薬膳素材調査のための高級食材のきのこの調理に、多くの女性がかかる心血虚へ手技でどう対処するものかの考察v

中華食材として乾燥したとあるきのこを購入し、
ネットで料理法を調べた。
日本語サイトではまったく情報無し、
中国語サイトには郷里の美味といい、
鶏肉煮込みが最高だと書かれていた。

なぜ鶏肉か?
意味に気になりつつ、
昨日、自宅にあるきゃべつとウインナー
そして醤油だしできのこを入れて作ってみた。
これでも問題ないだろうと思ったのだが、

食してみたら味が濃い!!!
味が濃すぎて身体に変調を感じるほど。

そっこうでお腹ががるがるなりだして、
心臓あたりがウォッと戻しそうになるほどだった。
強烈な薬理効果が期待できるきのこなので、
ゆえに起きるものだろうか?
抗癌作用のあるハーブをお茶等でいただいたとき、
心臓に同種の動悸や上焦の気逆感が実感することとなった。
その際に体感した反応とよく似ていたからです。

これ、なにかあるな。。。

あとでその詳細は中華サイトから調べたが、
ちょっとすんなりとは信用しづらい薬理効果だったため、
きのこの名前を出すことは避けておこうと考えてまして。


昨日の反省をもとに、極力、あっさり味付けにしよう!と考えてみました。
今日、きゃべつとウインナーに塩コショウを少々にしてきのこを入れてみた。

するときのこが持つ独特な風味が活きて美味しくいただけました。
中華食材のなかでも高級なきのこの面目躍如です。
ウォッ。。。と上焦を気逆するなにかはないわけではないが、
身体が温まって体内の気のめぐりがよく続くんだと驚くことに。
知らない食材が世の中にはたくさんあるんですね。
たのしい。

地味に気になった食材を試し、失敗しつつも、
いい勉強になっています。

 

 

 

 

〜〜〜

話が変わりまして。

ほとんどの女性に知ってほしい中医学の病名「心血虚」。

私が施術をしていたときに女性のお客様から近況の体調や様子をうかがうと、
「心血虚かな?」と思えることがありました。

「心血虚」:
心 → 心臓・こころ
血 → 血液と他栄養
虚 → 足りてません

ということですから、

心虚:安静時に心臓が動悸し、心が<※不安感>を生じさせる
(※不安感は、何に対しての不安という明確な事柄はなく、漠然としているがいたたまれないほどの不安です)

血虚:血が足らないか血が滞りめぐりが悪い状態のこと

 

動悸が気になり病院で心臓検査を受けるも、
「心血虚」であれば心臓に問題はないといわれます。
そうした診断を受けたのちに漢方薬局に顔を出すと、
「心血虚ですね」といわれることがあるようです。

というのも漢方薬局にお越しになられる女性には
「心血虚」による不調で来店なさることが多くて。
そのことを漢方薬局で働く方も経験上知っていて。

 


女性の多くが「心血虚」となる理由は?

1.女性は生理による定期的な出血で血が失われる。

2.妊娠した女性は胎児に血液を与え育て、
産後は母乳で血液を与えて育てます。
それにより血が失われます。

女性には男性にない、
そうした血を失う機会があり、
血虚に陥りやすくなっております。

ここからは男女ともにとなりますが、

3.事故や手術等で多量な出血をした

4.血を生成する脾の不調

5.脾を働かせて血を作れない食の摂取
カロリーがあっても栄養が足らないジャンクフードなどを多く摂るなど。


こういった条件により心血虚という中医学上の症状があらわれます。

特に上述した1.2.の女性特有の血が失われた量は重なり、ホットフラッシュや他様々な不調を実感する更年期障害を患いやすいものといいます。

そういった状況であれば補血で足らなくなった量の血を補う必要がありますし、精神的な不調感が大きければそうした点を考慮した加味逍遙散のような処方もあります。
状態を詳細に弁証論治してゆけば、それぞれに適した処方があるようです。

もし安静時の動悸やこころの不安につらいとき。
ひとまずは動悸から病院で診察検査を受けていただき、
心臓に器質的・機能的な問題がないとわかれば漢方薬局にてご相談するのもいいのでしょう。

 

と、ここまでは今私が勉強している方剤のことですが、
施術で心血虚をどう対処するか?
考えていました。

この血虚状態では、
安静時の動悸だが数歩、数分歩くと動悸がおさまることがあります。
それは血の量が減少したため流れづらくなったため、
または血の流れを停滞させる血管等を物理的に圧して血流を阻害させる状態があることを示します。

血流を阻害させるよう血管を圧迫する凝りは、
主に関節周りや経脈が交会する箇所などにあるため、
その凝りを挟んで心臓から近い部分と遠位の部位の
脈をみれるところを見つけて測れば問題の軽重は理解できるでしょう。

また経絡のトラブルがおきるところは気の流れが滞ります。
そうした気滞と呼ばれる状態にあれば、血は気により運ばれるものであるため気が滞ることで血も結果的に滞るのです。

なので気の流れを再開させるように瘀血が介在した部分を流して気血を通したり血管の圧迫を解除して流れやすい血管内の液の流動を確保する。
こうしたときに砭石の利用が瘀血のブロックを非常に要領よく改善してくれるわけです。
砭石の多様なもちい方を砭法として、
軽く叩いたりこすったりなどの特別なリリース方法をもちいます。
確かにこうすると内部の瘀血に変化が起き、
砭石をもちいることを発見した中国人に脱帽感謝です。

あとは骨格上の並びが整理されない現状であれば、
それが回復できなければ経絡上のトラブルがあり、
疏泄がうまくいかない。
これにより血虚状態に体内は陥ることでしょう。


こういったことは普通に手技にて対応できるし対応していたことです。

ただ血虚が血が滞ることで現れる様子だけではなく、
文字通り血が物理的に足らない場合もあります。

補血って、手技でどうやるんでしょう????

薬膳や漢方では補血薬として、
または同時に津液も足らなければ補陰薬として、
こうした食材を摂りましょうねとか、
こうした漢方は補血薬や補陰薬として使えますよ、
といった指示や処方はできます。
そういった漢方薬名を、いま、私は覚えているところでして。
(※漢方薬をもちいたい場合には医師または薬剤師に処方をお願いしてください)


補血としてではないが、オステオパシーで学んだ肝臓へのマニピュレーションにより肝臓の異常な熱が冷めて正常になれば疏泄がうまくいくようなので疏肝理気といったことに、こちらはすこし成果上の重なりがあるのだろうか。

または姿勢均整術の書籍「全脊椎の作用と性質」黒川先生のご著書より
C7 血管中枢
D8 赤血球の中枢
などのちょっと補血理気が交じるが調整をすることで、
補血のきっかけをつくれるものであろうか?
こうしたことは施術中に見立てていて、トラブルをお持ちのお客様がおられれば調整はしていたが、
残念ながら私の手技力のつたなさか十分な補血の作用を観られるような脈状にまで変わった方はいなかったと思う。


ようすうるに、
こうした補血の作用を期待する場合には、
手技療法でもできるところはありますが、
成果が出しづらいことがあるということ。
そこも私には見えてきていました。

そうであれば手技にこだわらずに、
薬膳素材等により補血をかなえることを加えるほうが
実利が大きくなるでしょう。
そうした考えに帰着しました。


実際のところ私も年齢が進み、
同時に数年以上の単位でお通いいただいている
お客様も年齢が進みました。
そうなってくると手技でのサクッとした安定は、
お客様がそのときの素地としてもっておられる
体力を引き起こして治癒につなげてきましたが。
そうした部分は加齢が進むことで腎気が弱まり、
いままでのようにはいかなくなってきます。


そうしたときこそ、もとの体質にまで顧みて、
そうしたところでの安定を図ることがあれば、
手技で操作し効果を実感できることでしょう。

 

手技の使い勝手の素晴らしさは確実にあります。
ただ手技では対処不向きなこともあるのです。

いま、中医学を学びを深められて、
私がしてきた手技とそうした中医学の得意を比べ観て
両者の得手不得手を多少実感し初めています。
そうした両者の得手部分を取り入れることができれば
だいぶ興味深いことになるだろうとイメージは膨らみます。