岡本太郎記念館にて。わらう笑顔が邪気払い!?

いま、東京国立博物館〈 https://www.tnm.jp 〉にて、
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結します。


その時代を遡ること縄文時代の遺跡。
縄目模様や波模様の生命感あふれた姿にインスパイアされたアーティスト。
芸術は爆発だといった岡本太郎のかつての自宅が記念館になっており、
昨日、そちらに足を運びました。

岡本太郎記念館
 

岡本太郎記念館 | The Taro Okamoto Memorial Museum



以前、岡本太郎記念館にいかれたお客様からさほど展示場が大きくはないものの、
岡本太郎氏がその場で創作活動をしていたことに思いを馳せることができると伺っておりました。
そのときの言葉が印象に残っておりました。

置かれている作品数がさほど多いものではありません。
立ち寄られた拝観者は、さっと観て、さっと帰る感じ。
そこを私どもは粘って、じっくりとみてまわりました。
〈展示作品の写真撮影OKなのもうれしい!〉

縄文の太古の昔の生命の息吹く展示作品から、
わきたつ力の源のようなエネルギーを感じました。


岡本太郎氏の作品には、拝観者を思わずクスッと笑顔に引き込まれる
ユーモラスな造形の作品も多数あったのですね。
古墳時代に棺の近くに配置された笑顔のはにわを思い起こしました。
人の笑顔が強烈に邪気を退ける力があると信じられたのか、
挂甲の武人よりも埋葬された主のそばに置かれていました。

笑顔になれて、邪気払い。
ありがたい!!


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こちらの造形のような、ユーモラスな像は、館外の庭や館内にいくつも。
童心に帰ります。





帰り際、
表参道から明治神宮を目指し歩くが、人通りが多くくたくたに。
太古の息吹の縄文のエネルギーとは異なるエネルギーを放つ表参道界隈の高級ブランドショップ。
実相と仮相の対比と感じるといいながら、くたくたさが増していく歩道の歩きづらさに同行した人も〈疲れたー〉と訴える。
正確に言えば、高級ブランドの製品が悪いわけではなく、それが私には似つかわしくない自覚があるという意味の仮相です。



明治神宮で参拝し、代々木方面の池や芝生がある憩いの場にたどりつき、
一息つくことができました。

閉門時間直前に、明治神宮参道の裏道の鬱蒼とした暗がりの森を抜ける。
こんな自然があるんだなぁと、つくづくありがたく感じます。
〈ただこの道、通っていいものかどうか、多少、迷う所あり〉


仏教用語でもある、実相と仮相。
実相と至ればエネルギーの源から生命の息吹が途絶えることなく沸き立ちます。
仮相が実相を覆い隠せば、生命エネルギーの循環が停滞し力を失うこととなる。
そのようなことが人の考えや信念に影響をあたえるような気がしてなりません。








あと、余談となりますが。
帰宅後に同行した者がやけに疲れたーといってたことが気になりまして、
胃も芳しくないようなので状態を観ました。
すると、、、なぜか、私がかつて観たことがないほどの、
左首の首筋の裏側にある後頭骨と頚椎を結ぶ筋肉に巨大な凝りがでてきました。。

「なんじゃ!?これは。。。。(私はまじめにおどろきました)」

(右首の首筋の後頭骨下の筋肉なら、まだ血液の循環に余裕があるもので、
 困ったもんだな~と冷静でいられますが、
 、、、左首でこの巨大な凝りができると深刻さは増していき一大事なのです)


後頭骨が下方に位置ずれして、後頭骨の下から頭部に血液を送る血管をがっちり閉じてしまっている。
これなら、思考力もつづかず、表参道の活気ずつおしゃれな歩道も外部音も不快なノイズとして強烈に不快に感じただろう。。。
なるほど、なるほど。。。


急遽、その凝りをリリースしたんですが、
この凝りと胃の悪状態がリンクしていたようで、
リリース中から心窩部より異音が聞こえだします。
この筋肉を通るのは胃経でもない、膀胱経です。
腰部の凝りが厚みを増し、横隔膜の引き連れや、
それにより生ぜられた胃の圧迫や位置ズレを生み出していました。

推測ですが。
自宅でへんてこな姿勢で、
長時間スマートフォンでゲームをまめにしていたに相違なさそうです。


とりあえず、大事になる前に対処できてよかったと、お話することができました。😄