感情のアレルギーについて

感情のアレルギー。


あまりこの言葉を聞く事はないでしょう。
感情がアレルギーを起こす。
ちょっと想像できないでしょ。
でもアレルギーといってよいような反応が、
ごく普通に起きている事を知り驚きました。


アレルギーというと免疫が過剰反応を起こすこと。
花粉症ならばアレルゲンになる花粉が作用して、
免疫力が不安定になっているところに降り注ぐ。
必死に免疫力を発揮するがかえってアレルゲンの入ってくる量以上に、
免疫システムの過剰な反応を起こす。
それでくしゃみが止まらなくなったり、
目がかゆくなって鼻水がでてくる。


花粉症と同じかそれ以上に感情のアレルギーは、
身体への影響を及ぼすという。
脳科学の発達によりその仕組みや影響がでる場所が特定できる。
具体的に脳のシステム構成がわかってくる事で、
感情のアレルギーの存在が虚ろなものからとてもリアルに理解できる。


感情のアレルギーが起こる事で、
大脳や脳幹への出力が不安定になるのだそうです。
それが改善されて肉体的にも精神的にも安定する。


だから感情のアレルギーを改善する事により、
自律神経系の不具合が改善することもある。
他にも不思議な成果が上がる事もあるという。


そのような記事をいろいろ調べてみると、
心理的なアプローチの奥深さに興味津々。