『いつもの自分らしくないことをする』と癒しになる

例えば『動物の動きを真似て動いてみる』

中国憲法で有名な蛇拳は蛇の動きを真似たものがある。
蛇の体捌き、攻撃の仕方などのエッセンスを得て拳法としている。


ただ動物の動きを真似ることで武術スキルが向上するという
利益を得られるだけではない。


それ以上の意味が『自分らしくない動きをすること』にある。


自分らしい体の筋肉の使い方。
その習慣の中で心身が縛られていく。
その習慣に沿って人は心身を病んでいく。


この事実をワーカーや施術者は理解しているだろう。


身についてしまった体に負担のかかる使い方。
体の左右バランスを崩す使い方でもし続ける。
体に負担がかかる使い方を身に付けて体に痛みが出ても、
それとは気づかないでいることも多い。
それだけではない。
不具合を指摘されたり、
自覚して気づいてもその修正ができないことがある。
長年かけて身につけた悪癖をぬぐうことは難しい。


そんなときのキーワードは『いつもの自分らしくないことをする』こと。


日常生活では使わない動き方をするレッスンです。
それが体の使い方の再編集となります。
筋肉や心理、そして脳の使い方の癖をも
変更を目指すことにつながるのです。
いつもの自分らしくない動きをすることが
癒し』につながるのです。