身体には『盲点』があります。
それはどういったことをさすのでしょうか?
例をひとつあげてみましょう。
最近のこと。
新たな施術道具を得て、
梨状筋の硬化拘縮が根深い部位にまでアプローチが可能になってきました。
いままでも当然のように梨状筋の硬化をチェックして対処してきましたが、
それは今回の新たな施術道具を得て探索して見えてきたものとは別物です。
私は筋膜リリース手技は徹底的に調べ上げ、ほぼ把握しておりますので、
通常、この深部に潜んだ箇所を発見することはできないのは知っています。
それゆえに、非常に画期的な答えが見つかり驚きました。
ただ今回は喜んだというよりも、
異様な気づきとして、
狐につままれた感じ。
これほどまで深刻なトラブルを股関節周りの外旋六筋が被っていたのかということと、
それにもかかわらず深部に隠れ潜んでこれらがみえることがないままであったのかと。
チェックされてリリースを受けたお客様には、
そうした梨状筋のトラブルを感じ取っておられた方もいましたし、
まったく気づいておられない方もいました。
気づいておられた方にとって見れば、
ようやく見つけてくれたか!!
という思い。
(日頃から炎症痛や違和感を感じている方)
気づいておられなかった方にとって見れば、
!?なに、それ。。。
という感じ。
(すでに炎症を感じられないほど患部への血流が滞り痛覚が麻痺した方)
たとえば梨状筋のコンディションの良し悪しは、
女性では生殖器の機能状態を大きく左右するといわれていますから、
癒着が根深くなったトラブル状態があれば、
こちらはしっかりリリースしたい。
他にも梨状筋や内閉鎖筋・外閉鎖筋は骨盤底筋の状態を決める要素を持つため
呼吸器の活躍状態を決定させる因子ともなりうるでしょう。
こちらをとかなければどうなるかは推測がつくため、
重要な施術過程の一つに取り入れたいと考えています。
ただおしむらくは、
私自身にもこうした梨状筋の異常な硬化拘縮があるのがわかりましたが、
自分で自分のそれをリリースするのは背面にある患部にて困難なのです。
ある程度の器用さを持って対処できないか、トライしているところです。