこむ感じでした。
ただ以前にはなかった自生エリアが見つかりました。
山田検校先生のおかげで種の量がそろいました。m__m
ただゴツコラはランナーで伸びます。
これから確実に巻き返していくはず。
周りではカップルや親子連れが私が無心で種の採取をする姿に、
ソーシャルディスタンス以上の距離を置いてくれていました。
18:30に、種採取、健闘した結果その地を離れました。
採取中に「きつねがでた!」と騒ぐ若者たちの声が遠方より聞こえていました。
きつねは、いるかもしれません。
ですが警戒心が高く人がいる時間帯は100%発見されることはありえません。
「何をきつねと勘違いしてるのだろうか?」
正解は、<たぬきの子供>でした。
野生の子ダヌキが、一匹、エサをもらいにきていました。
顔のとんがり方から、今年の春遅くに生まれたようです。
私の家の近所のたぬきの親子は仲が良く、
いつもた群れを作って行動中です。
ですが江の島の子ダヌキは見回しても親兄弟がいません。
早々と独り立ちしたのでしょうか?
30分ほど子ダヌキに癒されました。
ネットで江の島のたぬきを調べたら、
多くの方がこの子の親を観ているようですね。
ひたすら食べ物を求めさすらい、
人間なんて眼中にないたぬきを!
そのときの子ダヌキを30秒ほどの動画にて撮影してみました。
手がふさがってての撮影で手振れがひどくて申し訳ないです。
例年に比べれば、コロナの関係から江ノ島神社への参拝者は半数以下でした。
ゴツコラの種を採取している人は、私一人。
自宅に撒く分の種は、
自宅のゴツコラから採取しています。
そちらから発芽実験をして増やせればと考えています。
江の島でお預かりした種を、
一粒も無駄にせず都内近県のどこへ撒くか?
すでに構想はありますので、折を見て撒きにいこうと考えています。
独自の趣味の園芸を楽しんでいます。
どのような社会的背景の状況下でも、
無心に楽しめることがあるってしあわせです。