平安を取り戻したいときには(ニーバーの祈り)を唱えよう

YouTubeをみていると。
テレビでは放映されない
度重なる世界、日本の天変地異がつたえられています。

あまりのことでこころが動揺することも多々あります。
そのようなとき、
決まって(ニーバーの祈り)の詩句を思い出します。

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■ニーバーの祈り

神よ、 変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

(※訳注:アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが書いたといわれる祈りの言葉で、「静稳 の祈り」「平安の祈り」とも呼ばれる。)

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日々ニュースから聞こえてくる深刻な天災や人災。

私が地球の気候変動や地震を防ぐ力はありません。
それを冷静に対応を心がけて受け入れるしかない。
受け入れた限りは、そこをいたずらに不安がらず、
こころの傷を負って自らを自滅させるには能わず。
静穏と平安の精神を持って、
シンプルに変えられることのみに徹底し注力する。




この詩句は、コーチングの本に紹介されていました。

災害の話から離れた例ですが、

コーチングをしていたら、クライアントが。
(若いままでいたい)といいます。
願っても年齢は後戻りできず年々加算されます。
50歳の人が一年間過ごせば51歳になります。
50歳から49歳に戻ることはできません。。。
変えることのできないものを変えようとすることはできません。

ですが(若いままでいたい)って?
と質問をさせていただき、具体的な内容をうかたうと、
年齢が加算されるのは受け入れるが身体の衰えが恐いと言われます。
より具体的なことを引き出していただけば、
記憶力が若いときより悪くなったことがショックだと、
忘れっぽいの度を越すエピソードを語ってくれました。
クライアントのお仕事が研究職。
以前はなかった凡ミスが続き、
この状態が加速したら失職すると恐怖しているといわれます。

施術を受けていただいている方ではなかったのですが、
首筋にある頸動脈に取る血管内を通る血流を、
脈診のやり方でみてみます。
やり方の詳細は述べることは控えますが、
首のコリを診断に活かす首診断で、
とある部位に硬結が頭部への血流が減る点を見つけ出せます。

いくつか質問をさせていただきました。
・歩きスマホしてませんか?
・座業が長時間になりますか?
・そうした行為の頻度や期間は?
片頭痛はありますか?
等々、とある部位に硬結を作る下地となる姿勢をとっていることを確認。

そのうえでとある部位に硬結がないかを調べました。
すると気になるところがあります。
結果から筋肉の硬結を緩める等の操作をすることで、
改善できる可能性はあるだろうとおつたえしました。
プロメテウス解剖図の頭部編を持っておりますので、
血液の流れる血管の止血がどこで置きているか、
分かる範囲でおつたえし、
ご自身で慎重に時間をかけてケアなさることを条件で、
中国で行われているケア方法を教えて差し上げました。
セルフワークでは、効果がでにくいものの、
根気よく3ヶ月続けていただければ中層までのとある部位の硬結が軟化してくれるでしょう。

そうなったのにに、結果報告のお願いをしてお帰りいただきました。

最初は、ひたすら若いままでいたいと駄々っ子のようにいっていた人が、
実は自分は記憶力を取り戻したいのだと気づき、
そのうえで自分にできる対策がわかってコントロール可能なところに手を伸ばせたとき。
再度、若いままでいたいという言葉を口に出されることはありませんでした。

このコーチングをしたときにもニーバーの祈りの詩句を、
私の頭の中で唱えていました。