薬膳を構成する食材。
薬膳では食材を調理するのがあたりまえと思われるかもしれません。
薬膳料理をだす店で、
どーんとトマトを一個出されただけで
『これがあなたへの薬膳、です!!』と、
いわれることもないでしょう。
トマトも食薬として効能があります。
体質上、トマトがベストチョイスなら、
単独で効果を発揮させるトマトが単品で薬膳料理のフルコースになります。
(単行)
ただ薬膳の奥深さは更に続きます。
複数の食薬(生薬)を組み合わせて効果をパワーアップできます。
(相須・相使)
効能増強の食べ合わせパターンがあります。
食材の配合を調理に応用していただければ、
スーパーマーケットの食材から離れ業が期待できるかも!?
実際、挑戦してみると高い効能を引き出すこともできます。
漢方薬の処方でも、
人参(にんじん)と黄耆(おうぎ)を効果アップのセットとして
人参の参と黄耆の耆をとって参耆剤(じんぎざい)と呼びます。
毒性や副作用のある食薬・生薬だが効能がすぐれているとき、そうした毒性や副作用を軽減させてくれる組み合わせがあります。
(相畏・相殺)
漢方薬の処方でよく観られる生薬の配合となりますが、
半夏を単品でもちいれば有毒のため毒性に犯されるが、
半夏厚朴湯など半夏の毒性を軽減させる生薬を用いて
一剤として成立させることができています。
有毒な生薬も、使いかた次第で優れた薬効をもたらす薬にする。有毒だから手を出さないと捨て置くことはせず、
生薬の特性をよく把握したうえで使えるように工夫しています。
これを考えた先人のご苦労が忍ばれます。
食材の組み合わせは、相性の悪い場合もあります。
食薬同士の組み合わせによっては、
効能が減弱することもあります。
そればかりか毒性が増強する禁忌の組み合わせもあります。
(相悪・相反)
組み合わせを知らずに、気づかないうちに禁忌な料理をしていたら。。。
そうなると、ちょっと怖い話です。
具体的な生薬や食材の組み合わせ禁忌について、
『十八反、十九畏』と呼ばれ記憶しやすいような歌もあります。
禁忌なる組み合わせは、特にしないよう重要視していたのです。
ただ『十八反、十九畏』にでてくる食材等は
スーパーマーケットや八百屋で手に入らない。。。
そうしたものが多くでてきて、
そこを覚えるのも不思議な感じがします。
それよりかは、
柿とお茶は、取り合わせとして相性悪し
といった身近なものも多数ありますから、
そちらを多く知りたいところです。
中医学の薬膳では、このような食材や生薬の組み合わせを
効果を増強させるものから毒性を減じさせたり毒性を生じさせる禁忌までを7つの異なる関係に分類し、<七情配伍>といいます。
(配伍は、配合のことです)
個人的に、効能を高める食材同士の組み合わせ知識が欲しいところ。
ネットで中国語のサイトで検索をかけて、
多く探し出したいと考えております。