コロナにより、それぞれの人が、気持ち、生活、仕事など、大きな変化をむかえたことでしょう。

少しずつ寒くなってきました。
10月の半ばを過ぎたというのに、
室内のゴツコラ畑が、わさわさ伸びていたのも失速しそう。
数日前まで半そでシャツを着ていたときが懐かしい。


皆様は風邪などひかずにお元気でしょうか?





東海道新幹線でアルコール販売が再開されるとテレビニュースで知って、
コロナ前の生活にもどってきたことを感じるこの頃です。

そのこともてつだって、
知人の施術院には、お客様が戻ってきてうれしいと連絡がありました。





お客様の極端な減少が続いた施術者の体が楽だったコロナ禍。

体が疲れ果てた日々のときには考えられなかった多忙なときが休符して、
そのときには自分の人生の軸を考えていく余裕ができました。
先行きを不安視すればどうにかなるものじゃない。
仕事中心だった人生設計を、自身の生きがいにも目を配るきっかけのときになりました。




私は半農半施術へと向かう夢をかたり、
売れる農作物をつくれるほどの力はなくても、
自分がすこやかに生きる喜びの糧となる作物は自分の手で。
日々、自然のきびしさとやさしさに向き合う暮らしが理想。
東京では無理な話で、移住先を模索した時期もあります。
想定していた生活環境と様々な面でかわった。。。
そんなことを痛感する一人でもあります。


コロナにより、それぞれの人が、気持ち、生活、仕事など、大きな変化をむかえたことでしょう。





私の知り合いでよくしていただいている施術の先生がおります。



気骨と誠意をもってお客様(患者さま)につくすタイプの良心的な先生です。
一ヶ月前ぐらいに、施術者をやめて転業するという連絡をいただいてました。
それで、ずっと気になっておりました。

医療関係の国家資格をお持ちの先生で、
多額の身銭を切って多くの施術関係のセミナーにも参加し研鑽を積んでおられました。
私は、その先生から施術のやり方を披露していただき、幾度となく内容の濃い勉強をさせていただいております。

そうした先生の研鑽が私に伝えられ、
そして私の施術を受けるお客様が最終の受益者として助けられてきました。
そのようなことはお客様には知らされておりませんが、そうだったのです。
  


数日前に、
私と同業者の先生から、次の仕事が決まったとお電話をいただきました。
私は口にはでませんでしたが
「そうかぁ、おめでとう」という気持ちと同時に残念でなりませんでした。
先生も施術を20年以上誇りを持って続けてきた仕事です。
そちらを熟慮しての転業の決断です。
仕事内容は施術の知見が生きるものではありませんが、
声が明るく希望も満ちた様子が伝わってきて安心しました。


またひとり、施術を一生涯を貫く仕事として努められていた先生が別の道へと進むこととなりました。
ですが先生の状況がいくつか変われば、またいつか施術を本格的になさることもあるでしょう。。。



仕事を人のために奉仕するものだという視点でみるならば、
施術も他も変わりはしません。
取り組む姿勢つまり「覚悟」が大事です。

「覚悟」ができきていれば、本人の身も軽く周囲にそれは伝わります。針の穴ほどの大きさでも突破できることを信じています。
基本、取り組む際の「覚悟」次第でどんなことをしていても、充実感がある生活が楽しむことができる。
特に未経験の仕事や、いまだかつてしたことがない職場環境での生活などは、そうでしょう。


先生は自身の身体の様子を見ながら、
いままで仕事でしてきた熱意のままに、新たな仕事や活動への取り組みへ。
愛情を持って挑戦してほしいと願っています。