昨日、私合わせて3名で筑波のほうにある薬膳レストランへ。
国際中医師がおられるお店でして、本格的。
お客は女性が大半をしめており、大繁盛の人気店です。
このお店では自分の体質を知ってから、
身体にあった薬用茶を注文するために、
数分でチェックできるカンタンな体質判断チェックシートが置いてありました。
シートに自分に当てはまる項目をチェックしていくと、
とある体質がでてまいりました。
その会食時に、
そちらのお茶を注文する用のシートではなく、
他のとある中医学体質判断にもとづいた
5ヶ月ほど前に本格的な問診チェックをなさったとのことで、
そちらの結果を見せていただきました。
会食後にワークのレクチャーする前に、
その本格的な問診チェックをつけてもらい、
ご自身の体質を理解して頂いた上で必要な施術を割り出した
手技を伝えることにしようと考えていたのです。
なので5ヶ月ほど前のデータですが、
それに基づいていけば時間が省けたかなと思っていました。
ですがあとお一人様の参加者さんのデータが無かったので、
私がチェックリストを読み上げてみんなで改めて体質判断の問診チェックを
していくこととなりました。
その結果において詳しいことはプライバシーを保護させていただくため
申し上げることはできませんが。。。
5ヶ月ほど前のデータとはかなり大幅な変調を持った結果が現れてきて、
私にしてみてもびっくりした次第です。
昨今の天候不順、暑さという不快な刺激は自律神経を乱す要素が重なり、
今回の結果となったのだろうと推察することはできました。
正直に感じたことを言えば、
一度だけ体質判断の問診チェックすれば、
それをベースに当分の間対処を継続しようと行った考えは、
大幅に現状誤認に至るリスクが含まれていると思い知りました。
それと同時に、自分の現在の体質を、完璧ではないにせよ、
体質判断の問診チェックで概要アウトラインが明瞭になると、
だったらどうした手当が大切なんだねという説明がらくになる。
どうしたって私が望診や切診、問診でわかった事があってそれを伝えても、
「・・・なるほど、で?」というように私がお客様のことについていうも、
自分のことを言われる実感がない。
それはそうでしょう。
私どもは見立てをするためのベースに専門用語を駆使して思考するため、
その内容をそのまま伝えたとしてもわかりづらくなるばかり。
だからといって大雑把に伝えすぎると、不正確さからの誤解が生じます。
そういったことはトラブルのもとに派生するでしょう。
でも自分で120もの問診チェックをしていただいて、
それを自分で集計していただいた結果をみると。
決してそれは他人事とは言い難い存在感がでてきます。
そうなると、ひとつだけ自分を変えるべき落とし所が明瞭になったため、
そこを私が、たとえば、、、
「{血虚}のポイントがネガティブに高い基準値ですね。
血虚とは、血が足りていないということです。
血が足りない理由にはいくつあげられますが、
1.飲食物の影響から
2.脾が弱っており、血を正常に生成してくれてないから
飲食物は、十二分に注意なさっておられること。
その慎重な選択さは私を凌ぐことでしょうから。
すると脾、つまり小腸などの消化器の働きが
弱っておられるのでしょうか。
また、血虚のときに裏に潜むトラブルがあって、
血を循環させる力が同時に弱くなっていることも。
よく観られることです。
そういった場合でも、
消化器の機能により血を推動する気の生成が良好になることは大切。
それではそうした消化器の働きを改善するための手技をお伝えしよう!」
といった流れになれば、
自分がどこにつれていかれるかの案内がある状況で進みやすくなるでしょう。
中医学をなさる先生が治療方針に利用するために患者様の四診で得た診断は、
あまり納得してあーなるほどねと言えるような解説を受けることが少なくて。
それは西洋医学に馴染みが強く、中医学の基本思想が異質に感じる方に対し、
いきなり中医学上の思考公式をお伝えしても伝えてもわかってくれなさそう。
そういったことも事実、あるからだろうか。
自分の身体のこと、だったら先生に任せる効率性や安全や安定も必須だが、
自分が自分を知っていてはならないことでもないはずです。
そう考えてみると、
自分で治療方針に利用となる改善希望にあたる項目を120も問診チェックされてみて、
「む、ふむ、、、こういった悩みが自分は持ってたんだ。」
と基準値より高いか低いかといった結果から、
自分で自分が把握できて分析できるようになることは大事なこと。
そこはつくづく感じました。
ただあくまでも漢方の処方解説がしたいわけではなく、
そこは医師や薬剤師、登録販売の方々に願うべきでしょう。
そこではなく手技療法をするものとしては、
得た体質分析結果から、
どのような体質がどういった具合で混合されているか、
どの体質が強いか弱いか、問題あるだろうかの様子を改めて問診チェックリストでチェックされた項目について、
それって具体的にはどういったご様子でしょうかと、
手技を組み立てるものにわかるように説明を求める。
そうしたあとには、
どういった経絡をみたらいいか。
それともディープティシューやボウエンテクニックなどの筋膜アプローチにするか。
体質から太陽病〜太陰病のような病の進行知識からなども、
手技で現状ではどこに手を付けてどこを今は触れるべきではないかを判断。
(このどこを手を付けてどこを手を付けないかの判断は公式に基づくものでしょう。この点が私にはいままで大変にむずかしいところだったが、そこがわかれば私の手技の現場復帰も可能性がでてくると思います)
等々、他にも様々な体質がわかったからこその妥当な施術方針を立てられる。
ただ体質という気血津液のバランスの乱れから起こった病的症状に対し、
そこへのアプローチ方法の落とし込みは、これからの課題であります。
自宅での中医学の研究が少しだけ進んできたことから、
この度のお客様方の前で手技の仕方をレクチャーするという試みができました。
昨日の皆様には私にとって、とてもよい勉強をさせていただけたと、
こころから感謝いたしております。
また機会があれば!