業務連絡:【ボディワイズ:緊急事態宣言延長により5月31日まで休業延長いたします】

【ボディワイズ:緊急事態宣言延長により5月31日まで休業延長いたします】

政府は、東京都等に対し5月11日までとしていた緊急事態宣言の期限を5月31日まで延長することを決めました。

それに関連し、5月31日の緊急事態宣言の延長期間まで、
本格的な施術ご予約の受付を休息させていただきます。

ボディワイズへお通いいただいておりますお客様、
またご新規での問い合わせをいただいておりますお客様に対し、
ご不便をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。




■ アフターフォローのご希望のお客様につきまして

※ 現状では、アフターフォローの施術につき、
  お客様の急遽、施術で対応してほしい状況が生じたようなときは、
  個別にご連絡をお待ちいたしております。
  ご連絡をいただけました際、
  施術前のエクササイズをつたえる等の助言をさせていただいたり、
  施術をお受けいただくのが最良と思えたときは受け付けております。

  急きょ施術が必要になる事態といわれても、、、、
  なかなか具体的に現状のお体がそれに当てはめられているかどうか。
  判断が難しいときもあると思います。

  そのようなときは、気軽にお問い合わせください。






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【編集後記】

(その1)

■ 緊急事態宣言延長もやむを得ないと思えた変異株の流行と、ワクチン接種時期の不明瞭さ


以下の番組をTverで視聴したとき、
緊急事態宣言が延長されたことも致し方ないと感じました。

クローズアップ現代+
「健康自慢の人が重症化【変異株】家族が次々感染」
NHK総合・東京 5月11日(火)放送分 5月18日(火) 19:57 終了予定
https://tver.jp/corner/f0073908

政府が推奨する個人や企業でできるコロナ対策は、
民主主義の代表のことばで耳を傾けるべきです。
それは手洗いやマスク、そして「三密を避ける」の徹底です。

しかしながら変異株の感染力は従来通りでは不足しており、
政府主導で推奨する対策では足らない実態があるといいます。
それが今回の「クローズアップ現代+」の内容の一部主張です。




ボディワイズでは、
緊急事態宣言延長ギリギリまで
お客様とお会いできる機会を持てるものとたのしみにしておりました。

施術のご予約受付再開のタイミングに間に合わせることができるよう、
以前には不可能といえた施術対応部にも対策を打てるよう、
自問自答と新たな着想からの施術研究により技量を仕上げてきました。



孤独のグルメ」ならぬ、「孤独な整体」でした。



私がつねに目標としているのは、独自の施術技術を磨くのは手段です。
それが目的ではありません。
独自技術をもちいてお客様の身体的な改善の進行をさらなるサポートができる機会をもつ機会を得られたとき。
いい仕事をするための道具を手に入れられた喜びがあふれてきます。


もともと自宅開業で自宅勤務。
過去に4度ほど身体を壊して長期休業を繰り返した経験があります。
身体的不調が暗澹たる心身を引きづり、
否応なしに新しい生き方をデザインしてきました。
経済的な継続は、そのとき鍛え上げられ、これからもそのおかげで継続できます。

世界や日本の経済は、
好調企業と不調企業の二極化といいますが、
経済全体の血流といえるお金の流れが滞る、いま。
物質において日本を含め世界的な恐慌が起きる恐れも出てきました。

物質的なものを増やして安定し、しあわせを感じるのは資本主義の根幹です。
最低限の生活と目されることを送るにも、しゃにむに働く必要もあります。
そしてそこにばかり焦点を当てすぎれば、
しあわせを感じられないつらさを背負い込む人生を送ることになるかもしれません。


私は、過去の長期休業を繰り返しにより物質的豊かさをほどほどとして求めるにとどめ、
「精神的な満ち足りたしあわせを感じること」に重きをおいて生きようと考えています。

それは私の場合、施術を通してお客様の健康面のバックアップをすることができたとき、
かなえられます。
その気持ちから、丁寧に時間をかけた施術を心がけています。


かかわらせていただいたお客様とともに、
お客様のお体の快適度をあげるという面の獲得から、
お身体に秘められた『身体的智慧』を感じる体験をしていきたい。
(「ボディワイズ」=「身体知」は、いい名だと改めて思います)


近年、そのような思いが、昔の若かった時と比べ物にならないほど、
強く感じられるようになってきました。



そのような気力と体力が整えられたタイミングで、
コロナによる人との接触を少なくするべき現状は、
さらに孤独の整体研究が試練を課されたのでしょう。
私としては、以前の施術より、だいぶ飛躍できたと感じており、
すぐにでも、施術のご予約受付の再開をしたい気がはやる時期です。

今一つ、今の時点でなすべきことを求め、
これからやっていくべきことも再検討したいと考えております。


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(その2。)


先日、「排酸棒」に興味ありという鍼灸師の先生からメールをいただきました。
そして後日、私のそのデモを受けに足を運んでいただけることとなりました。
m__m

私以上に排酸棒を知る方々は他におられるものですから、
私がなにかお伝えするのもおこがましいところです。 ^-^;

なので、こんな感じに私は使ってるんですよという具体例をご覧いただいて、
少しでもたたき台としての参考としていただければうれしいと思っています。


最近の排酸棒との付き合いでの気づきとして。


私がゴツコラ(和名:つぼくさ)を江ノ島に調べに行ったとき。
排酸棒をどう使えばいいかを、思案しているときでもありました。
江の島神社( http://enoshimajinja.or.jp/ )のひとり暗がりになった中津宮に、
帰り際に詣でたとき。
江の島弁財天から管鍼術を授かったといわれる杉山和一(検校)は「福石」に縁があった。
「福石」につまづき気を失った杉山検校先生は、
夢で江の島弁財天が現れてありがたさから手を合わせようとしたとき、
手にチクチクと当たった痛みを感じ、諸説あるが竹筒に松葉が入ったものが手に刺さるのを感じました。
そのときの着想から、日本独自の髪の毛ほどの細さの鍼を効果高くあつかう技術が産まれました。

暗くて見えづらい石碑に書かれているそのような文言を読み、
排酸棒にも同様に筒に通し、正確かつ精密に刺激を送れないだろうか。

排酸棒をつかって患部をざっくりと擦ると、
場所により極めて激痛がでてきてしまうのです。
軽擦では痛みの問題はありません。
ただし軽擦は、セルフで長期間かけてとるならばよい方法です。
施術の場ではそれでは時間がかかりすぎ、期待できる成果がでるまでは解けない。
そういった激痛が出る場所ほど、ある意味「治療点」とも呼ばれるべき部位です。
その部位へのアプローチ方法の着想をえるために、
静かな神社仏閣で瞑想をするわけですが。。。


そんなことを考えながら福石をなでていたとき。。。

排酸棒を筒になるような持ち手の柄として、ショックレスハンマーで軽打するとどうなるか。
という絵が、頭の中にでてきました。

このトントンと軽打するやりかたは、経験あります。
以前よりおいでいただいているお客様は体験なさっておられるでしょう。
私は、2年かけてどのようなハンマーをもちいればよいか。
それによる軽打の圧の量の区分け方は。
どのようなハンマーの握り手で持てばよいか。
どのような叩くツールを持ち手でささえればいいのか。
簡単に見えそうなところで、実は使えるには30ほどの多くのノウハウをいれています。
そこは合気柔術などのノウハウがなければ発想して理解できないような質のものです。
これは私のまったくの個人技で、他の方にも同様に通用する形でつたえられませんが、
それぞれの先生がそれぞれの得意な着想で活かせる可能性を感じました。

私は垂直方向の加圧とその刺激の余韻が患部を揺さぶり解く様子を。
そういったことを散々研究して実際実用して成果を出していたため、
ショックレスハンマーで柄を筒で通した排酸棒を叩く絵が見えたとき。
(そういったヴィジョンは手で触れるほどリアルに、そこに現れます。
 ただしその絵は正確ですが私の観察力が甘くて驚くことがでてきます -.-;)


絵が見えた時点でやることは腑に落ちてしまい、
江の島神社の龍神様、ありがとうございました!


自身がやり方のノウハウのリソースを持っていたとしても、
有機的に利点をかけ合わせて技術としてできあがるかどうか。
そんなことはたわいもないと思う人もいるかもしれませんね。
ですが、そういった積み合わせが人生を創る元なのです。


そしてここ数回のお客様への施術で、このやり方を利用していきました。
極々、これによる軽打でお客様のカラダのさらに芯に当たるコリの根っこが見つけ出せるようになりました。

(終わり)
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