あけまして、おめでとうございます。 令和4年 元旦

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お客様、ブログをお読みいただいている皆様へ。


旧年中は、大変お世話になりました。

依然続くコロナ禍というなかです。
アメリカでは大変な新規感染者数。
日本では幸い今の時点では、大きな被害を受けておられる方も少ない状況です。


そのようなときではございますが、
どうか皆様のご健勝を、切にお祈りしております!!




旧年中、ボディワイズでは。
施術研究に日々を費やし、アフターフォローでの施術をお受けいただいていたお客様の施術。
そのような範囲でボディワイズの仕事は限られたまま通された一年となりました。
ご新規のお客様を受付ができるようご予約受付の制限をはずせるような一年になるよう期待しております。



ボディワイズ
鈴木政春
 2022年1月1日 

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私ごとですが、
去年一年間。

べん石温熱器の具体的な利用法を思案してきました。

個人的にほれこんだものに必死に四六時中手にして、自分の肌にそれをなじませていく。
そうすることで、このお客様のシーンならこのような使い方がいいのではないか?
という対応の範囲の幅を広げること。

お客様から、こういった状態だがどうにかならないか?というリクエストをいただいて、
よろこばしい結果をプレゼントできるような質に、違いを感じられるようになりました。

べん石温熱器を私がもちいた理由は、
おけつと呼ばれる体内に停滞して有り続ける老廃物のようなものを流し浄化させる道具としてでした。
実際、そのようなパフォーマンスを高めるにはどのようにすればいいのか?
そういった応用法の引き出しを増やしてきました。


基本は軟弱腰のようにいわれる、
骨が使えなくなってきた骨格構造の乱れが増えるにつれて、
その乱れた箇所に対応する場におけつがたまるスポットが現れてくる。
そのような発見もできました。


筋膜リリースすると健康になるというのは、ひとつのレトリックです。
筋膜が癒着することでということが、筋肉の炎症と直感的に結びついて感じ取りやすいからです。

実際は筋肉は骨を動かす道具、骨を理想位置に置くための道具。
骨を動かしたいときの道具が筋肉。
その筋肉がずれる理由が筋膜の癒着からというのでそこをリリースしようということでしたが。

骨は、、、筋膜が過緊張の状態で骨をずらし続けてきたときに骨事態に歪みが植え付けられて来たのです。

だから「骨を観る」、「骨同士の接合部と言える関節の状態を観る」というところに、筋膜のリリースが正しく進んできた次に控えていると考えていました。
それで去年の後半から、べん石温熱器のおかげでそのような条件で見ていけるお客様が増えたおかげで、
「骨って、大事。骨格構造が、大事ですよね」
と施術中にお話させていただきながら、アプローチをさせていただける機会がありました。

筋肉を解いているときの感じとは、骨の粗面についた腱や靭帯のミスったこびりつきのリリースを熱で取り除いたり、
関節がずれたままにしかなれないよう萎縮したままの関節をまたぐ腱の熱でのリリース。
主に熱でのリリースであったため、ただ関節や筋肉を暖かくて気持ちが良くなるように当ててるのかなと思われるかも、、、
ですが目的は腱や靭帯を正常化させるために熱を使って、それらのかちかちになったコラーゲン組織を緩ませるよう注熱している作業です。


ちなみに、
とっとと骨をリリースすればいいじゃないの?といわれるかもしれませんが、それはあまりお勧めできません。
筋膜のリリースが不十分だったまま骨や関節を見ても、厚手の革製の巾着袋に入った中にあるコインをいいあてるようなものです。
陽の光を浴びるよう巾着からコインを取り出してからじゃなければ、
あてずっぽうの作業をするような範囲のことに作業が終始してかっちりした喜べることが訪れはしないものでしょう。
それは左右の膝裏の腱がどれほど硬化して癒着部がどのようであるかがわからないまま、あてずっぽうな解き方をすれば、
左右の膝が不揃いなままは続きますし、今までも左右がずれていたのをどうにか場当たり的に各所を固めてやりくりしていたものが、
さらに複雑な歪みを作ってやりくりをするようになっているので。
望ましい結果は、厚手の巾着袋のなかのものに向かってアイロンがけしようとしても、うまくいかないようなもの、、、だと思います。
でもしっかり筋膜リリースが進んできたあとは、骨の形状が手にとるようにわかります。
そうなれば、どこに問題の骨の捻転があるとか、関節の詰まりがあるとか、具体的にわかります。
すると、もう、こうするしかないようねという、当然の判断の元で作業ができる見える化の状態が得られてのことですから。

テンセグリティ体としての体内の骨を釣るロープが、部分緊張していれば、すべての骨組みがずれるというものです。
とても繊細かつ全体的な視野で見えなければわからないことがあります。
それもありますので筋膜リリースが先行して筋肉の自由性を取り戻していき、それから骨組みの収まりを見ていく。
そのような言い方もできるかもしれませんね。




私の一年の抱負は、
筋膜リリースは当然として、骨に関する異常を覗くことと、それをいい感じにおさめられるようにしたいですね。

べん石温熱器の力があれば、それもできるような気がしています。


本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。