個人的な話で申し訳ありません。
朝食用の朝粥。
白粥に補脾、補血、補腎、血行などを考慮して毎朝入れるものの種類と量を加減して参りました。
現時点での結果では:
白粥に
・大きめな乾燥大棗(なつめ)数量1をおおまかにカット
・刻み生姜(手抜きでそういう瓶詰めで醤油味付け使用)20グラム
・枸杞子 10粒
・乾燥竜眼肉 3粒
こちらの内容で作られたものが、私の体質に合うようです。
口にした瞬間、
胃の腑のみならず、さぁーっと肩のこりが解除された体感を得ています。
微調整を重ねて使うものとグラム数を割り出した自分専用の薬膳粥です。
一週間程度、この薬膳粥の通りにして効果を試していいだろう思います。
一週間同じ相性の合った食で体質に揺さぶりをかけていけば、
ただ美味しいという段階から、
恒常的に未病状態で固定しバランスをとるフェーズから離れ、
体質の乱れの少ない健康エリアへ移行できれば上々です。
もしもそこまでいかなくても
今回の体感知からは今後の出方を方向付けるヒントが含まれております。
それに医薬品認定された生薬以外の食材のみで起こした反応であること。
朝粥では一般食材のみ利用という縛りで試してきた成果で、
自分をほめたいところです。
ちなみに漢方に精通なさっておられる方は、
大棗と生姜の相性の良さはご存知でしょう。
これらをセットで使うことで、
自らも脾を養う力をもちつつ、
同時に使われる補脾作用を持つ食材の力をアップする役割を発揮します。
白粥の主たる構成食材の(うるちまい)が脾を益し、
健脾作用を大幅に水増しさせていこうという謀です。
ただ、今回の薬膳粥レシピは私の体質を開ける鍵穴にあった鍵です。
私と同型の体質の方には、多少の改善感を感じるかもしれませんが、
鍵穴に合致する鍵を差し込まなければ鍵が開かない道理と同様です。
私が効いたと聞いて他者が同じ配合で試してみたらどうなるでしょう。
私と似た体質をお持ちの方なら、なんとなく効果の一端を感じるかも。
ですが
[口にした瞬間、
胃の腑のみならず、さぁーっと肩のこりが解除された体感]
というのは、けっこう私自身、朝粥研究を数ヶ月続けて初めての驚き。
インパクト、強烈でした。
それがあなたに再現できるかといえば、
残念ながら理詰めで考えれば起きないのです。
そこを狙ってがんばろうと挑めば、
各人の体質を詳細に反映する薬膳レシピの作成は
さじ加減が繊細で使い分けも多様となるでしょう。
困難を極めるのでしょうね。。。
そういった加減のやり方を知りたいと考えております。
ですがひとまず、
自分の実感でオリジナル薬膳レシピができたこと。
うれしく感じておりますし、
ブログをお読みいただけた方々にも、
一膳の薬膳粥で感じる不思議な体験を
ぜひとも!味わってほしいと思うにいたりました。
体質を読む精度を高めて食材の特性や調理法を学ぶようがんばります。
長い余談となりますが以下に瞑眩反応について書かせていただきますね。
中医学でいう「◯◯体質」といわれると、
大方の場合、なにを言われているものかわからないという反応を返します。
そこは中医学の考え方や見方が広く一般に知られていないからでしょうか。
中医学では、
【気血津液が過不足なく停滞なく循環している状態が健康】と定義づけます。
日々、気血津液の量や循環が乱れることはあっても、
そうした急性的に起きるバランスの荒れを補正して、
すぐにまた【気血津液が過不足なく停滞なく循環している】健康状態に戻れる。
そうした状態下で生活できる状態を求めております。
ただすでに慢性化した気血津液の量や循環が乱れがあれば、
不健康状態下でも仕方なく恒常的なバランスをとりだします。
これが乱れた体質を持った状態です。
未病のときもあれば、すでに症状がでていることもあります。
こうなると自然治癒で健康状態エリアに自身の心身が戻れず、
不健康状態下での仕方なく恒常的なバランスを取り続ける状態が
中長期にわたり続くときがでてまいります。
朝食用の朝粥。
白粥に補脾、補血、補腎、血行などを考慮して毎朝入れるものの種類と量を加減して参りました。
現時点での結果では:
白粥に
・大きめな乾燥大棗(なつめ)数量1をおおまかにカット
・刻み生姜(手抜きでそういう瓶詰めで醤油味付け使用)20グラム
・枸杞子 10粒
・乾燥竜眼肉 3粒
こちらの内容で作られたものが、私の体質に合うようです。
口にした瞬間、
胃の腑のみならず、さぁーっと肩のこりが解除された体感を得ています。
微調整を重ねて使うものとグラム数を割り出した自分専用の薬膳粥です。
一週間程度、この薬膳粥の通りにして効果を試していいだろう思います。
一週間同じ相性の合った食で体質に揺さぶりをかけていけば、
ただ美味しいという段階から、
恒常的に未病状態で固定しバランスをとるフェーズから離れ、
体質の乱れの少ない健康エリアへ移行できれば上々です。
もしもそこまでいかなくても
今回の体感知からは今後の出方を方向付けるヒントが含まれております。
それに医薬品認定された生薬以外の食材のみで起こした反応であること。
朝粥では一般食材のみ利用という縛りで試してきた成果で、
自分をほめたいところです。
ちなみに漢方に精通なさっておられる方は、
大棗と生姜の相性の良さはご存知でしょう。
これらをセットで使うことで、
自らも脾を養う力をもちつつ、
同時に使われる補脾作用を持つ食材の力をアップする役割を発揮します。
白粥の主たる構成食材の(うるちまい)が脾を益し、
健脾作用を大幅に水増しさせていこうという謀です。
ただ、今回の薬膳粥レシピは私の体質を開ける鍵穴にあった鍵です。
私と同型の体質の方には、多少の改善感を感じるかもしれませんが、
鍵穴に合致する鍵を差し込まなければ鍵が開かない道理と同様です。
私が効いたと聞いて他者が同じ配合で試してみたらどうなるでしょう。
私と似た体質をお持ちの方なら、なんとなく効果の一端を感じるかも。
ですが
[口にした瞬間、
胃の腑のみならず、さぁーっと肩のこりが解除された体感]
というのは、けっこう私自身、朝粥研究を数ヶ月続けて初めての驚き。
インパクト、強烈でした。
それがあなたに再現できるかといえば、
残念ながら理詰めで考えれば起きないのです。
そこを狙ってがんばろうと挑めば、
各人の体質を詳細に反映する薬膳レシピの作成は
さじ加減が繊細で使い分けも多様となるでしょう。
困難を極めるのでしょうね。。。
そういった加減のやり方を知りたいと考えております。
ですがひとまず、
自分の実感でオリジナル薬膳レシピができたこと。
うれしく感じておりますし、
ブログをお読みいただけた方々にも、
一膳の薬膳粥で感じる不思議な体験を
ぜひとも!味わってほしいと思うにいたりました。
体質を読む精度を高めて食材の特性や調理法を学ぶようがんばります。
長い余談となりますが以下に瞑眩反応について書かせていただきますね。
中医学でいう「◯◯体質」といわれると、
大方の場合、なにを言われているものかわからないという反応を返します。
そこは中医学の考え方や見方が広く一般に知られていないからでしょうか。
中医学では、
【気血津液が過不足なく停滞なく循環している状態が健康】と定義づけます。
日々、気血津液の量や循環が乱れることはあっても、
そうした急性的に起きるバランスの荒れを補正して、
すぐにまた【気血津液が過不足なく停滞なく循環している】健康状態に戻れる。
そうした状態下で生活できる状態を求めております。
ただすでに慢性化した気血津液の量や循環が乱れがあれば、
不健康状態下でも仕方なく恒常的なバランスをとりだします。
これが乱れた体質を持った状態です。
未病のときもあれば、すでに症状がでていることもあります。
こうなると自然治癒で健康状態エリアに自身の心身が戻れず、
不健康状態下での仕方なく恒常的なバランスを取り続ける状態が
中長期にわたり続くときがでてまいります。
このことを私どもは◯◯体質と名付けて呼んでいます。
慢性化した不健康状態下でバランスを取り続ける恒常性が働くとき、
頑強にそこにいそいそと居座ろうとしたり、
さらに病位を深めた変化へと移行するに至ったり。
そういったくくりでの安定した動きをとることで、
ある意味、場当たり的なバランスを模索してカバーします。
(未病の体質でも、自分はなんら不通だと思えるのも、
こうした調整機能が優れて働くためだと思います。
ただこの無意識下でなされた調整操作には、
その未病状態に居続けさせる作用を生み出します。
それがノーマルだという感覚が生じ不調感が隠され、
健康エリアへの希求意欲の減退が起こるのでしょう。
そこのドツボから抜け出そうというきっかけを、
中医学の勉強等は与えてくれると実感しています)
そうした慢性化した未病などの居座り続けるために
身体内部で新たに構築したシステムを取り壊すとき
漢方では『瞑眩』と呼ばれる反応が起きることもあると言われています。
瞑眩反応の様子として3つほど述べておきましょう。
(1)その瞑眩反応が一回起こって済んだあとは
慢性化した未病などの居座りエリアから健康状態方向へと移行していき、
体調が穏やかになったと感じることでしょう。
瞑眩反応は何度も短期間で繰り返されはしません。
(2)瞑眩というと、めまいのようなものが出てくるように感じるかもしれません。
ですがそれの出方は様々だそうです。
意識を失う場合や、手足が冷えたり、吐瀉するなど、他。
(3)急性の疾患では瞑眩反応は起こりません。
漢方薬を服用して繰り返し起きいる瞑眩反応とされる不調反応は、
慎重にそれが瞑眩反応か副作用かまたは誤治であるかを見極めることです。
漢方医がしっかりとした体質を調べて処方した薬効のすばらしい処方には、
私が朝粥で感じたような体質を正す方向へ押し上げるような力がある。
それもときとして薬効の強さから
未病で根が生えたところから引っこ抜き、
健康エリアに移行させることができきて起きることもある瞑眩反応です。
辛さが容易に耐えられる瞑眩反応ならあらわれてうれしいものですが、
意識を失うほどの反応は、ちと、怖くも感じます。
なので漢方医の薬効高い処方よりも、
だいぶん穏やかな薬効を持った薬膳レシピで
ゆっくりと時間をかけて改善させていき
ソフトな着地ができて変わることができれば。
非常にうれしいと感じるところでもあります。
ただ私の年齢で根深い陽虚体質では、
薬膳レシピのオンリーで片がつくとも思えないもので。。。