漢方とのかねあいで身体の筋組織が若返ったか?

 

私は自分に対し、漢方や生薬そして食薬と工夫をくわえ、
日々生活を淡々と送って結果を観察することが今の仕事。
そうした時期ととらえています。

施術をしてきたときは施術中のとき以外に調べ物が多く、
つねにそこを考え行動してきたため労逸な日々を送りました。
すると心身へ疲労は蓄積され堆積いたします。
そうした疲労の害は、
体表近くの気血津液を害することからことが始まります。
そして時系列的に時間をかけて以下の流れで、
健康状態を悪化させる負のループが進行してまいります。
ざっくり申し上げれば次のような様子です。

(1)最初に徐々に皮膚近くのつっぱり~→
(2)→次に身体を動かす筋組織の軟部組織が凝りだす~→
(3)→運動器組織を浸透し体を支える筋組織まで浸潤し身体の歪みが固定化~→
(4)→胴体内部のスペースに潰れ・詰まり・ねじれがあらわれ臓腑組織に影響




たとえばなんですが、
気血津液は時間を決めて巡る性質がありますから、
肝臓がんや肝の病気が発症する1~2年前より
定期的に夜中1時から3時に目が覚めることが起きます。

これは肝経経絡内を気が通る時間帯が夜中1時から3時という子午流注の知識を持っていれば、
1~2年前には肝経内を通る気が停滞しはじめて、
肝に気が血を運びづらき状態を起こしております。
そうした肝経のトラブルが表層の突っ張りのときから
徐々に奥へと侵入を深めてまいり、
胴体内部の臓腑組織に強い負の影響を与えるまで負担が維持され続けることで症状までいたるということです。


そうした気血津液の滞りから経絡上発生するトラブルは、短期間で生じる症状もありますが、
上述した肝の臓器を害するまで至るには、
表層部からのことのはじまりから負荷や耐性により
深くまで内部侵入するには時間を要しますから、
治癒へと向かうルートは
上述の逆ルートを通り回復していきます。
東洋医学上の介入をするときには
(4)→(3)→(2)→(1)の順で、
改善への手順をはかります。
よって症状悪化にともない長期間を要します。

特に私が手技療法をおこなうさいには、
正気をよみ複雑化した多数の経筋の問題を見つけだします。
どの手順でそれらをほどくかを優先順位付けがしやすいものはそこから手を付けます。
ですが優先順位付けが見当がつけられないことも多々見受けられるときには悩みました。
同時に現時点で触れるのは禁忌部位もあります。


そうした場合の筋組織の状態を見抜く目を養うこと。
そこは大事と考えていて腕を磨いてきました。
そこは多年にわたる臨床成果から得られます。
教科書のエビデンスを対応して残った症状部分には、
施術で触れていい箇所かを自分の頭で考えます。
数学なら公式や定理があって、
施術でも公式や定理はありますがそこはエビデンス対応範囲内の事象ですから。

正確には、
私がすべての手技療法の教科書を把握できてはいませんが、
改めて別のところからも
公式や定理を見つけ出す必要を感じました。



そういった公式や定理の探求に対し、
手技療法をさらに深堀りするという道もあります。
ですがいったん別の道から山を登ることでも、
ゴールにたどり着けるならそれでよしです。



そこに希望をもって薬膳を学び始めました。


漢方や生薬、そして運動強度は低いが脳の運動パターンの更新につながるエクササイズをする知人に対し、ソフトな施術を試行させていただいておりました。

以前より、私の施術で以前の緻密に状態を把握して長時間の施術でそこに対してリリースを図る対応をしてました。
ちなみにソフトな施術だけでは対応できない上述した気血津液の滞りは(3)の身体を支える骨格筋のトラブルと(4)の特別な呼吸器や脾への負荷などがあります。

ですがその方が独自のエクササイズをしていたのは以前からですが、
私とだいたい同時期の4ヶ月弱前から漢方薬は本格的に学び実践し始めたのです。

その結果、私が熟知していたどうしても手技療法では危険すぎて取り切れなかった深層の骨に近接した筋層の凝りが融解してきてますね。
筋組織の状態を硬軟の近いから勝手に年齢づけすれば、
実年齢に20歳を加算された状態が、実年齢から20歳を差っ引くところまで来てます。

本人も、変化の自覚が実感できて、
動きづらかった身体が、安心や安定が増して、
硬化した筋組織を積極的に気血が溶かし出し
さらに生気を取り戻して若返る段階に乗りました。


私自身のお客様とかかわる範疇を手技と定めた場合、
『どうしても手技療法で、すべてをまかないたい。まかなわなければならない!』という考えと狭くなる。
そこをブレイクスルーする方策に、
薬膳や漢方を本格的に学び利用したいと考えました。

数日前、その方の簡易施術のとき、
改めて薬膳等の実施勉強の成果が得られたことに驚きました。
注意:ただ一般書レベルの対処の学びと実践では、ここまでの変化は正直に言って無理でしょう。生薬から煎じ、必要な生薬の加減までおこなっている様子です。規定通りのエキス製剤ではなく、そこの範疇を飛び越える内容の吟味や試行錯誤、そのうえで高い効果狙いの生薬煎じ対応策を実施した結果だと思います。でもここまでやったら、こんなすごいことが身体に起こるのだという見本のように感じます





余談ですが。

もう10年近く前になると思いますが、
高田馬場にあった預言カフェで占っていただいたことがあります。
そのときのメッセージはうろ覚えですが、
『靴には、運動靴もあるし、革靴もある。ビーチサンダルもある。
服にも、普段着もあれば、礼服もあるし、アロハシャツもある。
靴も服も変えることなく、
運動靴・普段着だけでいこうとするのはよくありません。
時と場所と場合により、使い分けなさい』
と言われました。

靴も服も場合により使い分けますから、
お客様への対応をするときも。
本来はさらなる多様な手を使うことで、
いままで解けなかった問題も氷解することもあるのかもしれません。


ただ手技療法も薬膳もと
2足のわらじを専門性高くやっていくことは、
どちらも中途半端になる危険性もでてきます。
そこは頭が痛いところですが、
手技療法の勉強を深めても施術を学ぶ施術者が元気になることはありませんが、
漢方や薬膳では確実に底上げをしている実感があります。

そこを素直にとらえれば、
施術の仕事を始める前段階で。
先に薬膳の勉強と実践で確実に体調を向上化させてから、
体力や思考にまで負荷の高い手技療法を学んで実践してきたなら。。。。。
それにより仕事の流れや成果のあらわれ方が、
どのように移り変わっていたものだろう?

いまさらですが、惜しいと思いました。





ちなみに20歳ほど筋肉の深層部が気血を流しだし、
身体が生まれ変わったという方もいるというのと同様に、
私も筋組織内への気の流れる様相に変化を実感します。
ただ私の場合、遠赤外線サウナのスマーティに入り、
そこで緩みを増したところがあって、前者のように
純粋な漢方や薬膳での変化とは異なる強制リセットです。
目的部位の深層筋開放の功績を優先と考えて、スマーティに過剰に入る選択をし、いっときは陰虚体質が強まるまでいき、津液不足と血虚のためのめまいも起こしましたし。。
その上、施術をして身体を労逸しないよう利用を意図してセーブできていますから、
この計算で実施すれば筋組織が若返って当然なのです。
そこを薬膳等の実践がどこまで底を支えてくれているのかは、正確な判断はできません。


対して自身で漢方等を実践して立て直したこの方なら、他の目立った筋層の深層部を緩めるまでの外的要因はだいぶん少ない。
純粋に漢方等の効きのあらわれを読み取れて
薬膳等の期待値を高める資料性の高さがある。
こういった事例が周囲でおこればと願っていたので、非常にありがたい!