本日はお墓参りの予定が、コロナ禍の影響から、
自宅で書籍のPDF化作業をしながらTverを観ています。
私が好きな仲村トオル主演のドラマ。
八月は夜のバッティングセンターで。
毎回、仲村トオルさんから心に刺さる言葉が送られます。
そのなかでも、私が一番うなった回は以下の、、、。
『三回 千本ノック』です。(Tverの該当ページは以下に 8月22日(月)23:59 終了予定)
https://tver.jp/episodes/epzottzhdj
たとえば、
「バッティングも料理もおんなじだよ。専門家から教えてもらって何度も練習をするのが一番だ。」
確かに、その通りなんです。
共感します。
個人的なつたない体験ですが。。。
昔、こどもの小学生のころ、少年野球にはいったとき。
監督やコーチなどは、手取り足取り教えてくれる余裕はない。
運動オンチの私は、はしっこでうろちょろしているだけ、助けてもらうこともできない。
見るからにひ弱で、鍛えようにも故障させないようにするのがいいだろうと監督は思ったのかもしれません。
そこで、考えました。
じゃ、自転車に乗って巨人軍の多摩川グラウンドに見学に行こう。
かつて昭和30年代 - 昭和50年代にかけて読売ジャイアンツが
ファーム(二軍)の本拠地球場及び練習場としていた巨人軍多摩川グラウンドがあったのです。
当時、私は小林 繁選手などに軟式ボールにサインをせがむ失礼な小僧でした。
巨人軍選手に教えてもらえるわけじゃないのは当たり前ですが、
遠くないところでプロ野球選手のプレーが目の当たりにできた。
当時、ボールを投げる力がなかった私は、身体をすべて使って投げるプロの練習に出くわした。
外野からキャッチャーに向けて、信じられない力強さの返球を目の当たりにしました。
その瞬間、私は身体が動作せず手の肘から先だけを振る手投げでボールをほおっていたことに気づいたのです。
それから見よう見まねでカラダを統合させてボールに体重を乗せる投げ方を練習しました。
とにかく、ボールを投げるときに握ってるボールのことは一切忘れます。
身体の一連の部位が協調的かつ全体的に作動しだして、
徐々にフォームが整えられて繰り出されたとき。
「握ったボールを放す」瞬間、いつもよりボールに威力が増したのです。
「体の伸張とねじりたたむことが必要なんだな・・」と一人うなづいて、
筋力がなかった自分でも、たやすく速い球が投げられだしました。
独りきりでボールを投げる練習をいくらしていても、
こうしたポイントを得て確信をもって練習をすることはできなかったはずです。
そんなところから、いまもそれで飯を食うプロはすごいと信じています。
そんなことを思い出しながら、
「バッティングも料理もおんなじだよ。専門家から教えてもらって何度も練習をするのが一番だ。」
というドラマの言葉に共感し「そうなんだよ~」と感動しています。
どんなに難しいことでも、
百戦錬磨のプロが目の前で手ほどきをしてくれると、
そんなことできる人がいるわけがないという思いのハードルが下がります。
ちなみに、
この言葉に便乗させてもらって、
「バッティングも料理も『整体の施術』もおんなじだよ。専門家から教えてもらって何度も練習をするのが一番だ。」
たとえば、私はボウエンテクニックという施術を日本で講習会を一年間かけて、通って学びました。
一年間毎日というわけではなく、アメリカからくる講師の都合から月にとか飛び飛びなんですが、
それまでボウエンテクニックの洋書や映像を穴のあくほど見たとしても、
ボウエンテクニックはすばらしいと米国で出版されるマッサージマガジンに賞賛されていた意味が分からなかったのです。
賞賛の文章から私利私欲のない素のままの言葉を述べたものでした。
どうしても得体のしれない秘密がそこに広がるような気がして、
気になって仕方ありませんでした。
そしてボウエンテクニックの受講を決める前のこと。
一度、ボウエンテクニックの講師のミトさんにボウエンテクニックのセッションを依頼し、
受けてみたとき。
大多数の施術技術では西洋医学的な流れで、病状を判定して原因を知り、的確に結果得るためのエビデンスに従った手技アプローチをおこないます。
だがボウエンテクニックの場合は、そのセッションを創始したトム・ボウエンは東洋医学に精通した人で、
西洋的な見地で施術の方法論のみを取り入れて組み立てたわけではなく、
東洋医学的な経絡などの知見を含め、またはそこをベースにして融合させたセッションをあみ出したのだと気づきました。
そのとき「なぜ、マッサージマガジンでボウエンテクニックのことを賞賛していたのか」わかりました。
そして賞賛する言葉が具体性に欠けていたミラクルとかファンタスティックといった言葉がちりばめられていたのかもわかりました。
それはボウエンテクニックを受けた帰り道に、私もセッション中に不思議な体験をし、感情や意識於解放がはかられたといった、
唯物論的な基礎を持つ西洋の手技療法の遺伝子から、
施されて起きたことは意図度も経験したことがなかったことが、そこの体験に広がりました。
自律神経の不調が治まりだし、根深いところにあったトラウマと、そのときの恐怖から、
起きもしない、または起きてもいないことさえも怯えの対象としておそれ続けます。
そうしたせつない感情を通り越した恐怖から身をすくめて感情を閉ざして逃げると、
そういった人間が発する特別な波動がでていくでしょう。
そうした波動に共感した者やなにかが集まりだしていき、
さらにきびしいトラウマからの恐怖が増長して幸福感が削がれていくことになります。
そうしたことで感情を壊して苦しむことが、人には多かれ少なかれあります。
そのトラウマが親や身内から与えられたものであれば、本人が気づかないうちにずっとそれを引きずるということもあるでしょう。
しあわせを思考したときには人はそれを現実化させる力があります。
ナポレオンヒルが、著書で綿密にその内容を語っています。
そして恐怖を思考したときにはひとはそれを現実化させるのです。
ボウエンテクニックをならったときには、
別段、そうしたトラウマリリースに優れていると、ことさらに解説されることはなかったと思います。
ですがNAETというアプライドキネシオロジー系の書籍の経絡について詳説する項に照らし合わせれば、
そういった、内面へのアプローチができてしまうこともわかります。
だから私の内部でくすぶっていた苦しみや憎しみの感情のうずのなかから、さっと外に出て冷静で愛あるもう一人の自分が覚醒し、
自己のメンタルをメンテナンスしてくれた。
それがおそらく私がボウエンテクニックをミトさんから受けたのは90分ほどのセッションでしたが。。。
貴重な私の内部エネルギーをどぶに捨てて自身が不幸にさいなまれるといったこころのスイッチをOFFにでき、
より人生がうまくいくようなこころのスイッチをONにしてくれた。
セッション中、ずっと不思議なビジョンを見続けていました。
神社仏閣に、その当時、お参りするのがマイブームでしたが、
それら神が導いてくれたのか?!
そう感じて、帰りに東京大神宮に参拝したことを思い出します。
私には、施術でまさかそのようなことがありありおきるのかと、
期待もしなかった速効体験は、神秘的であり、神聖さを感じたのです。
そうした体験をしたら、そのボウエンテクニックのセミナー。
セミナー料金がどんなに高くても、私には通うしか選択肢はありませんでした。
要領の悪い私がさっと身に付くわけはないとわかってましたが、
まずは専門家のミトさんにならったという経験を得て、
その後、何年もかけてそれを咀嚼して練習をしていく。
野球のバッティングも料理も、未経験すぎるときにそのやり方を本で学ぶのはむずかしい。
そして施術も、そうですよね。
やはり専門家に教えてもらってから、それから何度も何度も自分で修練を繰り返して身につけるのが一番いい。
専門家の高いレベルを教えてもらえる機会は、そうあるものじゃありませんし、
日本でボウエンテクニックを日本語で学べるなんて、超ラッキーです。
いまも、ときおり、当時のセミナーのテキストを引っ張り出し、
そこの書面に書かれているテクニックの奥を掘るようにがんばってます。
ちなみにボウエンテクニックは、東洋医学の技術や考えが創始したトム・ボウエンにはあったといいました。
彼は中医学書を穴のあくほど読み、それを自分のモノとしていく過程で得られた、中医学と西洋医学で言う臓器の概念の違いを分かって、
そのうえで経穴や経絡に独自のアプローチの方法を加味し、最晩年まで研究し進化をし続けた人だったようです。
そのような彼の伝記、かなりぶあつい洋書ですが買って読むことで、作曲家の作品を作ったときの背景を知るアナリーゼをするかのように、
彼の仕事の取り組みの流れを知ることは、私には興味が尽きないことですしヒーローものの物語を読むように楽しいときでもあります。
ただ、、、私がボウエンテクニックの講師のミトさんにセッションを受けたときのような、
メンタルメンテナンスが起きて本来の自由で束縛のないわたしを覚醒させるということは。
すぐにそういった技が使えるようになるわけではなかったです。
それをしたいなら、これからでも根性論ではなく方法論となる千本ノックを受け、
もっと施術がうまくなりたいと思えてなりません。
人は、メンタルメンテナンスが進んであなたが覚醒する(※)と、
いまそれが起きていない恐怖のトラウマにこころ苦しめられて、エネルギーを放逸して失うこともしません。
意識が変われば世界が変わる体験を通し、カルマの垢がひとつとれて、浄化して最高にたのしいときを創れる階段を登り始めます。
(※←自分をトラウマの渦中から離れた引いたところから眺められ、ありがとうと、そこからも学べるものがあったと気づいて、ネガティブな波動や感情を手放していくこと)
私にはボウエンテクニックには、またはボウエンテクニックを一部使った私の施術法には、
いつかそうしたメンタルメンテナンスが肉体に対してやさしいアプローチをすることで
引き出せるようになってみたい。
コロナ禍の影響。
このときに身に降りかかったこころの傷そして恐怖の思い。
そのような体験で得たトラウマを背負うことも、人によりあるでしょう。
心理カウンセリングにより、それを拭うということが一般的に発想されることでしょう。
身体からの対応により、それを拭うような選択肢があらわれるよう育ててうまくなりたいですね。
たやすいことではありません。
ですが大切な取り組みであろうと感じてしまいます。
そこが少しでもできたら「これ、ぼくの天職です」と、屈託ない笑顔でいえるはずです。
【気の流れを促進させる枕】を自作して使ってまして。。。調子、いいです。 ただ【気の流れを促進させるマットレス】の自作には、通電竹炭が代替品に使えるかにかかっているのか?! ^-^
以前、よもぎクッションについて、これで農家の方が
2021年06月26日
よもぎクッションに、他の植物・鉱物などを追加して使ってみての感想
http://bodywise-note.seesaa.net/article/482183764.html
などです。
昨今、枕って大事だなと思える経験をしています。
今まで、私が臓器の弱さがあり、それを本能的に守る姿勢で寝る傾向、
つまり「うつぶせ寝」になることがままあるため、枕をすることはあまりなかったんです。
私の「うつぶせ寝」は、これは脊椎の捻じれからくる自律神経系のネックが臓器にストレスをあたえている状態。
部分的に慣れ過ぎた脊椎部分の椎間板を位置付ける筋や靭帯の緊張がほどけずに締め付け続けた結果、そうなってしまうわけです。
余談ですが、うつぶせ寝になった状態は、どうにか体幹の脊椎のねじれを解こうとして、ほどける方向へとカラダをねじった結果です。
ですが、実は、そのものの身体が委縮した状態、つまり伸長してからねじりを補正していないやり方をとるため、
うつぶせ寝で捻じれた状態の逆にねじって絞りをいれたとしても、脊椎の捻じれの補正は、あまりできてません。
だから翌日の朝目覚めたとき、疲れが残っているわけです。
私どもの施術では効率よくねじり補正をするよう考えられているので、患部が収縮した状態での捻じれ補正や押圧を加えることは無意味で、
かえって患部の表面の痛みが出てしまいやすい部位のみを削って筋繊維を裂くためしません。
患部を含んだ部位をいったん引き延ばすように押し手で操作を加えて捻じれ補正を加えていきます。
そうなされば、その患部内部に取りついて蓄積したおけつや酸化が進んだ老廃物が排出が効率よく行えます。
これはどういったことかというと、
ぞうきんを絞るときに、いきなりぞうきんの端と端を持ってしぼろうとすると、
かえって持った端と端を近づけてねじるようなしぼりかたをしがちだと思います。
それは、やってみるとまだまだぞうきん内部に水がたまったままで、絞り切れないやり方だとわかります。
それではどうすればいいのか?
いったん、ぞうきんを持った端と端を引き延ばすようにして、ピーンと張ります。
それから端同士を引き延ばし続けて絞ると、かんたんにぞうきんの内部にあった水が外へとじゃーっと勢いよくでていきます。
つまり、このぞうきん絞りの効率的なやり方のままを、人体の患部内部に蓄積した老廃物の排泄援助に使うかどうかなんです。
それを知らずに操作したら、ぞうきん内部の水が抜けずに大量に残るのと同じことが体内に起きているんですね。
効率よく患部を含めた部位の伸張をさせるのに、ときとしてベン石の温熱器を一本だと無理!となるので、二本同時に使っている。
だから老廃物を出させていき、新しい血をそこに流動させる場をつくれるわけです。
それが、よもぎクッションに、いくつかの植物と鉱石を追加して自作物を制作。
それを使うと、うつぶせ寝にならなくなったのです。
うつぶせ寝になると、身長が縮みますから体内のそこかしこの関節や臓器や筋に内包された老廃物はありつづけたまま。
それが仰向けですやすや寝れていき、同時に身体が全身的に凝りがある部位が、錐体外路系の反射で微痙攣をおこして、
その痙攣で老廃物がでていくし新たな血液が取り込まれていきます。
まさに、いま、優先順位としてこの患部の立て直しが重要だというピンポイントに焦点を合わせて起きる自己解放です。
これは効率よく、体内の底から改善を推し進めるものです。
かなり理想的な身体の修正経路をたどっているものでしょう。
ただこのクッションづくりにはネックがあります。
鉱物が特殊な形状で大盤振る舞い的に大人買いして集めたもので、
総額、3万円越えの高額な枕になりました。
その鉱物は市場で品薄なため、年々入手がしづらさが増していく。
ですがそうなるのがわかるぐらい、人体への邪気を拭う作用が高いことは科学的に証明されているものです。
結果、価格に見合った以上の成果が体感できています。
ですが費用的に、、、必須鉱物だとしても、これをさらに大量仕入れをするのは、、、ちょっと厳しいです。
話を、この枕の機能面?に戻しましょう。
人体の首裏に気流が停滞して邪気が溜まりやすくなるツボの「風池と天柱や大椎と風門」に、
しっかりそのクッションが密着するように当てると、
以前なら寝入った後にバタバタ動いて「うつぶせ寝」になっていたものが、いまはそうならないですむ。
このクッションが当たった部位の気の流れ、血の流れが寝ているとき、ずっと平素より首後ろ回りがよい状態が維持できている。
そのためこのクッションをして寝ると、「うつぶせ寝」になって脊椎のねじりを補正する必要もないまま、
椎間板の位置決めをする筋腱が適度に緩み仰向け寝のまま、睡眠中、すやすやと寝れます。
最近はこの状態が慣れてきて普通に感じますが、最初は午前中いっぱいは首回りがスース―しておもだるさが一切ない経験が稀すぎて、
首や肩が軽すぎて空に浮くか解けるかという感覚が広がって、落ち着かなかったことを覚えています。
「これが実は、首凝りがないという状態だったのね。体験できて初めてわかったわ ^-^;」という実感。
かつて。
「お客様に枕って大事だと思いますが、どうしていますか?」
といわれると、うつぶせ寝のときは、
「ごめんなさい、私はうつ伏せになるのでバスタオルを八折りにして枕にしてるんです」
となりましたが、いまは、
まだ研究途中で使用上のリスクマネジメントが終わってないため内容の深いところはお伝え出来ませんが、
そういった体験を通して枕って大事なんだなと感じています。
私が今回採用した鉱物は遠赤効果や超音波の発生と気の促進、邪気の遮断が優れるものです。。。
が、それは日本では売ってないして、高いんです。
昨日、通電竹炭に興味を示しているといったのは、
遠赤効果や邪気(ここでは電磁波のこと)を遮断しマッサージに使えば気の促進を得られるチカラがある。
そういった特性があるということなので。
もし通電竹炭で私が今使っている枕用にもちいている高価な鉱物の代用にできれば、
コスト的にかなり抑えられるだろう。
ただ、通電竹炭は加工を施さないと、枕には使えないので、そこからの工夫が鍵になるんですが。
通電竹炭が多孔質でヨモギが発する有効物質の成分を吸着してしまう可能性があるので、
そこが実はネックになるため、通電竹炭の加工には、そこの機能をわざわざつぶさないとならないんです。
だが通電竹炭の工夫が実っていけば、、、。
あとは現状の枕のように
ヨモギと他、温性を高める特別に私が選別した産地まで厳選したハーブを混ぜたものと加工済みの通電竹炭を素材にマットレスを制作。
それで特別な枕だけでなく、広い面のマットレスが手に入ります。
基本、どこかの高額な市販のマットレスには興味はあるけど縁がない。
でも、自作の機能面を自身でカスタマイズしていけるというものには興味を持ちます。
各人、陰陽や虚実のバランスは異なります。
体質が変わればそれに適したハーブや鉱物の採用がなされるべきであり、
そこに一番のこの枕、自分には絶品だといいたくなる秘密があります。
そういう調合は、テストの繰り返しでの微調整も必須ですから難しくもありますが、
もしそういったところに明るい方がおられれば。
よければ、皆様も自分なりの素材を枕カバーやクッションカバーの中に入れていただき、
オリジナル枕を作ってみてください。
ちなみに私の体質の場合は、陽実ではなく陰虚に体質が傾いているし補腎を必要とするので、
温性の自分の体質を向上させる陰陽バランスを絶妙に整える配分のハーブをつかいます。
漢方薬の生薬の知識やアーユルヴェーダや西洋のヒルデガルドのハーブの知識がベースです。
あとはそのハーブを鉱物等で経穴から取り入れやすくして気の流れを促進させる素材の配置工夫ですね。
施術でも、お客様が目が覚めた意識がはっきりしている状態(交感神経優位)で得た施術効果以上の変化が、
睡眠時の副交感神経優位な状態で現れることは知られています。
それは副交感神経のスイッチが入っているときに体内の免疫を活性化させるとき。
それに食事により摂取した体外にあるエネルギーを取り込む消化が進むのも副交感神経優位のとき。
細胞組織レベルでの再生が起きるのも副交感神経優位のときなのです。
(ただ、電磁波などの影響がもろに被るのもこの状態ですから、
そこから身を守るということも必要なのが、いまの都会的生活なのだといえるのでしょうか。)
枕やマットレスで、長期にわたって、この副交感神経優位の睡眠時に気血の流れの停滞が起きた部分を対処するように変えられたら。
おそらくはそこに、整体屋さんがいなくても、肩や腰の痛みがない、老後も整えられた身体を持ち続けられる予感がしています。
どなたか【 通電竹炭 】で、セルフケアやセルフマッサージにつかってる方、いませんか? ^-^
【 通電竹炭 】
私には聞きなれない言葉でしたが、
特別な工程で炭化した竹炭は通電するのです。
エジソンが白熱電球のフィラメントを作るとき、多くの植物繊維をフィラメントにすると数時間しないうちに燃え尽き切れたが、
竹をもちいたときは200時間も輝き続けました。
それでエジソンは最適な竹を世界中から求め6000もの竹の産地からそれを取り寄せました。
そしてフィラメントに最もふさわしい竹に出会います。
京都の石清水八幡宮に生えていた竹から作られたフィラメントは、1,200時間の光を記録し、
白熱電球が実用化される第一歩となりました。
もちろん現在では白熱電球のフィラメントはタングステンがもちいられており、竹ではありません。
だがこれは竹がもつ細胞の並びが内部構造が電気を通すことに長けていることを表しているのでしょう。
ただし一般の竹炭では、細胞内部にタールといった不純物があり通電がかないません。
それが特別な炭化工程を経た通電竹炭は、そういった不純物が炭化工程で消え去ります。
すると竹炭が持つ多孔質構造によりプラスイオンを吸収して結果マイナスイオンを増やす効果や、
部屋のちりやほこり、電磁波等を含め空気浄化することがかなえられるそうです。
また特に竹炭は、水道水のカルキ抜きや水質浄化には最適だといわれおいしい水をあじわいたいときにもちいられることが知られています。
こういったところまでは、私も、存じ上げていました。
でもネットで「通電竹炭」を検索していくと、マッサージ用にももちいられると書かれていて驚きました。
かつてJリーグのジュビロ磐田の選手の体調管理に使われていた模様。。。
私がみつけたホームページは、けっこう20年近く前のものの記事が掲載されているもののようで、
そこから品物販売ページ以外の記事更新が途絶えておられそうな感じにお見受けいたしますが、、。
でも通電竹炭で患部を10分ほどなでておくと、そうする前では赤血球の形状が悪いものだったが、
マッサージ後にまた血液検査で赤血球の状態を確認すると整えられているという。。。
そう聞くと、それって、気が促進されて血が流れやすくなっただけではなく、
血の血球まわりの液が酸化して粘着きを持って癒合し流れが悪化する崩れた形状を示したものが、
血の血球まわりの液の酸化(プラスイオン状態の傾向)が治まって弱アルカリ性の液に変わったということなのだろうか??
通電竹炭により何が起きているかは研究や実験のなされているページを探してもみつけられなくて、
どういったことが通電竹炭をもちいて怪我が多かったジュビロ磐田の選手の体調管理へとつながったのではないかというか。
定かではないところなのです。
だが不具合が生じている経絡線上を通電竹炭でなぞるようにすることで、またはただ患部の上に置いておくだけで、
プラシーボ効果以上の体の浄化や患部の癒しなどにつながる作用があるのだったら面白そうだと思えております。
熱したベン石からはどのような周波数帯のエネルギーが放出されるかという研究は、
すでに中国の研究チームが徹底調査をしてネット上にもそれを一部公開しています。
なので経絡線上を繰り返しなぞる手技をすることで、
体内の血の状態が変わるという場合があることは周知の成果です。
常温よりも、その成果は温度を上げて人肌よりも少し高めの温度設定にしたとき、
パフォーマンスが高まるというもの。
通電竹炭が、そうした施術やマッサージに使うことに科学的研究が進んだ素材ではないと思います。
私が通電竹炭を手に入れてマッサージに使うとき、
通電による気の移動が起こりえる素材である点と、
常温でもこれはそこそこパフォーマンスがあるのだろうかというところを突き止めたい。
そのように感じております。
ちなみに手元にある冷蔵庫の中に消臭剤として昔いれておいた
へら状の通常の通電竹炭ではない竹炭を引っ張り出してマッサージするも、
「これぐらいではたのしいとはいいがたい」程度の成果でした。
普通にベン石のかっさを使ったほうが何倍も手にしっくりくるし、変化を感じる。
でも通電竹炭には、なにか不思議な体内の浄化などの整える作用があるのだろうか。
それは私自身がそれをもちいて実験してみないとわかりません。。。
だが仮に購入してみて期待した通りかそれを上回るような身体への良好な作用があればうれしいが、
その成果が期待値をたとえ下回ったとしても、炊飯のとき、飲み水浄化、部屋の消臭、湿気取りなどは強力ですし、
私がよく参拝にいく目黒不動尊の近くにお洒落な炭屋さんがあって、炭をこんな飾り方があるんだっていうような、
インテリアにもなってくれます。
そう考えたら、来月あたりに買うかな~という方向に、意識が傾いています。
「極上通電竹炭 1kg ¥4,200(税込)」か、欲張ってその上の3kgを買うか、、、。
ただ速攻で購入決定して動くと、私の場合、
失敗することもあるので冷静になる期間をあけて手に入れようと思っています。
ここでこちらのブログをお読みいただいている方にお願いでございます。
もし、同業者の方などで、すでにマッサージに通電竹炭をかっさの形に加工して使ってるよ!という先生がいたら、
ぜひ、ぜひ、使用感を聞かせてください!
よろしくお願いします。
杉山和一先生のお話の映像
こんばんは。
ボディワイズの鈴木です。
台風8号。
東京都品川区の私の自宅では、
午後11時現在、大きな被害を感じるようなことはありませんでした。
ただ、テレビで被害のニュースを見て、驚いております。
みなさまは、ご無事ですか?
被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
話が変わりまして。
偉人の偉業を本で読んだとき。
すでにご他界された方からは、
話をお伺いすることはできません。
そのようなとき。
政木和三先生のなさっておられたフーチが役立ちます。
フーチとは、中国式のダウジング占いのようなものです。
瞑想意識まで脳波を安定させてから(※ この意識のモードに入らないと正しい判定はおきません)、
フーチで占いたい人物をイメージします。
名前を紙に書いておくのでもいいでしょう。
すると、ダウジングの重り部分が動き出し、
その動きのパターンから状態を調べます。
フーチパターンによる霊性チェック!
愛情深い人であれば ( 〇 )のように円を描いて回転し始めます。
知恵や知識の人であれば ( |縦長の回転 )
秀でた感性の人であれば ( -横長の回転 )
強いエゴ=自分勝手なら ( \斜めの回転 )
反自然で人としてしてはならないことを平気でするなら
( /斜めの回転 )
この御仁の伝記を読ませていただき、
ほんとうに尊敬しうる人物であるか?
たとえば、本を記した著者の目により編集を加えてある。
または、伝説のように語り継がれてきた内容は伝承途中で尾ひれがつく。
そういうものです。
そうした虚像に対し、敬意を払い続けることは不本意です。
思い入れが深い気になる偉人がいれば上記のフーチを使い、
調べるようにしているのです。
たとえば。
私が自分をフーチでチェックすると、
徹底的に( 知 )の動きが繰り返されます。
( 愛 )ではなく、
ボディワイズという名のごとく( 知 :|縦長の回転 )が現れる。
円を描く( 愛 )のフーチがあらわれるほうが安定し成熟した姿ですので。
残念だとショックを受けるものの、
知的好奇心が先走って暴走するときがある傾向を客観視して納得しています。
いずれは、フーチが大円を描いて回るようになりたいと真剣に願っています。
そのような切ないこともわかります。。。
最近、フーチでチェックした方、杉山和一先生(杉山和一検校)。
杉山検校は本名を杉山和一といい、慶長15年(1610)、伊勢の国に誕生しました。
幼少の頃に失明し、有名な鍼医のもとで学びましたが実らず、
江の島弁財天に21日間籠もって礼拝を続けた結果、管鍼術という療法を創案し、大成したと伝えられます。
鍼・按摩技術の取得教育を主眼とした世界初の視覚障害者教育施設とされる「杉山流鍼治導引稽古所」を開設した。
これには鍼医として仕えた江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の支援を受けた。
私がつぼくさの自然界での生育状況を観察するため、江の島に定期的に通っていたのですが、
そのときに杉山和一先生の像を見つけ、そして墓所があることも知りお参りするようになりました。
ですがそのときは日本で初めて視覚障碍者が自信を持って生きる術を教える稽古場を作った偉人とは知らず、
条件反射的にお参りをさせていただいてました。
本所一丁目にある「杉山流鍼治導引稽古所」の地に建てられた江島杉山神社にもお参りにいき、
それから杉山和一先生をフーチでチェックさせていただきました。
愛情深い霊性を持つ印の大きくスピーディな円を描きます。
伝承を聞けば、大きな円を描くはずと思えた偉人が、
意外に期待を裏切られることが多々あります。
自己中心的だったり、自然の摂理にそぐわないのは、隔絶された壁の中でもがくような印象の中にいて、苦しい状況です。
時としてそのようなフーチパターンがあらわれることがあって、意外な思いをすることもあるのです。
ただ江の島の福石や杉山和一検校の墓所から発せられる信念の人、信仰の人が持つ澄んだ熱を帯びた気を先に感じていたため、
期待通りであると確信を持ちながらフーチを使って、円を描いたときの大きさや速さをみて、新たな納得を得たところがあります。
世の中にはすばらしい御仁がおられると感じ、
それで先日、鍼灸師の知人に江島杉山神社からお授けいただいた
鍼の学びが進むようにという願いが込められた御守りを送らせてもらいました。
その知人はもう鍼は打たないといっていたためどうしたものかなとは思いましたが、
鍼を打つ打たないに関係なく、その御守りからくる「杉山検校」の澄んだチカラは、
その人の身体を守る愛の波動を出していることが伝わってきます。
その意味で、気に入った際は身に着けていただければと思います。
本当は御守りを押し付けるようなことをすべきではないのですが、、、。
また、これは余談でございますが。
私自身、生まれてこのかた腎気が弱く苦しんできました。
幼少期、マッチ棒のように筋が育たずやせ細っていて、
施術をはじめた当初は、身体を衰弱させ何度か死にかけています。
現実問題として、いま、私が生きていられるのは、
長期にわたり休業を許してくれた家族のおかげです。
それが江島杉山神社にお参りさせていただき、金色の杉山和一先生の座像をお授けいただき飾らせていただいたときに、
いくつかのインスピレーションを授かりました。
それは施術上では、お客様の体内の深部感覚が格段に測りやすくなったという点もありましたが、
あともうひとつ。
別の感覚を鋭く磨かせていただき、
はじめて「腎気が立つ」感覚が身にあらわれました。
腎は精を蔵している臓です。
精が不十分であることから、
苦汁をなめてきたことも多々身に覚えがありました。
それがおさまるのは私の夢のひとつでしたが、
そこがかなうところまできた実感があります。
腎は精を貯蔵し、髄(骨)を生むのです。
髄は脳髄の同じところでもあり脳の健康を産むのです。
そして骨の若さを産むのです。
この精が外へと出る・かかわる下地となります。
求め続け食養生でも腎経の経絡刺激でも、腎経の筋への刺激でも、
さして改善が見られなかったものが、
昨今の社会情勢が大変な折にいい方向へ変わった実感がもてたのも。。。
それもまた、必然の流れのうちのひとつのような気になっております。
私の腎が立つ過程で、腰椎の狭窄していた部分がバキッパキッとクラック音を立て、
これはいったいどうしたことかと不安になり、消化器に一時的な不具合も出ました。
ですがそれも今考えれば、腎が捻じれ倒れた状態を立たせるときに副次的に生じた現象でした。
金色の杉山和一先生の座像をお授けいただければ自動的にこうなるというわけではないのですが、
私が知人にわたした御守りにも、そのような作用を甘受しうる{【重要】受け入れる能があれば}、
私と同様なことに落ち着く可能性があります。
その鍼灸師の知人も腎が問題がでてきていて、
私のところまで遠方から施術を受けにきてくれているからです。
最後に、YouTubeで「杉山検校」の修行時代からのエピソードを語る映像がいくつか見受けられました。
そちらのうちのひとつに、杉山和一を支えた奥さんの「せつさん」の視点で語るお話がありました。
(※ 本職の講談師ではない方だと感じられましたが、せまりくる迫力が心に強く響きました)
お時間とご興味がありましたら、ご視聴いただけましたら幸いです。
江戸期の盲目の偉人杉山和一と徳川綱吉の足跡Vol.4
来週あたりのくもりの日を見繕って、
江の島にフィールドワークとしてのつぼくさの観察と、
杉山和一先生のお墓参りにと思っています。^-^
大腰筋、腸骨筋への対処は、積極的にすべきか? 私個人の考えでは、大腰筋の自己矯正はリスキーなので手を出さないほうが無難。手を出すときには、施術者レベルの知見が必須の筋肉のうちのひとつだから。
大腰筋と腸骨筋をセットとして考えて、
総称として腸腰筋という名で呼ぶことがあります。
この腸腰筋の扱いについて。
腸腰筋の異常を見つけたら。
臨床経験豊富な施術家の方なら、
ここは腰椎の位置のずれや脚の作動の問題、
それに股関節のはまりや、
骨盤のずれ、
脚部へ流れる血液やリンパの流れにも影響がでる。
その他、いくつもの不調原因を直すことができる重要な治療点となる。
体幹をささえる力の作用から考えてみたら、治療必須の筋として10本の指に収まるほどの重要な筋肉だといえるでしょう。
私はお腹のチェックというときは、
臓器の位置や硬さなどの不具合も調べていますが、
それと同様かそれ以上の精密さで腸腰筋を観て修正をくわえています。
ですが、この腸腰筋。
私が整体の学校に通っていたかつてのとき。
腸腰筋を、持続性あるごくごく弱い圧で調整をするやり方を教わって、
受講生同士がそれを互いにやっていくことがありました。
すると、翌日。
いまだ感じたことがないひどい腰痛を得て学校を休んだものが30人中12名。
正直、講師は受講生上がりの若い先生でしたから、
教え方が適当だったんだろうと思います。
でも一応はSOTという特別な施術法のテキストは配布されているため、
それを皆さん、注意深く読みながら手技をした結果が、12名の腰痛や下痢や発熱。
大腰筋の手技のやり方はテキストには図入りで解説してあったのです。
ですが今考えてみれば、
大腰筋の状態の読み方は、まったく書かれていなかったことを思い出す。。。
大腰筋も、その筋肉が上から下まで全体が硬くなっているわけじゃない。
それで大腰筋全体を観察して、鼠径部部分の大腰筋が硬いか、へそ下か、へそ横か、みぞおちのところか、
など硬さが際立つ部分のみを探し出して、その部分を緩めていくなら問題はこんなに深刻なことはなかった。
いま、私が大腰筋をチェックするときは、大腰筋の内側と外側を陰陽で分けて考え、へそを中心に、上下や鼠径靭帯との癒着の様子などを視ていきます。
それだけでも詳細なチェックで、片側の大腰筋につき12か所を手で触れて状態を確認してからそちらへの対処をします。
そうすることで分布された異常な硬さ部位を的確に把握して、その他の正常部位への硬軟の幅を減らすように仕上げるのです。
そのようにすれば、先ほど私が整体学院に通っていたときに起きた、大腰筋を調整して起きた問題に陥ることがなくて、
理想的なそこを治療点としての筋の扱いとして改善をうながして全体の状態を整える重要基幹としてもちいることができます。
ではなんで、腸腰筋を解かれた受講生たちの多くにこっぴどい腰痛が起きたのでしょうか?
たとえば臍脇に大腰筋の硬化が著しいものが単独であれば、そこを緩めて、大腰筋の全体の緊張を弛緩させればいい。
それが、その硬化したところの硬さが鋼のような硬さなため、なんとなく教科書通りの手技をしてみせて解けたつもりになった。
そしてそこの極端な硬化の芯が放置されているまま、他の柔軟性がまだあるみぞおちの大腰筋部分などの解けやすかったところは、
解いて反応があるからどしどし解いた。。。
その結果、大腰筋内に硬軟がさらに著しさが増すことになった。
ひとつの筋内で硬軟の差が増すことは危険なことで、それは筋繊維の断裂へとつながります。
それが腰痛原因です。
確か2名程、それでぎっくり腰になっていた。
ぎっくり腰は、大腰筋の筋繊維が一部断裂しておきる症状なのです。
そういうことを私は体験していますので、
施術で大腰筋を解くには十分な触診力と対処法の熟練度を要するものだと思っております。
ただし、つぎのような場合は、少しのトライはできる状況だと思います。
たとえば施術者が、そのお客様のお腹部分の大腰筋の硬化位置を特定して伝えておいて、
その部分を少しだけ念入りにケアしてくださいねというのは「あり」です。
たとえば。大腰筋ストレッチも、正直言って、それが契機で腰筋をおかしくするひとが出てくることがあるため、
普段からバレエとか柔軟を丁寧にしておられる方は別ですが、
そうでなければ、やりやすいからと言ってそれを一生懸命やりすぎては危険がでてくることがあります。
※ 大腰筋ストレッチ とネットで検索すれば、その解説をしたページが容易にいくつもみることができるでしょう。
つまり大腰筋が硬くなるっていっても上下30㎝にわたる棒状の筋肉で、
それがまんべんなく同様な硬さになっているということはないのです。
すると、、、大腰筋のストレッチをして、伸びやすいところは伸びますが、拘縮が先に強くなっていた部位を持っておられる方の場合、
先ほど申した一本の筋肉の内部に硬軟の差が著しい状態が現れるのです。
そのときに容易に筋繊維が裂けるんです。。。
そうなった結果、不調に陥ると、よい見立てをして対処をできる先生が身近にいなければ長く患うことになります。
(※ そういった方を、大腰筋ブームのとき、私は多数見てきました。
私も、このかたは当時の私の技量では対処できないという人が2割ほど含まれており、
相当苦労して、改めてその大腰筋の再構成をしていくといったことをして、まぁまぁのところまで引き上げた記憶があります。
ただ数名の方は、当時の私の技術では無理だと判断して、他の治療院を探してくださいと早々にお伝えしました。
かなり失望されたはずですが、こちらで大腰筋に異常が出た状態が長期に維持されると、お客様の身がヘルニアとなるほどの
前後彎曲があって椎間板が危険な状態でした。
それは緊急を要する状態で私の所で対処を研究するからと引き留めては、お客様の治る機会損失になると考えました。
お客様がお帰りになられるとき、バーンとドアが壊れるほど強く締めて行かれたことを覚えています。
いまなら、右側のみぞおち奥と左側臍より5センチ下の硬結を緩めればいいというのはわかっています。
当時は、左右両側の大腰筋を24か所に分類して見立てるような発想は、私にはありませんでしたから。。
いまも、緊急を要するならそうするしかなかったと思っていますが。つらいですね。。)
自身でおこなう安全な対処法としては。
大腰筋を自身でマッサージ用のごま油やピーナッツオイルをもちいて、
大腰筋の部分を軽度のマッサージを加えるというやり方は、比較的ダメージもこもらずに、
自身で大腰筋の状態の傾向を把握できますし、自身の大腰筋をどう使ってどう凝らせているかを理解する助けになります。
大腰筋が臍脇辺りやみぞおち奥などで硬くなると、石の硬さと冷えの状態になってしまうこともあるため、
そのような状態へ進んでいた場合には無理して自分で解くことは控えて、施術をする方にまかせたほうがいいこともあります。
そしてそこまで硬いわけじゃないとわかれば、自身での筋肉の流れに沿ったマッサージで力の加減を弱めにして繰り返しの手技を大切にする。
そうしたことをする場合には、効果的なセルフケアとして成立すると思います。
またオステオパシーの手技のひとつにあたるストレインカウンターストレインという手技には、
大腰筋や腸骨筋の筋膜リリースをするやり方があります。
以前、お客様には仰向けに寝て足を椅子の座面に乗せるような姿勢で90秒キープといっていた、
その手技ですね。
これは比較的、反動が少ないとされる手技のひとつだと感じますが、
ですが、それでも現在の大腰筋の状態が本当に問題であるのか、または臍の横とかみぞおちの大腰筋部位とか、
どの部分が異常拘縮があるかという状態が施術をする者が正確に把握して、わかって、
そこへのリリースに一点、焦点を合わせて解放される姿勢を探るのが本来のものです。
私が、お客様の大腰筋をカウンターストレインでリリースするときには必ずそうしています。
ホームプログラムとして、施術者が100点を取りに行くのに対し、
50点を取りに行ければいいんだというときには使えます。
ただしやはり現状把握が正確でない場合は、誤診以前に問題を含んだ状態だと考えてください。
なのでやってみて不具合を感じることもあるはずです。
イメージできない痛み等の不具合を感じたときには、速やかにその姿勢を解除して、しばらくの間、
横向き寝で多少丸くなる感じの安静の姿勢をとります。
大腰筋は深層筋のなかでももっとも深い深層筋です。
そこは最後の仕上げに見るか、または既に表層筋や中層筋といった、骨を動かすための筋肉群を緩ませるのを先に解くことが重要です。
大腰筋を含め深層筋と呼ばれる筋群の役割は、骨格の正しい位置に保持させる作用を強く持ちます。
つまり、深層筋を外的な圧等で変更する場合、どのような骨の位置のずれが見受けられなければ、
正しい方向にばかり修正をかけられるわけではなく、先ほど申したような腰痛を引き起こすような、
腰椎の並びのずれを加重させて不具合をあらわすようにもできるのが深層筋をいじるということです。
なので表層筋や中層筋をリリースした後にどのようなところまでそれらが解けたかを把握し、
それをもとに正確に骨をどう並べて設置していくかのプランを立てた状態まで計算してから解くべきなのが深層筋。
そして大腰筋はそのようにすべき際たる筋肉なんです。
そう考えると、実はカウンターストレインのホームプログラムも、安易にやりすぎると、
かえって左右の大腰筋の筋肉の硬軟の状態がならされる方向ではなく、逆に離れるなら、
それでもぎっくり腰になるリスクはあるんですね。。。
そういったリスク回避をするために、
深層筋のリリースは後回しにして、
先に、表層や中層筋というセルフマッサージで安全に解けるところをきっちり処理していくことが勧められます。
それが十二分に済んだ時、大腰筋への修正手技へ手を伸ばすというのでしたら、
自身の身体内部に位置する大腰筋の精密な状態を把握しているようでしたら。
そのときは圧法でも、カウンターストレインでもよいので計画して解くようにするといいでしょう。
施術は、修行により高度な施術技術力を獲得した力をベースにして、通常の意識よりちょっとだけ瞑想状態にいるくらいがちょうどいい!?
先だってYouTubeを観ていたら、
深い瞑想状態になれば、身体なんてかんたんに治せるのだと言い放っていたヒーラーの方がいて。
そういう奇跡を全否定しようとは思わないが、
肯定したい気にはなれない自分がいました。
YouTubeでの語られた主張を映像で断片的に観ただけでは、
そのものの背景のすべてがわかったわけではないのはわかる。
でも・・・その映像に映る人物の顔のパーツを読み、
どういう骨相かを観察して、そこにずいぶん内在するゆがみやひずみが見て取れてしまうと。
「この人は、誰をどこに連れていこうとしてるんだろうか」と不安に駆られたのです。
それはどういったことか。
少林寺の僧を例に挙げて、
私なりの説明を付けさせてください。
少林寺で体を鍛える僧侶には、
木にドリルで穴をあけたような跡を指先のみで与えることができる者がいます。
ただし、この難行は通常の状態でおこなうことは不可能です。
深い瞑想の状態にはいってのみおこなうことができるようです。
絶対無敵!誰にも倒せない少林寺の僧侶たち
(上記写真の少林寺僧の修行風景が映る、もととなったYouTube映像)
私たち施術者も、
すでにその施術技術の知識や経験を十分に積んで習得した後に、
それをお客様に対し施すとき。
深い瞑想状態にはいったといえる意識の安定し、
時間も空間も自他の隔たりも薄らいだときになす手技は、
あとになって振り返ればよくこれができたなと思えることがあります。
ただ、、、深い瞑想状態にならないと施術ができるわけではない。
深い瞑想状態がデフォルトとしたとき、施術の非成立が出てくるリスクが生まれるのです。
深い瞑想状態といった気づきの境地にまでいたらなくても、
通常の施術で観察眼を磨いてみるべき個所を診て、
それに基づいて手を出した手技の繰り返しには。
そこに職人としてのさらなる観察による気づきから起こる工夫が加算されます。
そうやって現状を広く深く『わかる・理解する』ことができるようになれれば、
他には追随が難しい積み重なる技術へと展開されていきます。
そうなると通常のβ波という瞑想状態じゃない脳の状態でも、
高い施術技術の提供が再現可能です。
人は誰しも、その日の体調やメンタルでの好不調もあります。
体長不良やメンタル不良で深い瞑想状態にはいるのはムリです。
自らの腹のくだしに意識が奪われたり、失恋中真っただ中では平静にいるのはできません。
がんとして自分は大丈夫だといわれる者がいたとしても、
ちょっと筋反射テストをすれば、確実に筋力の弱化があらわれている。
それが人間なんですね。
それでもそこそこの瞑想状態にははいることはできるもので、
そこに高い既得技術力を組み合わせて運営していく施術院が現実的だと思います。
そして今日は最高の施術ができたと実感する機会があるとすれば、
高い既得技術力を、深い瞑想状態で存分にいかせたときなのです。
それにほんとうに神様でもないかぎり、
深い瞑想状態にはいったとしても誰しもが少林寺の修行僧のように指を鍛えており木に深々と穴をあけられないのと同様に、
深い瞑想状態にはいったら、どんな奇跡が起こるというのは期待してはいけないのです。
おそらく通常の意識状態よりかは多くの的確な仕事をこなせるキャパは上がっています。
それは緊張した心身の状態よりも、瞑想状態のほうが感受性豊かに観察力を保ちますし、
右脳のもつ今までその人が体験してきた、いま、この事案で応用が利く事項を直感的に思い出すこともできるからです。
そうであったとしても、少林寺の修行僧がした指の鍛えをせずに木に穴を掘ろうとしても開かないか、指の骨が骨折するものです。
自己を変えるには瞑想の主に右脳の働きに加えて、下地にフィジカルなポテンシャルアップや、左脳に十分な知恵や経験がはいっていること。
そうした場合に右脳と左脳をつなぐ脳幹がブロードバンド化して情報のやり取りを密にし始めることで、
奇跡のようなことをかなえてくれるのでしょう。
そこが落としどころだと考えて修行する少林寺僧のような人は、
たゆまぬ修行を日々こなすことに充実を感じ、ゆるぎない進化を続けるでしょう。
なかには超能力的な力を誇る方もいるようです。
なぜその変化を生じさせたかがわからないで起こしたものの波に特有の理由が腑に落ちなさがでてきます。
そういうときは、一手先は読めている手が出せていることもあるのですが、
三手先や五手先を読んでの布石は打ててないことが、後にわかってきます。
ふつう、施術者は将棋や囲碁のプロと同じように、総合して盤の上の戦況を観て、どう自分が動けば相手が動くかを想定しているのです。
それと同様に施術でものを観ています。
だから、大きな身体内部の変化を作り出しても、収まりどころを見出してまとめあげた状態で施術を終えることができるのです。
身体づくりのできた人の安定体崩すのは、私には無理でした。 ^-^; いやぁ、、、おどろいたです。
先だっての施術で、
しんそこ驚いたことがありました。
以前、ブログで書かせていただきました、
身体づくりに取り組むことこそ、ボディワイズの描く理想の社会像(目黒不動尊の福珠稲荷前で)
http://bodywise-note.seesaa.net/article/490270558.html
こちらで紹介した身体づくりは、ざっくりした内容でしか紹介しておりませんが、
施術をお受けいただくお客様に対しては、
ステップバイステップの階段を上に進む形でもう少しわかりやすく詳しい内容をお伝えすることがあります。
そのときのこと。
「身体づくりは、微差を埋める繊細さを読み取る息遣いで自分を制御することだ」という内容を、
人体の部位をいくつかに分けて微修正をかける要領をお伝えしました。
じつはこれは、他のお客様にはまだお伝えしていないことです。
それは、、、コロナ禍の影響のなかでも、
「鈴木君のところは電車ですぐだから」といって、
アフターフォローの施術から現在まで通い続けていただいておりました。
(多謝!!ありがとうございます!)
そしてアスリートではないのでしょうが、
筋感覚や身体をどう操作するかという操作の勘所を的確にとらえることができておられます。
「数ミリの微差変位を感じてそれを埋めると、反動がすごいから、参考にだけ説明を聞いてね」と前置きをしつつ、
身体づくりの微差変位を埋める操作の大切さと、実際にお客様の場合、どのようにそれをなせばいいかをお伝えしました。
複数の微差変位を埋めるよう指導されると、多くの方は、ひとつの部位の位置を決めても、次の別の部位の位置を動かすと先に決めたものが狂う。
それが繰り返されて、まだまだうまくパフォーマンスが底から発揮できるものではない状態になる。
だが、それでも胸の胸骨のこの一点を押されると、重心安定ができてなければカンタンに崩される点を推すと、
それでも先ほどの通常のその方が立った時にはへにゃと崩されたものが、なかなか崩されにくい状態にはなる。
その変化は、圧をかけて胸骨の一点を押して崩そうとする私にも崩しづらさからわかるし、
圧をかけられるものも「あれっ?なんだか安定してるぞ!」と体験を通して理解できます。
そして、私はこれ以上の力をかけてしまえば重心が崩れて倒れるという直前で止めるので、
お客様には、確かに身体づくりの要領が身に付けば身体が安定するんだという印象付けができるのです。
それはある意味、申し稽古のようなもので、お客様の中の潜在している可能性を引き出せることが目的。
ですが、せんだってのこと。
そのお客様が身体づくりの流れの微調整をなされた後、
お客様の胸骨の「ここを押したら大の男でも簡単に崩せるという要点」に触れて圧をかけました。
ここからは、私の心の声です。
「確かに、しっかり重心が安定している。
それじゃ、もうちょい、圧をかけてみよう、、、
あれ? 安定しっぱなしで、私の圧が負けてる、、、?
それじゃ、もうちょい、圧をかけてみよう、、、
この圧は、私の体重を私の手の骨を通して移動させて20キロの重みを一点に配る圧。
そんな圧だから、ある程度、合気柔術をなさっておられる方も、揺らぐはずだ。
(私自身、大人げないと思いつつも、壁に負けて焦りだしています)
あれ? 安定しっぱなしで、私の圧が負けてる、、、?
な、なんで、ですか?
お客様は、普通に話をしている。。。」
そこで感じたこと。
人間って、すごい。
重心の安定がはかられた状態では、
気血の流れ、津液の流れがもっともスムースになる。
それは脊椎のような中心にある大黒柱が、呼吸により下方へと上方へとのびやかに伸長収縮をする。
たとえば、
ぞうきんを絞るとき。
以前は私は濡れたぞうきんの端と端を持って、とにかくねじっていた。
だがそれでは絞ったときの水の切れが悪いことに思案していたのです。
すると、いったんぞうきんの端と端をピーンと引き延ばした状態にしてからねじるときに、
先ほどの倍以上の水が楽々滴ることでしぼり作業が格段に効率が良くなることに気づいたことがある。
これは、私が施術をするときにも筋を伸長させることで、内部の停滞した液を数倍も効率よく流れを創ることができることに気づく元になった。
(身長が脊柱の部分狭窄等によりショートしだした方は、
多かれ少なかれ、循環器やリンパの流れの問題が内部に現れていることがほとんどです。
そうなったなと思える方は、注意深く現状を観察していただければ幸いです。)
そして実はこのお客様は、指示の理解の咀嚼力と身体操作の技術と身体感覚のよさから、
理想の脊椎の大黒柱の上下の伸長収縮がなされた瞬間があって、
こうなったときに体液の流動の停滞部が大幅改善されることで、
内部的な血や津液が停滞部位にいつく元が消えていく。
そうなると、私がそこで手を触れてどこに向けて圧をかければ崩せるかが、
まったくもって想像がつかない状態に陥ります。
まだこちらのお客様は胸椎や腰椎で詰まりがあって、この圧勝のパフォーマンス。。。
合気柔術をなさっておられた方だって、
私が脇を絞めて呼吸を読んで、胸骨に手先を当てているが意識は胸椎11番に圧をねじ入れれば、
ぞうさもなく崩せたのに、、、。
まったく、かなわない。だめ、、、じゃん。
あーあ、負けたな。これは、、、と、くらっとしました。^-^;
私のお客様の胸骨を必死に押す中指が痛々しくぷるぷる震えがとまらないのです。
私は表情に動揺が出ないタイプなのでお客様は気づかなかったと思いますが、
かなり狐に騙されたかのようなことでした。
私自身、実はこのときのお客様から希望をいただきました。
そのおかげで、また自分自身に変異の微差を埋める操作をするように取り組んでいます。
私の場合、これをすると、必ず便秘や下痢のひどい症状が現れてしまう。
下部腰椎のずれが正常に移動されるように強制しているわけですが、
いままでのずれていた自分のそこの起き続けた位置から離れたとき。
そしてそれが微差を埋める微調整であればあるほど。
そしてそこいイメージを描く力が同時進行で歩んだときに、
やっぱり今回も、地味にそこに苦しむことになっているのです。
あとは背中がバリバリになって、緊張がひどいような錯覚を感じた。
それは凝ったためではない。
やわらいだときの麻痺部分からの異常を聞ける状態に移ったときの苦しみです。
実際のところ、筋肉が硬化して苦しむときの苦しみは耐えることはたやすいが、
やわらぎが進んで内部の筋の炎症が顔を出したときの苦しみは耐えがたい。
筋硬化が進むと苦しいんじゃないのかと思われるかもしれませんが、
筋肉の硬化が深部に届けば血行不良の進行で、虚血状態が現れます。
そうした虚血からは痛覚神経を働かせることができなくなるため、
苦痛を感じていた部位が麻痺をし始めるのです。
自らがその苦痛に麻酔を打つからです。
ですがやわらいだときの麻痺が進んだ時は、そうしたマヒが起きることがなく、
さらに麻痺していた痛覚神経が覚醒していく。
心の根っこを削るほどの痛みは、元あるカラダの状態に回帰するときにでます。
そこが癒えるまでのレベルまで微差を埋める微調整をして、乗り切るしかない。
またはその苦痛に負けて、元の変位に帰るか。
情けない私ですが、苦痛に負けて元の変位に戻したことが3~4回はあります。
まじめに心を折るほどの苦痛だったからです。
私は腎や肺に幼少期から器質的なネガティブなものをもって生まれてきたため、
そこにまで改善への手を出すようなそぶりをみせたときは、
容赦ない苦痛が内側から満ち出てきます。
そして数日、息も絶え絶えで寝込み、計画は途絶えたのです。
そういった失敗談を持つ私ですから、
こちらのお客様には、その私の体験があって、
そういった苦痛や不安がわきおこるところがあって、
参考までにこういったことがあるのですと紹介だけさせていただいたのです。
こちらのお客様も私が微差を埋める微調整を手助けさせていただけなければ、
今回の状態は再現できないと思うので。
「へぇ~。こういうのってあるんですね」と
自分の体の底に眠る可能性を紹介されたと感じ取っていただけたことでしょう。
それでも客観的に観て、
「なんか、不思議なのよね~」という体験がでてきたとうのも、
おもしろいもんですよね~。
そして私が感じたのは。
このような安定体になれた身体づくりのできた者が、施術を提供できたなら。。。
どうなるのだろうか。
そのようなあこがれを感じることができました。