気の力か極性か


最近勢力を伸ばしている気を利用した施術法があります。
詳細はまだわかりませんが、『気導術』といいます。

「気導力というパワーを使って対応する」
ということで気へのなじみがない方には受け入れづらい世界。

私自身はボディワークに気の力を利用しようと考えたことはありません。
自分の気を他者に分け与えることで寿命を短くした先達の話を聞くからです。
40代〜50代で気を利用する施術者が健康を害し、
病気にかかるか死に到るという。
それもよりによってセンスのいい将来を有望視されていたものたちが。
よほどの地道な修行を経て、
自己の精神力と肉体を鍛えなければならないと思いました。

ですが気功法とにた効果が引き出すことができる方法があります。
そのやり方の場合には別に必死になってトレーニングをする必要もない。
ポラリティ療法(=極性療法)です。

10円玉と1円玉を体に貼る療法がはやりました。
10円玉が(+)で1円玉が(-)の電気的な作用を持ちます。
銅とアルミという材質からくる電流が陰から陽へ流れる特性です。
それは極々物理的なものですから疑いようもない。
そしてその10円玉と1円玉を目的のツボの上に貼る。
すると経絡線上の電気的なネットワークが滞っている場所を突き崩し、
正常に通電してくれるようになる。
それにより即効性ある成果が期待できるし、
実際にある程度の期待に応えてくれました。
ちなみに鍼灸師では10円玉や1円玉を使うのではなく、
金粒(+)銀粒(-)という数ミリの球形粒を利用します。

その極性を持ったツールを使わずに、
変わりに人体の極性を利用する方法がポラリティ。

一説では人体の遠赤効果なども期待できるとか。
とにかくツールを使う以上に効果が高いことが臨床により知られております。
何気にポラリティのことを理解しているものは、
手をお客様の上に置くときにもその適切な極性の場所を探します。
極性をあわせないと効果がないとは思はないのですが、
ついつい。。。
極性をもつ手を適切な2点に置く。
すると反応がお客様に気付かれないうちに好転している。

そしてこの場合、
私の体は別に気を放射しようとがんばってはいません。

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そして極々一般的な方が気導術のセミナーに参加すると、
その場で気を使えるようになり劇的な治療性かが上がる!
とのこと。
眉唾物に聞こえるかもしれませんが、
まじめな整体院、整骨院、カイロプラクターなども、
気導術に傾倒しているケースがあるようです。
なんら成果もないものが大人数のプロを引きつけるとは思えません。
「なにか」があるはずです。

ポラリティでは、
その人の持つ独自の電気的な特性などにより変わります。
また施術者側の特殊な呼吸とグラウンディング
自己のチャクラのようなポイントの目詰まりをなくすことで成長します。

ただ特段修行をしなくても、
修行をしない10円玉や1円玉ができるのですから成果が現れます。
施術側がやる気があるかどうかなど無関係。
やり方を知っているかどうかです。
シンプルなやり方です。

「気導術とは何ぞや?」と、
2冊出版されている本を読ませていただきました。
気の消耗のない気功治療についてどういうものなのか、
その正体を知りたい気持ちがあります。

気導術の内容を本で読みながら、
ポラリティや一部プラーナ療法などとの共通項を、
脳裏によぎらせました。
極性を使うことで素人の方でも簡単にできるというのも納得できる。
などなど。
ですが私の予想の内にとどまっていますね。

気導術の施術としての取り組む発想や創造力は、
興味深いものがあります。

そんな思いでいろいろと本を読み漁る今日この頃です。
そして次を模索しています。

けっこうしんどい作業です。^^1.

※ボディワイズでは気功療法については行っておりません。あしからず。m__m

※今回書きました気導術の資料として、
書籍『気導術の真実』『気導術の挑戦』や関連ホームページがあります。
また全国に関連治療師がおらるそうです。