施術予約の受付がしやすくなったとお客様にいっていただけて、ありがたく感じています。 

ここ数日、私の住まい周辺で、屋根の点検詐欺とおもわれる業者が歩きまわっています。
頼みもしない屋根修理業者という者が、
突然やってきて営業をかけていきます。

「うちにもそういった業者が来て、閉口した」と知人と散歩をしながら話していたら。。。


奇跡的に、そういったシーンが目の前で展開されていました。
ガラの悪い茶髪のつなぎを着た若者が、私の歩く前にある家の呼び鈴を押していました。
家主が二階の窓から顔を出すと。
「この家、1か月前からみてるんだけど、屋根壊れてるから修理しなきゃ危険だぞ!!」
と大声で叫んでいました。

人がいい家人で、家の屋根から雨漏りがあるようなお宅なら、不安があおられて慌ててしまうでしょう。
ですがそこの家主は、うまく煙に巻いて業者は退散していきました。


このような突然訪問した業者に屋根の点検を頼むとどうなるかというと、
そこの家の写真と称して、別宅の壊れた屋根の写真を見せられたり、
屋根の瓦が見えないところで点検作業をする業者に壊されて「ほらっ、ココ見て観な」となって、
高い契約をさせられてしまうようで、消費者センターにもそのような被害報告が多数寄せられています。


とにかくあせらせて不安がらせて、すぐにでも修理しないと偉い事故が起こるとか家がダメになるというんです。

ですがそういった家は数年以上、現状のままでのほほんとやってこれている。
だから急がなくてもそこそこやっていけてるので、心配などいりません。
ほんとうに屋根に大穴が空いてきつい雨漏りがあれば、
そんな業者が来るとっくの前にリフォーム会社等に修理を依頼するでしょう。

「すぐにでも!!」と強い口調で急かし思考停止を狙う言葉をまくしたてるのは、
お客様に信頼を得ることなど投げてしまった気がします。
警戒されて当然のことをしているように感じてなりません。



ゆるくつながり続けていくなら「いま、買わなきゃ」という言葉は不要。
お客様の考える時間を奪うのではなく、
ほんとうにお客様がその商品やサービスが必要だと感じたときがあれば、
そのときがベストバイのタイミング。
そのときはお客様のほうからお声をかけていただけます。
ずっとゆるくつながり続ける好まれる情報発信を続けたいものですよね。



ここからは私ごととなりますが、
私もできることならばゆるくつながり続けていただいて、
お客様がご自身の生活を送るうえで施術を受けたいタイミングだなと感じたとき。
そのときに気軽に問い合わせをいただけるようであれば、なによりうれしいです。

お客様が日頃の自身の健康増進のためという目的もいいでしょう。

または急に腰が痛くなってしまったのを改善できればというとき。

そういうようなお客様が、
施術を受ける理由を感じていただいたときのタイミングで、
ご連絡をいただけるようになる。

そのことは私にとってなによりうれしく感じています。


コロナ禍前のときには、
翌月の予約表更新をすると、予約コマ数が少なくて予約しづらい傾向があったため、
何か起きてもいないが、予約を取っておかなければ緊急では取り合ってもらえず不安を感じるのです、と。
そういった言葉を、同行のお客様からうかがいました。
「えっ、、、そうでしたか。。。申し訳ない」とガーンとショックを受けたことがあります。
そうやって、受ける必要がなかったはずの施術を受けさせてしまい、
施術費用を負担していただいてたということです。
貴重なお金ですから、お客様本人がぜひにそれをいただきたいというタイミングだから、
私も貴重なお金をいただけると考えていたのが、
浅はかな思い込みと感じられてなりませんでした。


その後遺症があって、私が自分がお客様の身体に成り代わったらこのタイミングで体を再構成、
再構築したいといったプランは頭に浮かんでいても、
「お客様の、必要だといえるタイミングで施術を受けるのでOKですよ」と、
急かす言葉は避けています。
すると一般のお客様は、自分はさほど状態が悪くないからだ大丈夫ということだなと感じます。
私は、お客様によほどの症状がない限り、お客様を過剰に不安に思わせる言葉は使わずに避けてます。

ただ同業者の初診のお客様は、
自分のことを親身に考えちゃくれてないんだなと改善への熱いリードをされないことに不満を感じるといっておられました。
現状の体のままで施術等のサポートを受けなければ、どのような放物線を描いて状態が変化するか。
日頃、お客様の体の変化をつぶさに観察する私と同業者の方にはわかっているので、
そこは施術をする先生が熱心に施術を受けるタイミング含めてベストな提案をしてほしいと思っているからです。


こんなことを話すのも恐縮ですが、
どのような立ち位置で施術をお受けいただいたらいいのか。
様々な私がはかり知ることができない要件もたりますから、
そこを考慮もせずにいいたいことをいうのは問題だと感じ、
いまだにあの時はこういうべきだったのではと反省することがあります。



それもあってここ昨今、
施術を受けたいタイミングを感じたお客様より「明日、明後日、施術できますか?」という連絡をいただいて、
「はい。よろこんで!」

ご予約を受け付けさせていただいた感謝メールを送れることが、
実はかなりうれしい。

そう感じています。