蓄積疲労を許さない!


腰痛や首の痛みなど。
突然に起きることがあります。


もちろん私もハードな仕事のあとに、
それに見合っただけの負担が体に残ります。
生理的な身体のゆがみが生じたということ。
筋肉は体全体が均等に使われているわけではありません。
たいていが左右不均衡に偏りが出てしまいます。
偏りとは左右の使いすぎた筋肉部分が筋肉の拘縮を起こしている状態。
その偏りが繰り返されて蓄積する。
すると腰痛や首の痛みなどの症状が起きます。


多くの場合にはどうしようもなくつらくなる前に、
必ずいくつかの警告サインが気になる痛みや張りとして出ます。
このときにその警告の意味を理解していれば、
偏りが蓄積しすぎないうちにリセットできる。
そうするように軽微な痛みなどの警告が生理現象として活躍するわけです。
これ以上状態を悪化させない。
この理想的な状態をかなえられると、
体の筋拘縮による肉体の老化を防げます。
体の偏りがない柔軟な若さが保てるのです。


逆にこの警告サインの無視をする。
『ちょっと痛いくらいなんだ!!私は負けない!』
と考えてしまう。^-^;
ここで大切なのは勝った負けたかの問題ではないのです。
体感で痛いな〜と感じているのは事実。
素直に痛みを感じ不快感を与えて改善を促していると理解すべし。
負けてなるものかと思うと、
結果的に痛みや張りなどの感覚感受性を自ら鈍化させるのです。
その鈍化は暫くすると痛みなどの不快感を麻痺にまで追いやります。
この鈍化と麻痺を多く体に蓄積内在させることが体の偏りを固着させる。
ついには何もしていないのに突然の激痛が襲ってくるように感じてしまう。


だがそこまで至る過程がしっかりとあったのです。


何もしていないのに急に痛み始めたときには、
このようなメカニズムがあることが多いのです。


とりあえずこの場合には、
体の中心線を読みバランスの前後左右などのゆがみやずれをチェックする。
すると必ずひとつまたは複数の筋拘縮パターンが発見できます。
この場合にはワークなどで外的な圧をかけてリセットすることも出来ます。
キネシオテーピングやストレッチポールなどの利用でサポートすることも出来る。


ですが感覚を鈍化させずに負の蓄積を増やさないようにすることがベストです。
もしそのようにできるようトレーニングするのならば、
テーピングも他のサポートも役立つけど対処的なもの。
そんなふうに言うことも出来るのです。


そしてこの軽微な痛みや張りの不快感から、
警告の意味を理解することができれば、
自分の体への信頼感が増していきます。